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陥落 或いは 奈落への序章

 クワトロの女たちに首輪が巻かれてから約四ヶ月たった夜。

 フィェンの街に久しぶりの活気があった。


 レストランは活況で順番を待つ客が溢れ、通り向かいにあるカフェは満員だった。


「やはり、フィエンの夜はこうでないとなぁ」


 立錐の余地も無いメインストリートには何処からかそんな声が漏れる。

 街の宿は上から下まで満員で、ちょんの間貸しの一坪宿は順番待ちの有様だった。

 何処からか営業再開の噂を聞きつけた風俗目当ての旅行客で溢れかえった夜。

 だが、そこに居る女たちの表情には、明らかな影があった。


 憂いに満ちた表情を浮かべ、悲しげな眼差しで客を待つクワトロの女たち。

 そんな事は露知らず、やる気満々の男達は通りを闊歩している。


 この活況を作り出した張本人。

 フランシス卿は通りの喧騒を眺めながら、ホッと安堵していた。

 これで間違いなく税をむしり取れるのだと思っていた。


 話は数日前にさかのぼる。


 フランシス卿は娼館の管理について新たな条例を商工会へ通達した。

 曰く『営業停止中の期間分、免許失効期日を延長する』と言うモノだ。

 つまり、一日営業停止すれば免許の期間は一日延びる事になる。

 本来であれば二年で失効する免許だが、二年間営業しなければ二年分伸びるのだ。


 ――――営業体制にある各娼館の経営状況を鑑み、救済措置を取る


 フランシス卿の言葉はそうだった。

 つまり、エゼキオーレが営業しないなら、好きなようにすれば良い。

 ただ、その分免許の失効は延期する。営業したくなったらいつでもどうぞ……と。

 何とも汚いやり方だが、行政の本質とは、そんなモノなのかも知れない。


 クワトロの女たちはエゼキオーレと話し合いを持った。

 このまま行ったらいつまで経っても首輪を取る事が出来ない。

 ならば、早めに終わらす方が良い。

 だが、ここで折れてはエゼの独り損になる。


 だからクワトロの女たちは考えた。

 一晩に取る客は一人だけにしよう。

 そして、上がりのウチ、部屋代をクワトロへ納め、残りの半分を街へ払う。

 ただ、取る客は五時に入ろうが九時に入ろうが、一二時まで居ても二トゥン以内。

 

 街に対する嫌がらせでは、これが精一杯だった。

 ただ、これでも街の収入は多少増える。全くのボウズで終わらすよりはマシだ。

 多少の不正は誤差の範囲と割り切るしかないし、これ以上意地を張って営業を停止されると街も本気で困る。半ば観念したフランシス卿は幾人かの部下と共にクワトロのお店を訪れていた。


「おやおや。これは伯爵様。当店へようこそ」


 直接フランシス卿を出迎えたエゼは、なんとも冷たい笑みで出迎えていた。


「エゼキオーレさん。すいませんがワインと、後なにか適当に料理を」

「承りました。所で、いかなご用件でしょうか?」

「今後の事についてお話させていただきたい。どうか穏便に寛大に」


 エゼキオーレの髭が揺れた。

 耳はピクピクと動き、怒りを噛み殺しているのがフランシス卿にも分かった。


「そうですか。ですが間もなくウチの娘の歌が始まるところだ」

「歌ですか?」

「えぇ、そうです。なんせウチは本来、娼館ではありませんからねぇ」


 皮肉交じりの笑みを浮かべたエゼをフランシス卿が苦々しく見ていた。

 豪華な仕立てのメイド衣装に身を包んだエリーがやってきて、テーブルに食事の支度をしていく。このあたりの手並みは、かつて部屋食を自分でやっていた頃に散々仕込まれた部分だけに抜かりがない。

 スタンドに仕上げられたカラーで首もとをすっぽり隠し、傍目には娼婦だとわからない姿だ。首飾りを外してはいけないと言う条例はあるが、衣服で隠してはいけないと言う条例は無い。

 苦々しい表情で澄んだ白ワインを味わいながら、フランシス卿と部下たちは店内を眺めた。店の隅には通りから見えない位置に割と立派なステージが作られていて、その上にあがった琴莉を見た。


「あの娘さんヒトですか?」

「えぇ。ヒトで、しかも私の娘ですよ。良い声で歌うんです。まぁ、聞いてください」


 何が始まるのか? と話を聞いていなかった客たちが騒然とする中、豪華なドレスに身を包んだ琴莉は胸に手を当てて歌い始めた。カッチーニのアヴェ・マリア。


 伴奏が無いのでアカペラだが、実は音楽大学の声楽科出身な琴莉だ。フロアが静まり返るのを待ってから、透き通るようなソプラノで歌い始めた。フロアに僅かなどよめきがおこり、そして、ラテン語で歌う琴莉の声に耳を傾けた。


