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いやな夢
...
温かい。
布団の感触。
本当にあれは夢だったのだろうか?
しかし、ここまで知らないことを補填されている?
頭痛はない。
しかし暗視もない。
夢なら仕方ないと割り切ろう。
時間がたてば答えがわかるかもしれない。
今日は平日の朝、登校時間の一時間前。
久々に見た腐った飯。
久々に見た蠅の集る玄関。
もう見飽きた家具の配置。
当たり前のようにある母からの罵詈雑言の置手紙と残飯の入った袋。
ボロボロのランドセル。
...
あれは見る気にはなれないな。
それと支度をしなければな。
...
幸い、登校中にあいつらには出くわさなかった。
良かった。
今日の分の宿題を先生の机に置いておいて、自分は裏庭のたんぽぽでも眺めてるか。
他の人のゲームの話なんて要らない情報の押し売りだ。
...?
あいつらが来ない?
いつもならそろそろ殴り込みに来る時間だ。
なんだ?
事故ったのか?
まぁ、あいつらのことを悔やむ必要もないか。
正直言って、ここより向こうの方がいきていると実感する。
こっちでは生きていても屍のようにずっと地べたしか見てないからな。
学校に行かせてないと育児放棄で逮捕だ云々言っていたからな。
給食費はないが授業だけでもできて良かった。
...
どうせ先生は味方に付かないんだしな。




