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火の病


 ―――― 帝國歴 336年 6月 28日


             ガルディブルク城内






 カリオンによる全ての貴族の領地替え発表から1週間。

 激動と言えば激動なのだが、平穏と言うには平穏だった。


 南方出身のアッバース家が西方草原地帯へ向かう仕度をはじめ、ボルボン家は中央平原の北部にあった本拠地である古都・ソティスを引き払い、一族郎党を引き連れガルディブルクへ進出し始めていた。


「順調ですな」

「そうだな」


 ウォークの運んでくる各地の進捗状況報告書類は連日三百枚から四百枚に達し、その全てに目を通しているカリオンは眼精疲労を覚え始めた。ただ、目を通しておかねば把握できない情報が多くあり、疼痛を我慢して状況の掌握に努めていた。


「御疲れ様」


 優しい声で執務室へと入ってきたリリスは、女官を引き連れ御茶の支度を整えていた。ティーカップに注がれた香り立つ茶葉の香りに目を細め、ホッと一息はいて御茶をすすったカリオン。

 執務室の壁にはル・ガル全土の精細地図が貼り付けられていて、各地における諸問題が赤や青の押しピンにより小紙片で書きこまれているのだった。


「フレミナ陣営はどう出るかな……」


 心配そうに言葉を漏らしたカリオンの目は、ジッと壁の地図を読んでいた。

 大陸中央の豊かな穀倉地帯全てをフレミナ・アージンの直轄領とする大幅な優遇政策だが、この三百年の間に石高は限界まで上げられ切っており、後は降下するだけなのが目に見えている。


「……地域住民がフレミナをどう思うかでしょう」


 これと言って政策教育を受けたわけではないウォークだが、ビッグストンでの政治教育と参謀学で身に付けた情報分析の鋭さは、ガルディブルク城勤めの官吏達からも一定の評価を受けている。

 イヌの歴史その物であるボルボン家を支えていた中央平原のイヌが、北方からやって来た田舎者そのものであるフレミナ家の指示をまともに聞くはずが無いのは火を見るより明らかだ。


「個人的な心情としては……」


 もう一口御茶を飲んだ


「フレミナと事を構えるより外患の解消に注力したいんだけどな」


 ぼそりとこぼしたカリオンの呟きは、静まり返った部屋の中に溶けていった。

 現実問題としてネコの国とは停戦合意を行っただけで、和平の道はまだまだその途についたばかりなのだった。

 新王に科せられた仕事はどれも難問ばかりだ。日に日に神経をすり減らしていくような状況なのだが、それでもカリオンは上手くやっているといっていい。

 連日連夜のように理不尽な圧力を受け、その中で上手く立ち回る能力を身に付けるビッグストンの一年生(ポーシリ)時代は、いかなる困難な状況でも弱音を吐かない精神的な強さをカリオンに与えたのだった。


「一度に全ては出来ません。やはりここは各個撃破が重要ではないでしょうか」

「その通りだな」


 ウォークの見せる気の使い方にカリオンはずいぶん助けられている。

 少なくともリリスはそう評価している。


 そして、カリオンを支える枢密院の老人たちは、カリオンとウォークのコンビをジックリと鍛える方針のようだ。


「枢密院の面々はなんと言っている?」

「詳細は把握しておりませんが……」


 一瞬だけ言いよどんだウォークは、話しをもう一度自分の中で整理した。

 推量や見当と言う部分において、このウォークと言う男は自分を挟まずに冷静な分析を行なう。何よりもカリオンはその部分を重視していた。


「……現状では様子見の方針を崩していないと思われます」


 窓辺に立って城下を眺めるカリオン。

 今のところカウリ邸に動きは無い。


「……そうか」


 公然と不服を唱え、『国家からの決裂も辞さない』とフレミナは宣言したに等しいのだが、本来、ル・ガルにおいて太陽王は絶対である。

 その絶対的支配者の政策はすでに動き出していて、公爵を筆頭に各貴族はそれに従っている。全土を管理する貴族たちは、太陽王に忠誠を誓うことで所領安堵を受けているのだ。変な意地を張って従わない選択肢はあり得ない。


 そこに一石を投じたフレミナ陣営は、それなりの反応や呼応があると踏んでいたのだろう。少なくともアージン一門以前に『マダラの王など戴けるか!』と突っぱねる貴族は多いと踏んだのだ。


