第84話、決着
「この程度で、俺の正義が砕けるか!、俺もそれなりの思いを持ってやってんだよ、禁術魔法『絶死絶命の槍』『極地獄門』『キンダムカリバー』『裁きの礫』『裁きの刃』ここで全ての魔力を使い果たしてくれる」
アラードの身体から全ての魔力がものすごい勢いで溢れ出る、
全ての金術魔法の攻撃が放たれる
「ニヒ、グオオオオオオー、全部トゥリーが、破壊してやる、」
トゥリーは全ての攻撃をほぼ1人で相殺していく
「なんなんだ、こいつは、ライトの勢力は、」
魔力を全力で放出させることで一時的だがものすごい力を引き出している、まさに無敵状態、まあ、実際はただものすごい勢いで魔力を流しているだけだから、三分しか持たないんだけど、
それでも時間稼ぎは完了だ、さあ行け!
「この世界を守るために、お前はここで消えなさい!炎帝剣、超!肉体強化魔法、超、魔剣強化魔法、超魔力強化魔法、超、」
「みんなのこの世界を守るために、死ね!風帝術、超!肉体強化魔法、超、魔術強化魔法、超、魔力強化魔法、超、」
炎帝剣がアラードを切り裂き追い打ちのように風帝術がアラードを襲う
「ガアアアアアアー、この俺を倒すというのか、俺は不死だぞ」
馬鹿な、再生が遅くなっている、ダメージはその場で回復するはず、ダメージが限界を超えてきているというのか、いやもう既に、
破れるのか
私の正義は
「お前の過ちはもう二度と起こさせない、今度こそ、この一撃で終わりにする、不死を打ち砕く黒き雷帝を!、」
過ちだと、
「認めない、禁術魔法『絶死絶命の槍』」
アラードは肉体の再生『唯我不死身』より『絶死絶命の槍』の攻撃を優先した
、アラードの頭上に生み出された槍がビルトンに向かう、
「そのまま進みなさい、神斬剣、究極、肉体強化魔法、究極、魔剣強化魔法、究極、魔力強化魔法、究極、」
「パリーン、」
赤い魔力の塊が砕けちり、その一瞬でアラードの傷がさらに深く血飛沫を上げた、
「私は元剣帝、あなたを止めるべきだった、あの時に、ごめんなさい」
「グガアアアアアアー、」
なんだ、なぜ謝った、グ、痛い、痛い、早く再生を、
「禁術魔法『唯我不死身』」
全力で肉体を再生する、完全回復までにかかる時間は僅か3、14秒こいつの攻撃が私に届くのが先か、それとも、私の全回復が早いかだ、
『1』
ク、このままでは奴の回復のが先に、もっと早く動けないのか、剣に魔力を込めて投げるか、いや直接奴を貫かなければだめだ、
『2』
どうする、全回復してしまう、このままでは皆の攻撃が無駄に、俺の一撃に全てがかかっているといのに、
「まずい、ビルトンの攻撃が間に合わない」
「このままでは奴が回復してしまう」
「ク、ビルトンくん」
ここだな、
フン、さあ、主人公を助ける実力者の見せ場だ!
「そのまま叩き込んでください、兄上!雷帝術、、、神!」
グットがビルトンの背後から、雷帝術のエネルギーを放つ、
『2、5』
早い、今まで流したことのない魔力の流れ、力は、
『3』
「ハアアアアアアー、雷帝剣、『極絶』」
『天が破れ晴天が現れる』
『3、1』
アラードの頭上に雷を纏いし剣が輝く、その大気中には天が砕けるかのように破れ、世界を震撼させるほどのオーラが流れる、
その剣は今まさにアラードを貫かんとした、
『3、2』
「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアー、」
その剣がアラードの肉体の大半を抉り切り、そこから大量の血飛沫が噴き出した
「プシャー」
その血がビルトンの体を赤く染め上げ、文字通りの血の雨が天から降り、この地にいるもの全てを赤く染め上げた、
「ガアー、グガー、」
体の感覚がない、馬鹿な、負けた、あの体の底から無限溢れた魔力が、
「なぜ空を、」
そうか、落ちているのか、地上に、あー、
「最後くらい、この晴れた空を、」
空は青く美しく輝き、地には赤く染まりきている、
赤く染まった地にアラードの頭部が落ちる
「負、け、た」
私の祖国は、滅びる、私の祖国民は奴隷か殺される、我が祖国は未来永劫大犯罪国家として後世に刻まれる、
フン、既に、我が国は『死に体』だったな、変わらない、私は変えられなかった、
「大丈夫、あなたの国は私が死んでも復興させます」
アラードの近くで誰かがそう言った
誰だ、今なんと言った、
「き、さ、ま」
ブランド王国の第三王子、グット・ブランド、こいつ、あの一瞬で小僧『ビルトン』の背後まで移動し、尋常でないほどのエネルギーを小僧に放った、いや奴の後ろには、、、ライトだ、奴がグットに魔力を送りさらに小僧に送ったというのか、
フン、そんなことは、もうどうでもいい、私はもう、ここで
「ゴールド王国の国民の命は僕が保障しますよ」
、、、フン、バカが、貴様1人でそんなことできるはずがないだろ、、、だが
「あらがとう」
その一言を言ったときアラードは息を引き取った、
、、、終わったな、
「グ、ウ、ハアー、ハアー、ハアー、」
ビルトンが地面に倒れていた、そこに皆が集まってゆく
「終わったね、ビルトンくん」
「大丈夫ですか、兄上」
他の剣王たちがビルトンに肩を貸す、
「ああ、勝ったぞ、助かったグット、お前のおかげだぞ」
ビルトンの微笑んだ顔おを見た時、ライトの本心から純粋な笑顔を浮かべた
「いえ、ライトさまがあの一瞬で僕に魔力を送り込んでくれて、」
「、、、我の力を送り込んだのだ当然だ、」
そうか、あれはライトの力か、いや違う、これはグットの力だ、ライトから力を送ってもらったとはいえ、グットお前の力だ
「フン、ともかく、これでやっと決着だ、我らも少し力を使いすぎた、城に戻るとしよう、いくぞライトジェネレーション」
「待て、、、感謝する、ライト」
「フン」
ライトたちは拠点に向かい飛び立っていた、
「さて、皆、国に戦勝の報だ!」
「オオオオオオー」
第二次人魔大戦、決着




