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ル・ガル帝國興亡記 ~ 征服王リュカオンの物語  作者: 陸奥守
大侵攻~忍耐と苦痛と後悔の日々
616/665

終わりの始まり

==

~承前




「……逃しただと?」


 何気ないカリオンの一言で、作戦室の空気が凍りついた。

 ゴラムスク炎上から1週間ほどが経過した朝の定期報告はルイのものからだ。


「は、はい……」


 それきり絶句してしまった通信将校は、今にも気絶しそうな程に緊張していた。

 ビッグストンではなく総合大学出身の実務将校としていきなりとんでもないところに配属された、優秀な存在のはずだが。


「さすがのボルボン卿も山では勝手が違うようですね」


 凍り付いたような空気をほぐす様にウォークはお茶を煎れてカリオンへと差し出した。ここしばらくは寝起きで報告書を読むのが日課だが、この朝は少々勝手が違っていた。


「まぁ、やむを得ないか。平地の民は山の民には敵わないな――」


 悪化した空気に気が付いたのか、カリオンは努めて柔らかな言葉にした。


「――で、ドリーからはなんと?」


 カリオンの言葉に一瞬遅れ『ドレイク卿の報告は……』と切り出した。それを要約すれば、脱出路と睨んだ渓谷に足を踏み入れたが、川底が苔で滑り馬を幾つか喪ったとの事だった。


 歩行で入ってみた結果、大軍が通ったとは到底思えず、結果的に引き返した。だが、盆地は既に火の海で、火災旋風により全てが焼き払われていた。街の住人が大量に焼け出され、ジダーノフ家の騎士と共同でその支援に当たったとのこと。


「ドリーらしいな」


 苦笑いしつつ朝のお茶を啜ったカリオン。緊張の度合いが危険なレベルまで上昇している作戦室の空気を少し緩めねばならない。その為にも必用な演技なのだが、少しばかり残念な空気を残していた。


「そ、それで……あの……ボルボン家のよりの報告に続きが……」


 緊張の極みらしい若手将校は、そっと報告書を差し出した。笑みを添えてそれを受け取ったカリオンは、黙ってページを捲った。クリップで挟まれた数枚の報告書にはボルボン家の行った追撃戦の顛末が語られているのだった。






     ―――――3日程前の早朝






「銃で撃たれると言うのは災難なものだな」


 左腕をグルグルと回しながら、ルイは山岳地帯の稜線上に立っていた。

 追跡4日目にして疲労が蓄積している頃合いなのに、努めて元気を装っている。

 銃弾が貫通した部分からは僅かに血が滲み、エリクサーが無ければ危なかった。


「ディセンド。冗談でも今度はやめてくれ。こっちが持たない」


 呆れた様にダヴーがそう言うと、周囲のガード達が一斉に頷いた。銃を使った近代戦を学んだ筈の面々だが、個人的な思想までは切り替わっていない様だ。


 そしてそもそも、山岳民族であるジダーノフ家の一門と違い、平原で育まれたボルボン家の気風はオオカミの氏族を追撃するのに向いてないらしい。


「何を言ってるんだ。指揮官は常に視野を広く、また部下に姿を見せよと教えられただろう。大丈夫。即死するような所には当たらないさ」


 ハハハと軽い調子で笑ったルイは、彼方に見える山並みに目を凝らしていた。


 平原戦闘とは勝手の異なる山岳での戦闘だが、ボルボン家一党は果敢にも追撃戦を挑んだ。だが、山側から盛んに撃ち掛けられ少なからぬ犠牲を生んでしまった。


 結果的にはドリーの向こうを張る猛将なルイも諦めざるを得なかった。上から攻撃されるとどうしたって弱いものだが、数に恃んだ攻勢でも突き崩すことが出来ず反撃される始末で、最後は脱出をするのが精一杯だった。


「山岳戦を甘く見ていたな」


 口数の少ないジダーノフ家のウラジミールがボソリとこぼすと、ルイは肩を竦めながら『ウィ』と答えた。至らぬ所は素直に認め、改善を図って次に繋げる。それを繰り返してきたからこその今がある。学びは何より重要だ。


「向こうの稜線まで1リーグはある。しかも一旦あの谷へ降りなければならない。上下に迂回する形なので3リーグ相当の距離だ」


 ウラジミールは身振り手振りを交えて説明した。


「真っ直ぐ走れば良いが、そうも言ってられないのが山の怖さだ。しかもここでは馬を使えない。従って自分の足で走る事に成る。この場合、重い甲冑が徒になる訳だ。オオカミの一門が木の鎧を多用する訳はこれだ」