「街の中も静かなものね」

「そうだな。いつものミタラスだ」


 窓辺のカリオンに歩み寄ったリリスはそっと寄り添って城下を見た。

 そんなリリスの腰へ腕を廻したカリオンは、ギュッとリリスを抱き寄せた。


「市民は冷静だ」

「そうね」

「ありがたい限りだ」

「……ずっと城下に姿を見せてきたカリオンの積み重ねてきたものよ」

「そうかな?」

「そうよ。だって歴代太陽王が市民に姿を見せることなんか滅多に無かったって言うじゃ無い」

「……そうだね」

「市民は安心してるの」

「安心?」


 チラリとウォークを振り返ったリリスは目で何かを合図した。

 その意図を読み取れないウォークではないのだから、帝妃が自分に言わせたい事をしっかりと理解していた。


「事ある毎に市民へ姿を見せ、盛り場でも飲食店でも分け隔てなく接してきたその積み重ねが、ここで生きているのでしょう。少なくともガルディブルク市民は気さくで市民を愛する王の姿を見ていますし、たとえマダラであろうとも能力に何の過不足も無い事を理解しています」


 ゆっくりとカリオンへ歩み寄ったウォークは胸を張って言う。


「全土を巡り、様々な街で対話を重ね、公爵家だけでなく、様々な貴族家の当主やその家族たちと触れ合いを重ねた事こそ、今日この城下の平穏を支える最も重要な成果では無いでしょうか」


 これは決しておべっかではない。王の歓心を買う為の戯言でもない。

 ル・ガルの全土をくまなく回り、熱を出しても公務を続け、市民や貴族や多くの民衆に姿を見せ、直接対話する事を積み重ねてきたカリオンの努力。それが今になって立派な実を結んでいると言うことだ。


「……さぞ伯父上は悔しがっているだろうな」


 ニヤリと笑ったカリオンだが、その頬をリリスがつねった。


「そう言う部分は意地が悪いよ」

「……ごめん」


 夫婦の遠慮ない会話を眺めたウォークは、静かに笑みを浮かべるのだった。





 同じ頃。





 郊外のカウリ邸では今にもフェリブルが爆発寸前になっていた。

 もう慣れっこだと言わんばかりのカウリは椅子に腰掛けあくびをしつつ、フェリブルの姿を生暖かく眺めていた。


「もう一週間だぞ!」

「……もう少し静かに喋れ。やかましいにも程がある」

「なぜ何も動きが無いんだ!」

「……お前さんの声はまるで割れた鐘が鳴り響くようだな」

「なに!」

「……品格もなにも有ったものではない」


 小さく溜息を吐いたカウリはかったるそうにあくびをこぼし、少し大袈裟に椅子へと座りなおした。


 トウリの名前で世に出したフレミナの檄文から一週間。

 フレミナの者たちが真剣に作成したその檄文は、ガルディブルク市民らから一笑にふされただけで王都に風一つ吹かなかった。


「あの小僧はそれだけ国民に支持を受けているとでも言うのか!」

「……現状でそれ以外の分析があるなら聞いてみたいものだな」


 フェリブルは平静な街並みを眺めつつ、憤懣やるかたない表情で悔しさに震えていた。そんな姿を見ているカウリは内心で忸怩たる思いをしている。


 ――カリオンめ。何を躊躇しておるんだ……

 ――こんな木偶の坊など、お前なら一捻りだろうに……


 王としての風格や品格などカケラも無いフェリーの姿は、単なるわがままをこぼしただけの老人でしかなかった。


「……のぉ、フェリー」

「なんだ!」

「おぬしはノーリへの復讐以外に何か無かったのか?」

「どういう意味だ!」

「……フレミナ一門は本当に哀れじゃのぉ」


 今度は深く深く溜息をこぼしたカウリ。

 同じタイミングで室内へと入ってきたトウリは、父カウリの一言に驚いた。


「……父上」

「今さらだが…… ワシは後悔しておるよ」


 後悔と言う言葉を吐き捨てる様に言ったカウリ。

 ハッキリと言えば、身体ばかりが大きいだけで精神は子供のままの男だ。

 怪訝な目でフェリーを見ていたカウリは、なんだか急に哀れに思えてきた。

 ただ、始めた事は完遂せねばならない。

 その点においてカウリ・アージンという男は愚直なまでに忠実だった。


「フェリー。今さらだが、お前さんだけで反旗を翻さんかね」

「なんだと!」


 フェリーは文字通り椅子を蹴り飛ばして立ち上がった。

 そして、最短距離でカウリへと走りより、その襟倉を両手で掴んだ。


「今さら裏切るのか!」

「勘違いするな」


 なんら慌てる事無くフェリーの両手首を掴んだカウリは、その両手にグッと力を込めてフェリーの手首を握り潰しに掛かった。幾多の戦場を駆け抜け幾万の敵を屠ってきた槍騎兵の握力は、支配階層にあって屋敷の奥に引きこもって来たものの想像をはるかに超える。


