言語の詰め込み
寒さを感じる。
多分冬なのだろう。
動く気力はないから確認もしないが...
そうだ、左腕 触れるのだろうか?
それが在るような感覚なのに動きやしないそれは質量があるのか?
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何を言っているんだ?
外国語は守備範囲外なんだがな...
あと少し...もう少しで届...く...?
手の甲に眼球...?
まて、 ? は? え
分からない事が増えられても困るんだが?
な...おい! 引っ込むな! 何なんだよ!
説明しろよ !
...何なんだよ
説明しろよ!!
...展開が飲み込めないのにドアの音がする
多分自分の家族だな
本当になにか一つ答えをくれ...
なんでもいいから...
もうなにも分かんないんだよ...一気に詰め込まれても...
「な...おい!大丈夫か!?」
男性の方は父か?何で声が...って意識がない...それも多分物心が付いていない時期に何となく記憶しているのだろう。ただ文字は分からないな...
「あ、うん...」
声は出た。返事もした。ただごちゃごちゃしててなにか教えてくれ。
「よかった...というか物心でも付いたか?
はきはきしてるというか、言い表せんが...」
そういうのは気付くものなのだろうか。そもそもこの世界の常識が分からんからなんとも言えないが...
そうだ、腕の話を聞こう。なにか知っているかもしれない。
「パパ、この前に落ちてる腕って...何?」
あくまでも三歳児なんだ。恐怖心があったっていいだろう。
それよりもなんと言うかだ。
「ああ、それか?
それはお前の腕だぞ~」
まあ、なんと言うかそうだろう。
自分には左腕がないからな。
「何でパパ見たいに付いてないの?」
これは率直な疑問だ。
そもそも疑問があれば質問するのが普通だろうしな。
あと普通に知りたい
「...なんと言ったらいいんだろうな。
まあ、率直に言えばそれは生まれつきだよ。
...ま、まあいつか分かるさ。今は分からなくてもいいじゃないか」
生まれつきなのか、これ以上ははぐらかされそうだな...
...?
何で自分はこんなに冷静なんだ?
それも妙に納得する感覚がある。
昔ならこんなのじゃない筈なのに...もっと質問する筈なのに...
...あれ?
何か...
「知ってるか~?ロア、そろそろご飯の時間なんだぞ~?」
...飯の時間なのか。
なんだか気持ち悪い感覚だな...
そういえば母が居ないな。
何故だろう?
「パパ、何でママは居ないの?」
...
だんまりか...何かあったにだろう。離婚か逃げられたか...
いずれにせよ悲しい何かはあったのだろう。
ここは素直に謝るか。
「...変なこと聞いてごめんなさい」
「いや、大丈夫だ...ただ」
「話さなくてもいいよ、辛かったんでしょ?」
返事が大人すぎたか?
あーあ、涙で顔がぐしゃぐしゃじゃないか。
確実に母と何かあったんだろうな。それも重いなにかが。
ただ確実に3歳児の回答ではなかったな。
転生前の年齢は8歳程度だからこの考え方もおかしいが...
まあ、何にせよこの世界で始めての食べ物だ。
並べられてるものに手を付けよう。
肉が多いが...
まあそんなものか。