 そう。オオカミたちが身を包む鎧は、木と紙で出来ている。平原における戦闘と違うのは、身を隠す遮蔽物が沢山あると言う事だ。すなわち……


「防御力より機動力ということですな」


 類がそう言うと、ウラジミールは『ダー』と答えた。

 重量を軽くし、敏捷さを武器に斜面を駆け回る。それこそが山岳戦の肝だ。


「しかし、真っ直ぐ走れないのは厄介だな」


 勝手の違う現状には、ルイも些かまいっていた。

 ウラジミールは少しばかりニヤリとして応えた。


「それ故に山岳戦は難しいのだ。平地の戦術でも山を越えて陣を張れと教えられただろう? 武器になるのは速度だけで無く高さもだ。頭上には常に気をつけろ」


 彼方を行くザリーツァの面々が稜線を行く理由は、これ以上高い所が無いからと言うシンプルなものだ。そして、視界が良く安全という部分もある。


「休憩は済んだ。こちらも動きだそう。全員の装備を軽くし、追撃戦を仕掛ける。弓では届かぬ距離でも銃なら届く。甲冑から出て平服で追いかけよう」


 ルイの提案にウラジミールが首肯した。


「ジダーノフ家の培ってきた山岳戦闘術を覚えて帰ると良い。きっと何かの役に立つだろうから」


 知っているのと知らないのとでは天と地ほどの開きがあるもの。

 ルイは素直に『その通りだ』と返答し、自ら先頭に立って甲冑を脱いだ。


「山岳機動戦を行うには身軽さが何より重要だ。後続隊に水や食料を持たせて後から付いてこさせると良い。山なら水には不自由しないものだが、枯れ沢ばかりの所もある。故に水は絶対に切らすな」


 斜面を上り下りする時、人は想像以上に水を消費する。

 何故か盛んに小水を催すのだが、それもあって水を求める場合が多い。


「その通りですね」


 革袋の水筒を腰に括り付けたルイは、兜では無く馬上帽を頭に乗せて微笑んだ。


「じゃぁ行こうか。若き騎士よ。我らが先導仕る」


 ウラジミールが指示を出すと、足の太い山岳血統のイヌ達が一斉に動き出した。俊敏性のための瞬発力では無く持久力と回復力に優れた者達だ。何より彼等は心肺能力に長けている。幼少期より山で育った彼等の身体は根本的に異なるのだ。


「逞しいな」


 ボソリと呟いたルイ。それを聞いたダヴーは『山の民だ』とだけ応えた。公爵五家のメンツに掛けて遅れを取るのは許されない。そんな矜持も彼等を支えていた。だが、そんな山岳戦は想像以上にハードだと知ったのは、その日の夕方だった。


「お疲れさんだったな」


 三つほど峰を踏破して稜線沿いに進んだジダーノフとボルボンの合同追跡隊は、結果的に距離を縮める事が出来ずに四つ目の山頂で足を止めた。


「一口に山と言っても、様々な表情があるのだな」


 疲れ切っていたが、それでもルイは精一杯に強がって見栄を張った。


「あぁ。鋭い峰もあれば、このように平場となる頂きもある」


 そんな若者の強がりを理解しないほどウラジミールだって朴念仁では無い。

 植生の乏しい山頂の平場に宿営地を定めた両軍首脳は、この日の追跡をここで断念することにした。


「疲れているだろうが、まずは水の確保。そして食事だ。夜は早寝して夜明け前から行動する。山岳戦はここからだ」


 ウラジミールが山での暮らしをレクチャーして居る間、既にジダーノフの一門は手分けしてテキパキと宿営の仕度を始めていた。沢沿いに降りて水を確保する者や周辺の茂みに入って食べられるキノコや植物を採取する者だ。


「平地とは違う山の掟だな」

「あぁ。そう言うことだ」


 何より驚いたのは、山岳地における天幕の張り方だ。天露を凌ぐテント状では無く、寝袋状態の上に自分だけの覆いを付けている。荷物を最小限に抑える知恵は、何より軽量化が本願なのだろう。


「とにかく軽く。僅かでも軽く。それを徹底しているのだな」


 そんな風に驚いていたルイ。全てが有機的に連係するジダーノフの山岳隊は実に手際が良く、小一時間もしないうちに夕食が出来上がり、干し肉と山菜のスープで腹を満たしていた。


