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ル・ガル帝國興亡記 ~ 征服王リュカオンの物語  作者: 陸奥守
大侵攻~忍耐と苦痛と後悔の日々
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迎撃準備完了

~承前




 タリカの自殺未遂から数日後。

 今度は本当の大問題がやって来た。


 フィエンの街から交渉役として出かけていったエゼキエーレとビアンコのふたりが半死半生のまま帰ってきた。共に深い刀傷を負っていて、死ななかったのが不思議なほどだ。


 すぐさま治療術士による処置を受けたのだが、その間にビアンコは様態をますます悪化させている。クワトロ商会の館から年増なネコの娼婦がやって来て、泣きながら介抱しているが、少々雲行きが妖しかった。


「何があったというのだ?」


 大怪我の報告を聞いたカリオンは、全ての課業を打ち切り大急ぎでやって来た。

 その手にはル・ガル製のエリクサーが箱で用意されていて、最悪の事態に備えているのが見て取れる。


「いやはや。私もヤキが回ったようだ。すっかり下手を打ってしまったよ」


 弱々しい声でそう切り出したエゼキエーレは、事の次第を説明した。


 フィエンの街を出てから夜を徹し駆けて3日目。一行はブリテンシュリンゲンへと到着したそうだ。そこで早速エデュ・ウリュールを訪ねたのだが、そこに居たのはネコの国でも特別待遇なサヴォイア騎士団の面々だという。


 エゼは太陽王の使者としてやって来たのだと正面から交渉に当たったのだが、その場でサヴォイアの騎士が剣を抜いて斬り掛かってきたのだとか。その時はクワトロ商会の実働部隊が対処して事なきを得たと言う。


 だが、ブリテンシュリンゲンのクワトロ商会施設に逃げ込んだエゼとビアンコの所へ、今度は一個中隊レベルの騎士がやって来たそうだ。そして、裏切り者を粛正に来たのだから大人しく出てこいと迫ったという。


 もちろん素直に出る事も無く、クワトロ商会の実働部隊と激しい戦闘になったのだが、そもそも魔法騎士であるサヴォイアは強いだけで無く勝負が上手い関係で苦戦を強いられたという。


 最終的にエゼとビアンコはブリテンシュリンゲンを脱出し、とにかくフィエンへと逃避し続けた。だが、どれほど急いでも馬が水を求めれば足を止めざるを得ないので、その間に追いつかれてしまったという。


「あの時……ル・ガルの警邏隊に支援されなければ危なかったよ。王の慧眼に感謝する」


 そう。カリオンは何となく胸騒ぎを覚え、近衛連隊から2個中隊に警邏巡回を命じていた。銃を装備したドラグーンな彼等は、エゼとビアンコの悲鳴を聞きつけ駆けつけた。


 その時、彼等は迷う事無く制圧射撃を行ったと言う。射殺する事になるがやむを得ないし、むしろ生き残りを作るべきでは無い。その為か、持てる弾丸の全てを撃ち尽くすレベルで集中攻撃を加えたようだ。


 結果、彼等を追跡してきたサヴォイエの騎士達は50人近くが射殺され、生き残った者も重傷でとても助からないだろうとエゼは言った。警邏隊は追撃では無く負傷したエゼとビアンコの収容を優先し、この街に戻ってきたのだという。


「……では、エデュとは接触できなかったんだね?」


 確認する様にそう念を押したカリオン。

 エゼは『面目ない』と応えるのが精一杯だった。


「とにかくまずは養生だ。事後対応についてはこれから検討する。ご苦労だった。感謝するよ」


 笑顔を浮かべ労をねぎらったカリオン。

 その姿には王の威厳と余裕が見え隠れしている。


  ――――――さすがだ……


 内心でそう唸ったエゼキエーレは、最後にひとつ付け加えた。


「そも、サヴォイアの連中はそもそも何処かおかしいんだが、今回我々の応対を担当した若い騎士達は完全におかしな目をしていた。上手く言えないが、こう、なんというか、常軌を逸脱した精神状態とでも言う様な姿だった」


 その報告に『解った』と一言だけ残し、カリオンはル・ガル軍団首脳が揃っているホテルの一室へと向かった。間違い無くやる気でやったのだろうから、今度はそれがこの街へ牙を剥く事になる。


 その対処の為に必要なのは、鉛で作られた弾丸と砲弾だ。アッバース歩兵に対し『馬防柵と作り収束射撃出来るように準備しろ』と命じたカリオンは、合わせて銃騎兵達に4時間交替制で即応出来る戦闘隊を作らせた。