「イデデデデ!!」

「……本当にうるさいのぉ!」


 そう吐き捨てたカウリは力尽くでフェリーの腕を自らの襟から剥がした。


「お前さんの味方に付いたつもりなど毛頭ないわ」


 フゥと一息はいて椅子から立ち上がったカウリは振り返ってトウリを見た。

 帝王の礼服とは言いがたいが、それでも大公爵の当主が纏うべき礼服に身を包んだトウリは、ひとかどの人材にも思える身なりだ。


「ワシはワシの出来なかった夢を息子に託しただけだ。それは努々勘違いするでない。ただな、どうもその託した相手が……」


 両手首の痛みに驚いて数歩下がっていたフェリーは、驚きの表情でカウリを見ていた。太陽王とともに国内外を駆け抜けた男の秘める実力の、その一端を初めて見たとでも言うような顔だった。


「……想像よりはるかに下衆だったというだけの話だ」


 しぼむような溜息を吐いて部屋を出て行ったカウリ。

 その後姿を見送ったトウリは、醒めた表情で伯父フェリブルを見た。


「伯父上殿」


 少しばかり歩み出たトウリは、父カウリの腰掛けていた椅子へと腰をおろした。

 その姿は堂々とした風格がにじみ出ているが、何か足りたり無いと感じさせた。


「トウリ。そなたは私を裏切らないでくれるか」

「伯父上殿。それは私のセリフです」


 伯父であり岳父であるフェリブルを椅子へと座らせたトウリは、もう一度ジッとその顔を見た。


「街は平静を保っています。波風一つ立っていません。私はこのままではただの道化で終ってしまいます」


 静かに怒りを噛み殺したトウリだが、その表情には憤懣やるかたない様子が見て取れた。


「……今さらはしごを外すような事はしませんよね?」

「もちろんだ」

「ですが、現状では」


 僅かに顎を振って首をかしげるような仕草になっているトウリ。

 その眼差しには殺気染みた意志が漲る。


「檄文は街へ流れました。国土にも飛びました。その後はどうされますか」


 トウリの言いたい事を読み取ったフェリーは、一瞬だけ視線をきった。


「そなたの言いたい事は良く分かった」

「わかっただけでは意味がありません。次の一手を聞いているんです」

「そう急くな。急いては事を仕損じ『兵は拙速を尊ぶのです』


 軍人の教育を受けたわけではないトウリだが、カウリの口癖でもあるその精神はトウリもよく理解していた。一気に畳み掛け、敵を攻め立て続けて混乱を誘い、その状態から回復の時間を与えずに勝ちきる事こそ勝利への最短手だ。


「時々不安になります。私はカリオンに勝てるのだろうか?と」

「怖いか?」

「えぇ、怖いです」


 スパッと言い返したトウリの目には逡巡など無かった。


「カリオンは八歳で初陣を踏み、十五歳で王立士官学校へ入校しました。そして四年の間、徹底的に鍛えられています。あの学校が始まって以来の成績で卒業し、太陽王即位から十年は国土を巡り掌握に努めてきました」


 改めてカリオンの経歴を言われると、その内容は恐ろしいばかりだ。

 カリオンの敬愛する祖父シュサがそうであったように、太陽王へ即位するべくして即位した人物だ。民衆から『新たな太陽』と呼ばれ讃えられるその存在に、トウリは嫌でも劣等感を覚えてしまうのだろう。


