ホピ族のコパピ かつて人間の額にあった開き扉
皆様、ホピ族の話しで昔の人類には、コパピと言う扉が額にあったそうです。
正確には、深い皺だとも。
それを使って、人間同士は会話をせずとも互いの気持ちを知ることが出来たとか。
また、嘘を言っても第三の目によりバレてしまうので、誰も嘘を言う事がなかったとか。
更に、中国少数民族の神話では人類は縦目だったとか、インドでは神様の額に第三の目が有りますね。
この縦目や第三の目とは、かつての人間に存在した【登頂眼】、の事を示しています。
登頂眼とは、現在のトカゲにも第三の目として残されているのですが。
この目の役割は、太陽の光を浴びた時に温かさを関知するセンサーなのです。
トカゲは人間と違い、二つの目で太陽の光を関知する事ができず。
夏冬と言った、四季の移り変わりを知るには、太陽の光を第三の目で受けるしかないのです。
一方、人間は両目で太陽の光を浴びた際、眩しくて目を閉じてしまいますよね。
これは、人間の両目は太陽を見て暖かさを知るように進化したのです。
ですが、反対に額にあった第三の目は、これにより不要の存在となり退化してしまいました。
今は、第三の目も松果体と呼ばれる脳の一部となり、体を調節する機能を持つ部位と成りました。
この第三の目たる登頂眼ですが。
過去の時代に、預言者や巫女に神と言われた、人達は登頂眼を通して、様々な事が出来たのかも知れません。
例えば。
1 太陽を見て、天候や四季の移り変わりを正確に知る事により、耕作や狩りによる食料の保存時期を決める。
2 人間同士の意思疎通だけでなく、動物や植物とまで意思疎通していたのかも。
3 登頂眼を通して、魔法のように奇跡が起こせた。
1に関しては、神や巫女と言われた人達が占いにより、集団の中で権威を得て、農耕時に雨が降るかどうかを調べていたと考えられます。
現代の天気予報と同じく、当時の庶民は巫女の預言により、雨季や乾期の到来を知ったのかも知れません。
2に関しては、ホピ族の話しだったかな・・・うろ覚えですが、かなり昔は動物の方から人間に近寄って来たので、食べ物に困らなかったとか。
これは、草食動物と言うのは死期が訪れると、敵である肉食動物の居ない場所で静かに生を終えようとします。
つまり、静かに生を終えようとする代わり、死後は肉を提供するから、それまでは人間に見守って欲しくて、自ら草食動物は体を捧げに来たのかも。
これは口による会話ではなく、第三の目を通じた念話で互いの事が分かったので、こうした事が可能だったと思われます。
3に関しては、魔法と言っても何もない場所から何かを取り出したのではなく、何らかの仕掛けがあったのだと思います。
と言うのも、ホピ族は第三世界の大洪水が起きた後、一氏族が雪山を登山しました。
その時、貝殻か何かを入れた壺を神々から持ち運び、雪山に掘った穴の中で、更に穴に埋めるように言われました。
そうすると、不思議な事に壺の中には水が・・・と有りますが。
沙漠で、穴の中に一個のコップを置き、布か紙を被せてから石を中心にあるコップの上に置く。
すると、夜間に水滴がコップに落ちて翌朝には、一杯の水が飲めると言うのと同じく。
湿気を貯めたから、壺は水で満たされたのだと思います。
まあ、このように何かしらの仕組みが有るにしろ、当時の人々は第三の目を通して、自然の力を借りていたのかも知れません。
ユダヤ、キリスト、イスラム~~の聖人達や世界中のシャーマンと言った人々は、第三の目を通して自然から助けを得たからこそ、奇跡を起こせたと私は思います。
海が割れた現象、神様の声が聞こえた、~~等と言う話しは科学で説明が着いたり、精神病で気が狂っていたで片付けられてしまうでしょう。
神の声を聞いた、当のムハンマドも自分の気が狂ってしまったと心配したと言います。
彼が聞いた声と言うのは、確かに聞こえたように感じた勘違いによるものかも知れないです。
ですが、声自体は神様と言うか自然や宇宙からの感情を彼が読み取った可能性も。
ホピ族は、太陽を感じるセンサーたる頭頂眼をコパピと呼びましたが。
この暖かさが分かる機能を相手の顔を見て、熱量を測ることにより嘘を見破る事ができていたのでしょう。
上記の事から、ホピ族の神話では頭頂眼が段々と機能しなくなり、人間は互いの気持ちが分からなくなってしまいます。
しかし、ホピ族やユダヤ人、キリスト教徒、アラブ人。
~~と言った人々は過酷な地域で、遊牧民として暮らしたり、神様を信じて修行を行っていたので、自然からの不思議な恩恵を得られたのです。
と、素人がアレコレ考察しましたが、以上です。