 フィエンに突入してくる騎士を馬防柵で止め、銃の一斉収束射撃でクロスファイヤーを浴びせ掛け、最後は騎士の力技だ。多少の犠牲はやむを得ないが、出来れば少ない方が良いだろう。と、なれば……


「戦力は出来る限り集中投入しろ。数的有利から戦術的有利に持っていくのだ。いま必要なのは、とにかく一方的な勝利である。後顧せず滅殺せよ」


 カリオンの命は簡単で単純だ。

 鏖殺。それのみである。


「ドリー。臨時で騎兵総監役を命じる。ちょっと苦労してくれ。いつも面倒を掛けるが頼むぞ」


 軍首脳部が集まっている場で名指しの指名かつ慰労付きの勅命が下った。

 顔色を変えたドリーは片膝を付き『大命を承りまする』と応えた。


「ジョニー。予備隊の騎兵付きだ。何かあったら状況を見て、加勢するなり横槍を突くなり好きなようにやってよしだ。ただ、ドリーもだが手柄争いはするなよ?」


 軽い調子でそう命じたのだが、ジョニーは片手を上げ『解ってらぁよ。上手くやるさ。華はドリーに譲るから大将首はちゃんと抑えてくれよ?』と返答した。その言葉に騎兵達が大笑いし、同時に『責任重大ですな』と囃し立てた。


「アッバース歩兵ら諸君は最初期の敵側吶喊を防いだ時点で後退し、フィエン最終防衛線を頼む。真に済まないが……死守だ。何があっても街には一騎たりと入れないように注意してくれ。ただし――」


 また歩兵は騎兵の下か……と若干表情を暗くしたのを見て取ったカリオンは、ここで歩兵の自尊心をくすぐる言葉を付け加えた。傍目に見ているキャリやタリカに対する手本で見本となる振る舞いだ。


「――潰走するネコの騎兵を見付けたら砲兵の出番となる。古今逃げ足の速さだけはネコの美徳だ。だが、野砲の砲弾はそれよりも数段優速であろう? 確実に殺しきれ。ひとりも生かして帰すな。これは歩兵でなければ出来ない」


 カリオンが漏らした思わぬリップサービスに、アッバース歩兵団の表情がグッと明るくなった。人を使い、人を動かし、人を守る。その手並みの鮮やかさに、キャリはただただ感心した。


「さぁ時間がない。どんどん準備してくれ。諸君らの働きに期待する――」


 方針を示し、指示を出し、そして自主性に委ねる。カリオンの行う治世の根幹がここに有るのだとキャリは知った。そして同時に、誰よりもこれを良く理解しているからこそ、今回もウォーク・グリーンは留守番なのだと理解した。


 王がふたり居るようだ……と、そう評される慧眼の士。改めて思うその能力の桁外れさは、キャリと共に居るタリカを不安にさせるのに充分だった。


「――頼むぞ」


 最後に付け添えた短い言葉。だが、その言葉を聞いた誰もが高揚した表情を浮かべていた。この砌、ネコを撫で斬りにし、滅殺せよと言う決断は、イヌにとって特別な意味を成していた。






    ――――――その晩



「そっちはどうなの?」


 忌憚無い物言いのサンドラは、少々きつい声音だった。

 寝静まったフィエンの街に居るカリオンは、夢の中で首脳会合を開いていた。

 リリスとサンドラが並んで座っている差し向かいで、カリオンは険しい表情だ。


 ル・ガル軍団の方針は決定され、後は推移を見守るだけ。

 だが、そんな状況に懸念を持ったサンドラは、確認せずにはいられなかった。


「それがだな……」


 タリカの件を切り出したカリオンは、遅れてやって来たオクルカにもふたりの未来について懸念を持っているとはっきり言った。ことに自分自身についての悩みを解消し切れていないタリカの扱いが難しいのだ。


「妻にはなれず、側近としても第一席を占めるには問題が多く、なにより当人の覚悟が決まっていないと言う事か」


 男か女かではなく、本人の意志がぶれている。それでは重要なポストなど望むべくも無いし、なにより本人がプレッシャーに押し潰されてダメになる。過程については多少の差異があれど、至れる結末は一緒なのだろう。


 当人の才覚や覚悟が足らぬうちに分不相応な責任を背負わされると、結局のところはその責任に負けてしまうのだ。それ故に若者は厳しく鍛えねばならない。少々打たれても負けないくらいの根性を着けねばならない。


「然様。この先に待ち受ける未来は当人にとって不幸な物でしか無いと思う」


 沈痛な表情でそう漏らしたカリオンは、残念そうに首を振りながらそう言った。自分自身がそうであったように、キャリとタリカについても安定した未来であって欲しいと願ったのだ。だが、少なくとも現状では難しい。