 山での活動はとにかくカロリーを消費する。高地に居ればそれだけで体力を消耗するのだ。それ故に食事は何より重要なのだった。


「英気を養っておけ。明日は一気に距離を詰める」


 ウラジミールは焚き火を見つつそう言った。

 首肯を返したルイは星明かりに見える彼方の稜線を見た。


「あれは……逃げる聖導教会の連中だろうか」


 切り立った刃のような稜線の彼方に明かりが見える。

 どうやら向こうも焚き火に当たっているのだろう。

 こちらと違い、岩場の狭いところに陣取っているらしい。


「だろうな。ザリーツァの連中はああいった場所を好む」


 基本的に臆病なのだろうな……とルイは思った。周辺の視野が広いところで周囲を警戒して夜を越えるのだろう。その夜、ルイは低く張った天幕の中で何度も目を覚ました。彼方の峰に居る筈の聖導教会関係者を思っていた。




      ――――翌朝




 まだ夜明け前にジダーノフ家は動き始めていた。基本的に山の朝は早い。

 天候が急変するのは大抵午後なのだから、午前中に行動を開始していることが重要で、時間的な余力を常に作っておくことが肝要だ。


「さぁ、今日は一気に詰めるぞ」


 やる気を漲らせているルイだが、率直に言えば身体はボロボロだった。

 斜面の上り下りでは足が疲労するのは言うまでも無いが、本当に疲労するのは背中や腰など体幹部だ。


「山岳戦での追跡で重要なのは持久力だ。追いついても合戦におよぶ気力が無ければ意味がない。基本的には逃げる方が有利だからな」


 山岳戦の常として、敵味方の間には高低差が生まれてしまう。

 それ故にまず重要なのは、敵が下り局面となった時に追いつくことだ。


 より高く、より早く。このふたつは不動の真理。

 それ故にやみくもな追走は時に決定的な不利を招く。


「では、それに沿ってまいりましょう。今日もよろしくお願いします」


 ルイは笑みを浮かべてそう言った。

 山の稜線を伝って一気に距離を詰めるには、迷路のような道を熟知していることが重要だ。一度登って高度を稼いだならば、あとは稜線に沿って進めば良い。多少のアップダウンはあるが、麓から登るよりは有利だ


「承知した。では、行こうか」


 一口に稜線と言っても、その道程は様々に変化する。

 そして最も恐ろしいのは、岩場に出てしまって進退窮まることだ。


 蟻の行列よろしく一列に連なってしまった場合、後戻りするのですら難しい。

 ましてや千人近い大軍が行軍しているのだから慎重な対処が求められる。


「天気が持てば良いがな……」


 不意に空を見上げてそう言ったウラジミール。

 よく晴れた空だが、絹のような薄雲がうっすらと掛かっている。

 上空に湿度が入り込んでいる証拠で、天気は下り坂だ。


「出来る限り安全な所まで行きましょう」

「あぁ。そうだな」


 背中の筋肉を動かしてこりを解そうとしているルイ。

 ウラジミールは薄笑いでそれを見た後、最初に歩き出した。

 ただ、追跡五日目となるこの日から、文字通り雲行きが矢しくなり始めた。


「……参ったな」


 そろそろ太陽が天頂となる頃だが、見上げた空は真っ白だった。

 朝は薄絹状態だった雲が厚くなり始めていて、太陽が遮られていた。


ハジャーイン(大頭目)。少し急ぎましょう」


 ウラジミールと共にやって来ていた小柄な男がそう進言した。

 平常的に山岳地帯で暮らすジダーノフの一門構成員は、平地へ降りた主家にそう進言していた。


「やはり崩れるか」

「えぇ」


 稜線の彼方。風上の方には大きな雲の固まりが見える。

 遠く海まで見える山に登れば解るのだろうが、ここからではこれが精一杯だ。

 ただ、あの雲がここへやって来れば、一行は完全に雲の中だろう。


「我々はともかく、彼等には無理です」

「そうだな。その場合はお前が彼等を指導しろ。コルネイ」


 ウラジミールからコルネイと呼ばれた男は『畏まりました』と応えた。

 雲の中は濃密な霧状態となり、視界は数メートル以下となる。

 こんな時は稜線の道をどれ位知っているかが重要なのだ。


 まるで倒した障子の桟を歩く様なもので、時にはその桟が大きく切れ込んでしまうこともある。この場合、後方から押され続けて一斉に滑落死という惨事に繋がるのだ。


「山岳図はあるか」


 そう問うたウラジミールの元にジダーノフ家の地図が届いた。

 測量部が時間を掛けて作った稜線地図だ。そしてこれは、迷路の虎の巻だ。


「こちらの鞍場は落石が多い筈だな」


 ウラジミールが指さした所は測量部がガレと記した細い稜線道だ。

 痩せた尾根の僅かな踏み跡を進む道は、僅かでも踏み外せば一気に滑落する。


「地具合が良くない場所です。上の鞍はすぐ崩れるし、足場も砕けやすい。何人も死んでます」


 鞍。或いは倉と呼ばれるのはだいたい大岩か岩肌の山だ。その稜線部は土質的に崩れやすいケースが多く、刃の上を歩くようなもの。当然左右は見事な斜面を構成していて、踏み外したならおろし金を滑り落ちるようなものだ。


