表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

最後のプレゼント

メリーゴーランドの白昼夢

作者: 三日月みか

メリーゴーランドの白昼夢に

私とベサニーはうなされながら

回る舞台で踊るのだ

それは何とも代えられない幸福

ベサニーと愛と欲情と、他に何がいる?

何もいらない

君が幸せなら、何もいらない


ベサニーは張り詰めたピアノ線

繊細で壊れやすい、美しいベサニー

ねぇ、このまま踊り続けよう

私の足がもげるまで

ベサニー、君が壊れないように

慎重に愛でるように踊ろう

透明の微笑みが幸せをもたらした


メリーゴーランドの白昼夢は

何も救えやしないのだ

ベサニーを狂い踊り殺し

私を罪深く仕立て上げて

夕陽は落ちて罪の夜


幸福の日々は白昼夢

それでも私は愛してる、ベサニー

ベサニーは私の全てだから

見えなくてもわかる

ベサニーは私の目の前で微笑んで

透き通る微笑みが

ほら


読んでくれてありがとです。

愛のお話でした。

これからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