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プロローグ
完全オリジナルなので、あしからず
――――黒雲谷
そこは文字通り、常に黒雲が空を覆い雷と雨が降り注ぐ、誰も近寄らない谷。
故にその谷に唯一存在する洞窟を抜け、ある者たちしか通ることのできない結界に守られた里があるということも知る者は誰一人いない。
ある者とは里に暮らす一族のことで、「雷黒狼」と言う狼の一族。
そして、その里は「黒狼の里」と一族から呼ばれていた。
これは、この里で生まれ育ったとある青年の過去の物語―――――
とうとうやってしまった・・・。
これから更新できるか不安ですが、よろしくお願いします!