 歌い終わったとき一瞬の静謐が訪れ、その直後に割れるような拍手が沸きあがった。


 ニコリと笑った琴莉が再びやや上を見上げ大きく息を吸い込んだ。客は一気に押し黙って琴莉を凝視した。次の歌はアメージング・グレィスだった。伴奏のないアカペラで歌いきった琴莉はステージを降りて舞台裏へ消えていった。しばらく割れるような拍手は鳴り止まず、ややあって琴莉が再び三度姿を現す。


 水分を取ってから三曲目に選んだのは、声楽の練習で散々歌った課題曲。

 モーツァルトのコンサート・アリア。


 ――――ピアノさえあればなぁ……


 歌いながらそんな事を思った琴莉。

 だが、まるで魔法にでも掛かったように動かなくなって耳を傾ける客たち。そんなシーンだったが、実は琴莉は頑なに客を見ていなかった。天井か壁を見続け、誰とも眼を合わせなかったのだ。


 三曲目を歌って舞台の裏へ隠れ、今宵のステージは終わり。

 店内の隅にあったチップの壺には、レストランの客が次々と硬貨を投げ込んでいた。


「アレは店の収入です。娼館では有りませんから納税の義務はありませんよね?」


 念を押すように確かめたエゼキオーレ。

 フランシス卿は耳の内側を真っ赤に染めて怒りを噛み殺した。


 娼館である筈のクワトロは娼婦では無い方法で営業する腹だと気が付いた。

 そして、いま見て聞いたヒトの娘の歌は、それを可能にするクオリティだ。


「エゼさん。私はまだ譲歩が足りませんか?」

「譲歩ですか? それはまた異な事を」


 ハッハッハと軽快に笑ったエゼ。

 だが、その目には明確な『殺すぞ』という殺意が浮かび上がっていた。


「私には譲歩と言うより嫌がらせにしか感じませんが?」

「そうですか。では、話し合いは決裂ですね」

「話し合い? まさかご冗談を」


 半ばキレ掛かっているエゼはフランシス卿のテーブルをドンと叩いた。

 一瞬店内が静かになって、そして、客の目が一斉に集まった。


「おい、才六の木っ端役人。耳かっぽじってよく聞けよ」


 エゼの声は事業主の持つ明るいソレでは無く、命のやりとりをする男の声に変わる。

 テーブルに敷かれたクロスをギュッと握りしめ、低く轟く様な声音で呟く。


「てめぇ独り居なくたって、明日にゃちゃんと日は昇るんだ。暗い夜道は気をつけな」


 テーブルを離れたエゼはフランシスの伝票を持っていた。


「リベラ。お役人さまの払いは俺の奢りだ。良いな?」

「へい」

「あの木っ端役人の腐れ銭なんざ! 一文たりとも貰うんじゃねぇ! いいな!」


 店内中に響くような声で叫んだエゼは店を後にした。

 フランシス卿の所へ歩み寄ったリベラは慇懃に頭を下げた。


「お聞きの通りです。どうぞごゆるりと」


 そう一言残して、勘定口の前に立った。

 つまり、フランシス卿は金を払えねば公衆の面前で利益供与を受けた事になる。

 だが、ソレを受け取るなと念を押された以上は、リベラも貰う訳には行かない。

 そして、誰も居ない場所にある琴莉のチップ壺に金を入れれば、役人自ら娼館では無いと認める事になる。


「お役人の旦那! 往生際が悪いですぜ!」


 どっかの遊び人が軽い調子で冷やかした。

 それに続き、あちこちから冷やかす声が流れる。

 事態の収拾に困り果てたフランシス卿は、静かにワインを飲みながら震えていた。



 同じ頃



 普段着に着替えていつもの仕事へ戻った琴莉は、階段を駆け上がって行って各部屋の片付けに走り回った。何度か練習したけど、久しぶりに歌ったら喉に来た。だけど、歌うのが楽しいと思ったのは久しぶりだった。


「アチェ!」


 いきなり琴莉はエリーに呼び止められた。


「どうしました?」

「時間がちょっと早いけどあたしの客が来た。いまは奥さんひとりだ。上手くやっておくれよ」


 以前から、エリーは一晩に一人しか客は取らないでいた。それはフィエンでも古株の馬具商で、近々やってくるらしい国軍と付き合いの深い男。痩身ですっかり老成しているが、それでも眼光鋭い白毛の男だった。


