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音
彼女の目と彼の歌
なんか空気読める(?)母
不思議なストーリーになってきました。
「あ!いけない!鍋の火つけたままだったわ!ごめんなさいっ!少し羽瑠とまっててくれないかしら?」
返事を待たずに千佳さんは山の方へ行ってしまった
そそっかしい人だ...
「ごめんなさい...」
小さい声が聞こえた
羽瑠さんの声だ。
えっ!?声に出てた!?でも耳聞こえないって...
「ごめんなさい...先帰ってもいいよ。私は大丈夫」
か細い消えそうな声でそう言った。
彼女は持っていたスケッチブックに
もし変な事言っていたらすみません。
と描いた。
聞いたことがある。
耳が聞こえなくても訓練すればしゃべることが出来ると。
口の動きで何を言っているのかわかると。
「いえ!頼まれたので帰りませんよ!」
笑顔で笑いかけると彼女は空を見上げていた
「貴方の声悲しそうなんです。綺麗な歌だけど死んじゃいそうな声。そう見えるんです。」
・・・・・・見える?
良かったら感想お願いします♪
誤字脱字あるかもしれません。
その時はすみません。
閲覧ありがとうございました!