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イチゴ
まだ謎に包まれている感じの彼女。
少年の姿もそろそろ明らかに。
届いていますか。僕の歌
音が見える?
見える?
音符で見える?色で見える?言葉で見える?
わからない...
どんな風に見えているのか興味は持ったが聞くことはしなかった。
「貴方の名前は?なんていうの?」
「あっ...すみません!!!えっと...日向 響です」
彼女は何かを考えるように顎に手を当てた
わかんなかったのかな...
「ひーくんだね!」
突然手をパチンッと合わせて言った。
そしてスケッチブックにも
「ひーくん」
と描いた
なにか嬉しそうだった
とてもかわいいというか...綺麗な...でもどこか静かな笑顔だった。
「ごめんなさい!!遅くなってしまったわね」
息が切れている千佳さんが来た。
「これお礼よ。また羽瑠と仲良くしてね。」
と半ば無理矢理沢山のイチゴをもらった。
甘い...
次回、少女の過去。
誤字脱字あるかもしれません。
コメントなどくれると嬉しいです♪
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