「いらっしゃい」


 自分の部屋の戸を開けたエリーは、開口第一声でそう言った。


「おぉ。エリーゼ。良い子にしていたか」


 実はこの男。エリーゼとは抜き差しならぬ仲にもなった事のある男だった。

 ミーナが琴莉へ紹介したときに、ミーナは小声で『ペルシャ猫』と囁いた。

 白い体毛は光を受けると銀に輝く事もある。


 すっかり老成してしまったのだが、エリーゼがまだ百近く若かった頃、この男はエリーゼを妾に迎えようと奔走したのだった。だが、その時期に正妻が病に罹り、長く闘病生活を続けていた。故にエリーゼは身を引いたのだった。


「先日、イヌの都まで足を伸ばしてな。お前に土産だ」

「あらあら。また面倒な事を」

「そういうな」


 エリーの部屋はクワトロの女たちが暮らすフロアの一つ上にあった。

 隣の部屋はエゼキオーレとフィオの私室で、その向こうはオフィス。

 つまり、エリーはクワトロの中でも最高の待遇でここに居る事になっている。


 二十年にわたる闘病生活の末、最後におけ一杯の血を吐いて死んだ妻は笑っていた。

 その笑顔にエリーは壮絶な女のプライドを見たのだと後に語った。

 決してエリーを否定しなかった妻。

 だがきっと、妾を迎えるのは嫌だったのだろうとエリーは思った。

 だから、死ぬまでエリーがその家に入らなかったのを満足したのだろうと。

 エリーはそんな風に思っていた。

 

「あら…… これ、高かったんじゃないの?」

「ワシにはどうと言う事は無いが、まぁ、高いじゃろうな」


 イヌの宝飾職人が作り上げた、恐ろしい程に繊細で緻密なデザインの首飾り。

 それはもはや娼婦が身分証明書代わりに首に巻くようなものを通り越している。

 王宮に上がる王族の女たちが身を飾る時に使うようなもの。

 もはや首飾りと言うより宝石に近い仕上がりだった。


「こんなの貰って良いの?」

「お前はワシのもんだ。今はたまたま、エゼキオーレに預けてあるがな」


 エリーの部屋のソファーに身を沈め、倣岸に笑う男。


「ビアンコ……」


 エリーゼはそう呟いて男の隣に座り身体を預けた。

 ビアンコ・アルジェント。ネコの国内でも屈指の財力を持つ男だ。

 だが、持ってるのは金だけではなく、人間的包容力も次元が違った。


「食事は?」

「腹はそれほど減ってない」

「じゃぁ何しに来たの?」

「お前の顔を見に来たに決まっているだろ。四ヵ月もご無沙汰だったんだ」


 長いドレスのスカートをたくし上げたエリーは、ビアンコの上にまたがって座った。

 まだ服を着たままだが、そんな事はどうでも良くなりつつあった。

 エリーはエリーで意地を張っていた。もう、誰かの後妻で入るような歳じゃない。

 相手だって今更妾を取るような歳じゃない。それに、子供たちは皆そだった。

 

 人生の黄昏時に入った男と、静かに時を過ごすのは決して悪いことじゃない。

 ただただ、それをビアンコ自身が嫌がったのだった。


 ――――お前は陽の当たる場所に居続けろ……


 と、そうエリーを突き放したのだった。


「ところで、何か変わった事は無かったか?」

「そうね…… 例のヒトの女。今夜は下で歌ったのよ? 凄い上手かった」

「そうだったのか。だから下が盛り上がっていたんだな」

「そうなの」

「もう歌わないのか?」

「どうかしらね」


 ビアンコはテーブルの鈴を鳴らした。

 クワトロ商会最大のパトロンとも言うべき男だ。

 ボーイではなくリベラが直接やってきた。


「お呼びでございますか? アルジェントさま」

「今聞いたんだが、ヒトの娘が歌ったそうだな」

「はい。おかげさまで盛況でした」

「俺も聞きたいんだが、何とかならないだろうか」


 リベラはしばし思案し、そして『少々お待ちください』と消えていった。


「アチェが来ると良いわね」

「アチェ?」

「アチェーロって言うの」

「そうか……」


 しわがれた声をワインで湿らせながら、ビアンコはエリーを愛でた。

 もう今更になって房ごとに及ぶような滾る欲望など持ち合わせていない。

 だが、房ごとだけが人を愛する事では無いと知っているのだ。


 安心して身体を預けるエリーの吐息に、熟れた(おんな)の艶が混じる。

 ビアンコの顔にエリーのルージュが残り始めた頃、部屋のドアが開いた。


「はじめまして」


 この日。琴莉は初めてエリーの『女の顔』を見た。

 いつも鉄火肌で気風の良い女で居るエリーゼだが、その中身はやはり女だった。


「君が……アチェーロか」

「はい」


 自分の仕事を抜け出してきた琴莉はエプロンを外しただけの作業着姿だ。


「呼びつけておいてすまないが、俺も君の歌を聴きたいんだ」

「エリーねぇさんの良い人ですから、特別に。でも、ちょっと声が出ないかもしれません。音をはずしたら笑ってください」


 コトリのすぐ後ろにリベラが立っていた。

 トレーの上に小さなワイングラスを載せ、琴莉の口を湿らせるべく待っている。

 そのグラスを一口だけ飲んで、そして大きく息を吸い込んだ。

 