「ならばこちらの太い稜線を行こう。尾根を越えれば広い平地になる」


 不思議なもので高い山並みの頂上部から下辺りに湿地帯が出来る事がある。

 山体が雨や雪で削られて堆積した平場となり、水が溜まって沼になるのだ。


「我々だけなら追いつきますが……」


 コルネイは少々悔しそうにそう言った。

 山岳部における機動力は、ある意味で純粋な馬力と要領の良さだ。

 だが……


「霧の山行は命を落とす。仮にも公爵五家の当主が死んでしまったとあっては王に申し開きが立たぬ。慎重に行こう」


 ウラジミールはその様に方針決定し、再び行軍を開始した。

 先頭を行くジダーノフ家に続き、ボルボン家は隊列を組んでそれに続いている。

 標高はそろそろ千メートルを超え、グッと気温が下がって来た。


「そろそろ森を抜けるな」


 高緯度地方故に森林限界は驚くほど低く、ル・ガル南部であれば二千を数える森林限界高度も、この辺りでは千無いし千二百程度が樹木生育の限界だ。


「森を抜ければ向こうも丸見えになるでしょう」


 コルネイが言った通り、しばらく進んで行くと森を抜けた一行は、彼方に隊列を発見した。尾根二つ分の彼方だが、近付くのは容易ならざる距離だった。


「ボルボン家側が逸るだろうが、とにかく抑えろ。恐らく天候が崩れる」


 空を見上げたウラジミールは悔しそうにそう呟いた。山岳部におけるイヌとオオカミの争いが長年決着を見なかった最大の理由はこれだ。条件が厳し過ぎて大規模な合戦に及べないし、決戦も挑めない。


 細々とした少数同士がチマチマと尾根一つを取り合い、少しずつ勢力圏を広げたり取り返されたりしながら、微妙なバランスで安定していたのだ。


ハジャーイン(大頭目)! 尾根の向こうの平地が見えた!」


 隊列の先頭を行く者が声を上げた。

 聖導教会関係者を連れたオオカミの一行は事なるルートの様だ。


「よろしい。ここを宿営地とする」


 ウラジミールはそう決断した。山岳部における行動は、素人を引き連れてあれこれ出来るほど甘くは無いのだった……






    ――――作戦室


「で、結局追いつかなかったのか」


 ルイの報告では、丸3日間に渡り高原の湿原地帯で酷い雨に降られたのだとか。

 天候が回復した時には既に聖導教会側の姿が無く、どうやらあの悪天候の中を進み続けたらしいとの事だった。


「……山岳行軍はビッグストンでも行いませんね」


 助け舟を出すようにウォークはそう言った。

 平地とは全く異なる常識が山にはある。

 そんな環境で追跡するのは相当な困難を伴うはずだ。


「まぁ、やむを得まい。下手に強行して一軍が山で遭難ともなれば……考えたくもない事だ」


 少しばかり溜息をこぼしたカリオンは、最後にジダーノフ家による報告書を読んだ。ウラジミールによる御詫び状となったそこには、山の天候が急変する事への恐怖がつづられていた。


「残された遺族への給付金を考えれば、むしろ良く断念したと褒めるべきです」


 空になったティーポットを片付けつつ、ウォークはそんな事を言った。

 逼迫するル・ガル財政を思えば、時にはうまく負ける事も重要だ。


「……その通りだな」


 手短にそう答えたカリオンは『ご苦労だった』と労いつつ、若い通信将校に書類を返した。ただ、その姿には少なからぬ落胆と警戒の様子があって、作戦室に居た参謀たちは少しばかり背筋を冷やしている。


 だが、当のカリオンはそれどころでは無かった。朝一番に聞いた『逃げ切られたらしい』の言葉以来、その耳の中にノーリの鐘が鳴り響いているのだ。



     ―――――鐘よ……

     ―――――何を言いたいのだ……


 とりあえず一つ言えることは、絶対に碌な事にはならないと言う確信だ。

 だが、そんな予感を軽く踏み越える事態になるとはカリオンも思わなかった。

 後の世で振り返り、『あれが終わりの始まりだった』と述べるのだった……

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