「じゃぁ、私はなんでしょうか」


 さぁ答えろと言わんばかりにフェリブルを見たトウリ。

 その姿には、戦わずして敗れた負けイヌの惨めさが見て取れた。


「今まで経験できなかった事があるなら、これから経験すればよいだろう」

「それは全てを手に入れた後に言う言葉です」


 冷たく突き放したトウリは沈痛な表情を浮かべていた。

 その顔は後悔していると言っても良いほどだ。


「なんとなくですが、裏目裏目にまわっている気がします」

「……そなたまで!」


 再び劇昂したフェリーは歯を食いしばって怒りを露わにした。

 血走った目でトウリを睨みつけ、全身の毛を逆立てている。


「なぜ! なぜだ!」


 椅子から立ち上がろうとしたフェリーはそのまま前のめりに倒れた。

 そして、床に爪をたてカーペットをかきむしり、悔しさに身を震わせて叫んだ。


「なぜ! なぜいつもいつも! フレミナばかりが蔑まれるのだ!」


 ガリガリと音を立てて床をかきむしるフェリー。

 その姿をドン引きで眺めているトウリは言葉を失っていた。


「どいつもこいつも馬鹿にしおって!」


 涙を流しつつも怒り狂っているフェリーは感情のままに叫び続けた。

 まるで我儘を言って床に寝転がり叫ぶ子供だとトウリは思った。

 良い大人を通り越し、人生の終盤戦に掛かった老人が見せる姿では無い。

 だが、フェリブルは羞恥心を全く見せる事無く、本能のままに喚き続けていた。


「私は! 私は何のために生きてきたんだ!」


 床をバンバンと叩いて悔しさを露わにするフェリー。

 トウリはもはやなにも言う気がなくなっていた。


「このままでは私が哀れ過ぎるではないか! 惨め過ぎるではないか!」


 天井を見上げて涙を流す姿を眺めていたトウリは、なんだか急に全てが馬鹿馬鹿しくなってきていた。

 ル・ガルの為にだの何だのともったいぶった言い方をしてきたが、カリオンの目指すフレミナの根切りは、真正面から攻めれば良かっただけでは無いかとも思い始めた。


「トウリ! そなたは早く王になるのだ! そして! そして!」


 ズリズリと床を這いずってきたフェリーはトウリの手を握った。


「フレミナに…… 私に栄光をもたらしてくれ! 頼む!」


 その瞬間、トウリの中で何かが音を立てた。『プツリ』と音がしたのだ。

 その音の原因を考えたトウリだが、その邪魔をするように、フェリーはトウリの手を握った。


「……ッチ」


 小さく舌打ちして伯父フェリーの手を払ったトウリは椅子から立ち上がった。

 その姿を床に蹲ったフェリーが見上げているのだが、見下ろすフェリーの目には隠しようも無い侮蔑と嘲笑の色があった。


「アァ! アァァァァ!! イギィアァァァ!!」


 突如として奇声を発し床を叩き始めたフェリブルは、全く一貫性の無い痙攣のような動きを見せ、そのまま口から泡を吹いて奇声を叫び続けた。

 まるで身体に火でも付いたかのように暴れまわっていた姿は、大公爵の威厳も何もあったものではなく、ただただ単純に感情の抑制を失った愚か者のそれだ。

 ややあって、まるでろうそくの火が消えるように動かなくなったフェリブルは、だらしなく口を開けて涎を垂らしながらヘラヘラと笑って気を失った。


「……だれぞあるか」

「ハッ」


 人を呼んだトウリの声に導かれ、館詰めのものが姿を現した。


「伯父上を御部屋へ。目を覚ましたら茶の一杯も飲ませて差し上げろ」

「かしこまりました」

「それと、父は何処に?」

「書斎で書物を書き記しておられます」

「……そうか」


 スタッフたちが手分けしてフェリブルを運び出す中、トウリはドサリと音を立てて椅子へ腰をおろした。


「あなた」

「……サンドラか」


 フェリブルの発狂を聞きつけやってきたサンドラは泣きそうな表情だった。


「オジジ様は火の病なのです」

「……やはりな」


 溜息をこぼしてサンドラを抱き寄せたトウリ。

 つかの間の平穏ともいえるのだが、サンドラは震えていた。


「フレミナにはあの病気の人がよくいるのかい?」

「……オジジ様を含め、フレミナの幹家に連なる者が火の病を受け継ぎます」

「幹家?」

「はい。フレミナの主幹であるフリオニールの息子たちです」

「……そうなんだ」


 サンドラは恐怖に怯える表情を浮かべ、夫トウリに抱き付いていた。

 その姿を見ていたトウリは、フレミナ家の中に色濃く残るドロドロとした権力闘争の残滓を見た。かつてノーリと戦ったフリオニールの子孫たちも、今は箸や紙より重い物は持たず、驚くほど豪華で優雅な生活を送る日々だった。

 それを支える者達は少しでも上の階層へ上がる為に。王の歓心を引くためだけに振舞う。そして、この三百年間、フレミナがル・ガルの中で目立った独立闘争をしてこなかったのは、単に内部抗争と権力闘争で疲弊していたに過ぎないのだとトウリは気が付いた。


「フレミナの一門も改革が必要だな」

「……それは私も思います」

「そうか。なら、協力してくれるかい?」

「勿論です。私はあなたの妻になるべく育てられたのですから」


 不意にこぼしたサンドラの一言はトウリに強い衝撃をもたらした。

 そして、せめて妻くらいは、この後ろめたい男尊女卑の社会常識から解放してやりたいと願ったのだった。


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