 ……不意に、エリーのもらす女の匂いを琴莉は感じた。

 そして、演目を急に変えた。これしかないと、雷に打たれたように思い出した。

 ヴェルディの歌劇(オペラ)『エルナーニ』より。


 ―――― 夜になったわ…… エルナーニよ いっしょに逃げて


 本来はアカペラで歌うものじゃない。

 だけど、自分が歌えるパートを全部歌って、最後は声が掠れたのを隠せなかった。

 最後まで黙って聞いていたビアンコは、歌い終わった琴莉へ静かに拍手を送った。


「素晴らしいね。聴いたことのない言語だが、なんとなく意味は分かる」

「歌詞の意味を解説しましょうか?」


 ガラガラ声とまでは行かないが、掠れている声をワインで湿らせ、琴莉は微笑んだ。


「いや、それには及ばない。素晴らしい歌だった。ただね」


 ビアンコは財布の中から一トゥン金貨を幾枚か取り出した。


「安売りはしないほうが良いな。毎晩歌うのはもったいない」

「はい」

「なるほど。エゼが執心するわけだ。随分とまぁ……」


 琴莉の立ち姿をねめ回したビアンコ。

 少しだけ恥ずかしそうにした琴莉をビアンコが呼び寄せた。


「これはワザワザ来てくれた歌声の代金だ。ちゃんとチップを集めるんだよ。タダで歌うなんてバカは絶対にしてはいけない。君のそれは才能なんだ」


 ビアンコは琴莉へ十枚のトゥン金貨を渡した。目を丸くした琴莉だが、ビアンコは手を払って帰れと意思表示をした。

 きっとエリーが妬くだろうから、早めに退散するかと逃げ出した琴莉。最後のドアはリベラが閉めた。


「リベラさん、すいませんでした」

「いやいや、良い歌声だった。街の歌劇団でも歌える水準だよ」

「無理ですよ。無理無理」


 ほがらかに笑った琴莉だが、満更でもない感触はあった。

 ただ、そんな事をする間など無い事は嫌でも理解している。

 外していたエプロンを掛けて、琴莉は走っていった。


 今夜は久しぶりに盛況だ。

 一人しか客を取らない事になっているが、建て前なのは事実だ。


 馴染みの客には事情を説明し口止めを頼む。

 そして、『偶然』懇ろな空気になるのだった。

 そのおかげで、琴莉はあちこちでチップを弾んで貰っている。


 時計の針はそろそろ十二時を指す頃だった。

 ポケットをまさぐれば金貨銀貨がわんさか出てきて、この夜だけで二十トゥンだ。

 複雑な表情で溜め息を吐いた琴莉。

 喜んで良いはずがないお金を眺め、少しだけ悲しくなった。


 誰かの思惑に踊らされたと言う屈辱に、琴莉もまた震えるほど悔しくなった。

 だが、その数日後。

 琴莉含めたクワトロにいるヒトの女たちは、驚くべき事態に遭遇した。


「これって……」


 ミーナとアリサは言葉を失って見ていた。

 その隣に居たエルマーは琴莉のエプロンを摘んだまま呆然としていた。

 小箱に収まった見事なまでの首飾りがそこにある。


 見せびらかすようにエリーが首に飾ったモノほどでは無いが、それでもおいそれと手が出せないレベルだ。


「ビアンコさんが持ってきてくださったのよ。なんでもフランシス様とご相談されたとかで」


 明らかに不機嫌なフィオは琴莉の手を取って隣に座らせた。

 その首飾りには鳥の翼と羽のデザインがモチーフになっていた。

 最近になって文字を読めるようになった琴莉。

 首飾りのチェーン部分にはビアンコ.アルジェントとサインが入っていた。


 フィオは首飾りを取り出し琴莉の首へ巻いた。

 細くて華奢な琴莉の首もとが華やかに彩られた。


「あなたは普段巻かなくて良いわよ。ただ、ビアンコさんが来たらお礼を言ってね」


 悲しそうに言うフィオ。

 その姿に琴莉も悲しみを覚えた。

 誰かの持ち物に身を落とす。

 その悲しみは言葉に出来ない。


 なぜこんなことに?


 今更考え始めたところでどうなるものでもないのは解っている。

 ただ、表現出来ない不安だけが琴莉の胸のうちで大きくなっていった。

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