第66話、魔王の動き
魔王レオンハート デーモン
「『突然乱入してきた、ダークヒーローライトにより戦争を継続することが困難となり一時休戦し、剣帝ミロク•リクスと剣王ビルトン•ブランドにより撃退に成功、しかし両軍壊滅的被害を受けたとして戦争継続が難しい状況』だとさ、」
魔王の側近、四天王アスモデウス、
「なかなか派手に動いていますね彼らは、我々はこのまま高みの見物ですか?魔王様」
四天王アザゼル、
「戦争継続が厳しいとしても未だ戦争は続いているようだが、」
四天王アガレス、
「困難というだけで、降伏するはけには行かないのだよ、この戦争は人間界の未来をかけた人間たちの争いだ、半端な国同士の戦争とは訳が違うのだ、どちらかの国が完全に倒れるまでこの大戦は終わらないでしょう、」
魔界は人間との和平の前から自給自足の体制を確立しているため、特に影響を受けることはない、
「我々魔族の方針は変わらない、たとえどんな状況になったとしても人間側からの要請がない限り軍を動かすことはない」
魔王にとってこの魔族の平和に少しの喜びと安心があった、しかしこの今の現状維持が人間界によって魔界も混乱に巻き込まれることを危惧している、
四天王サタン
「何甘いこと言ってるんだよレオン、俺たちは誇り高き魔族だぞ、今なら人間も聖霊も満身創痍の状況だ、今こそ昔年の恨みを晴らす時ではないのか」
「サタン、俺の決定に意義を唱えるのか、気に食わななら魔王の座をとりにくればいいだろう」
魔王の座は、魔族たちの投票で決まる、いうなら選挙によって選ばれる他のが魔王、魔王となったものは四天王がまた新たに選挙し魔族から3分の2以上の酸性がないといけない、
しかし魔王には任期がない、四天王の誰かがその座をとりに選挙するか、自ら魔王の座を降りるか、
「今は誰も彼も平和を望んでいるそんな時代だからお前が魔王になることができた、だがいずれまた戦の時代が訪れるその時になったら貴様では魔王は務まらない」
サタンは魔王戦でレオンとの選挙でほとんで同票だった、厳密にいうなら訳380000票のレオンと訳379000のサタン、となり魔族がこんな僅差で魔王が決まることをやるさなかった、
魔王とは正真正銘魔族の頂点に立つものが魔王、魔族の誰もが絶対と認めるのが魔王なのだ、そこで異例の魔王戦が行われたのだ、
レオン対サタン、両者の激しい戦いは、旧魔王城を破壊するほどの巨大な戦いとなった、
結果はレオンの勝利となり魔王の座は、レオンが手にした、
少なからずサタンはレオンに思うところがあるのだろう、
「そこまでにして頂きましょう、魔王様、サタン、今は我々のこれからを決めているのです」
人間界は、帝国や大国なら大丈夫でしょうが、中小国家はなかなか厳しい現状です、
「人間は戦争によって死者がかなり出ている、これが面白いことに、自殺する者がものすごく減っているんだ」
「アザゼルその発言はどういう意味だ、」
「人間は戦争という目に見えた目標によって自殺者が大幅に少なくなってるんだよ、面白いだろ、」
「それは、自殺するものが戦死しているだけです、」
「人間界の状況は大体理解した、四天王は引き続き、人間界、聖霊界の動きに気をつけろ、人間界はともかく、聖霊界、また帝国の戦況が不可解だ」
戦争の情報は流れてくるが、帝国と聖霊界の状況は特に情報がない、
「帝国王ですか、おそらく数百の精霊を一瞬で消した魔法を放ったのは、」
「間違いなく、帝国王だろうな、」
「しかもあれは、レオンの最強の技だ、魔族以外が人間のはずの帝国王が使用したのか」
「それ以外ないな、」
「考えられるのはただ一つ、帝国王はただの王ではなく、何かある、俺たち魔族の血を引いている可能性があるということだ、」
人間が魔族の血を引いている、そんなことがあるのか、俺自身信じられない、しかもそんな奴が人間界最強を歌う人神帝国の国王だと、誰が想像できただろう
「魔王、どうする、これは事実の確認が必要ではないか、」
この件は放置してはならない気がする、
「魔帝とあう、」
魔帝、かつて過去に神と戦い勝利したものを魔帝ルシファーという、神ウリエルを倒したと伝えられている、
しかしルシファーは堕天使であった、元々は天上界の神と言われたものだ。
「やつと会う、」
「しかし魔王様、魔帝は」
「かつて俺が敗れた相手であり、俺の肉親の姉だ、」
かつて俺は奴と戦い敗れた、やつは魔界を俺に任せてこの魔界を去った、自由を求めて、俺が本気を出してで止めたが俺は勝てなかった、それによりやつは、いや姉上は魔族からいつしか魔王を超えるもの魔帝と言われるようになり、いつか今の魔界を侵略しにくるとまで言われている、
「肉親と言っても義理の姉だがな、姉上なら何かを知っている、俺は海底帝国に行くおそらく姉上はそこにいる」
「海底帝国、しかしそこには海王ポセイドンが、」
「実はだな、色々あるが、案外姉上は楽しく暮らして居るようなのだ、」
ルシファー、元々は天上界の神と言われていたが、何らかの神の禁止に封れたのだろう、そして神ウリエルと戦い勝利した、
天界から逃げ地上に降りた時にまだ幼かったレオンに出会ったのだという、
その時のルシファーの神の羽は黒に染まりまるで、魔族と変わらないほどの羽となったという、
「お前たちには話していないが、姉上にはよく分からないことが多いのだ、幼き時を過ごした俺だが奴が何者なのか不明なのだ」
「ふむ、それで魔王様いつ海底帝国に行かれるのですか、」
「今すぐに行こうと思う、俺一人でだ」
「魔王様がおひとりでですか、しかし危険です、海底帝国にはまだ不明ですが海王ポセイドンが居ると、いくら魔王様でも」
「安心しろ、戦いに行く訳じゃない、そもそも戦争なら今すぐになんてできないからな、」
「サタンよお前は事実上この魔界において俺に次ぐ権力を持っている、お前は第二魔王だ、俺の代わりを任せた、」
サタンは口は悪いが状況はよく判断できるやつだ俺が不在でも状況に応じて群を動かすこともできるだろう、
「アスモデウス、お前はサタンにつけ、俺が戻るまでこの魔界を任せる、おそらくひと月は戻らないが、任せた、」
魔王は覚悟を決め、海底帝国に向かう、
「レオン、必ず戻れよ、」