 ただ、そんな姿のカリオンに対し、オクルカは意外な言葉を吐いた。はっきり言えば意外も意外な言葉であった。


「ならばあれだ。女中にでもして使って下され。正直に言えば――」


 僅かに逡巡したらしいオクルカだが、この夢の会議室では綺麗事など吐けない仕組みなのだ。それ故にオクルカの口を突いて出た言葉は、紛れもない『忌むべき』真実なのだった。


「――オオカミの社会においてケダマは間違い無く居場所の無い存在だ。山窩に身を落として生き長らえる者のほうが幸せと言われる程だ。北部山岳地帯で最大派閥を形成した山賊の頭領がケダマであったと伝えられるくらいで……」


 才覚なくばどんな組織でも頭領など務まらない。だが、どれ程才覚があろうと街では生きられなかったのだろう。能力の有る無し関係なく、その生き方に制限を受ける、言われなき差別と言う地獄。


 その理不尽さは、それを経験した者でなければ理解出来ない。それはカリオン自身が嫌と言うほど解っている。いかなる理由があろうと、まずその理不尽さが立ち塞がるのだから。


「で、あの子の側近はどうするの?」


 リリスは率直な言葉で懸念を発した。カリオンがそうであったように、二人三脚で事に当たる側近は絶対的に必要だ。シュサ帝やノダ帝にはカウリが居たように、カリオンにはウォークが居る。そして今の王府を見れば、最強の側近だらけだ。


「……まぁ、時の流れで自然に生み出されるのを待つのが良かろう。こればかりは資質だけでなく相性も絡むからな」


 その言葉にウォークが少しばかり得意げな顔をしていた。

 超絶に難しいポジションを悠々と泳ぐようなウォークの存在は貴重なのだ。


「んで、ネコの側は?」


 城に居るはずのトウリがそう問うと、カリオンではなくジョニーが応えた。

 この地にあって虎視眈々と待ち構えている彼にしてみれば、焦れったいのだ。


「差しあたってはハリネズミ状態で待ち構えてる。一触即発って言って良いのかもなってほどだ。むしろ早く来てくれとすら思うよ」


 余裕を見せるジョニーだが、そこへオクルカが口を挟んだ。

 紛れもないオオカミの本音がダダ漏れになった言葉だった。


「ちょっと待ってくれ。我々の到着まで待ってくれないと、なんだ、そのつまり、困る。出番と手柄は残しておいてくれ」


 少しお道化たように言ったオクルカ。その言葉に全員が屈託なく笑った。

 ただ、その笑いは自然解消的に消えてなくなった。


「ねぇカリオン」

「……あぁ。解っている」


 全員の表情がグッと厳しくなった。

 それは、今回の一件に関する拭いきれない疑惑だ。


「あのキツネが一枚噛んでいる。その公算が高い」


 一度は不覚を取ったカリオンだ。

 その内に入り込まれ、操られかけた事もある。だからこそ理解出来るのだろう。

 一筋縄では行かぬ相手が絡んでいる。狙っている。虎視眈々と構えている。


 気持ち悪いくらいに執念深く、機会を伺っているのだ。

 純粋に復讐する為だけに……


「違う違う。そうじゃないよ。公算が高いんじゃなくて、確実にアイツの仕業よ」


 リリスはリリスでそれを確信したらしい。

 サンドラが『間違い無いの?』と問うたのだが、リリスは黙って首肯した。


「他ならぬリリスがそう言うのだから間違い無いのだろうな。しかし、どうやって対抗するべきか……」


 カリオンが思案をするのだが、はっきり言えば対抗策など無かった。

 人の心その物を惑わすのだから、最も確実な方法は当人を消し去る意外に無い。


「とにかくこっちが手を出せるところに引っ張り出さない限り無理よ。だからまず目の前の事に全力投球して、アイツが思っていた展開を妨害するしかない。悔しくて仕方が無くて出て来るんだろうから、そこで勝負ね」


 リリスの示した方針にカリオンは首肯を返した。

 率直に言えば、それしか出来ないのだ。


「よろしい。では、数日中に戦端を開く事になるだろうから、各々全力で事に当たってくれ。エデュと話をしたかったが、もしかしたらエデュ自体が偽者の可能性もある。よって……勝ちきってひねり潰して、その場で化けの皮を剥がそう」


 カリオンの方針が示され、全員が黙って頷いた。

 ル・ガルに対する嫌がらせの如き開戦も、ある意味ではチャンスなのだった。






    ――――――その翌日


 ル・ガル軍団中枢が陣取るホテルの一室。

 カリオンを筆頭とする各軍団の長が集まっているところに場違いな存在が居た。


 遠くキツネの国の中枢。帝とは独立した権力である七狐機関の実働部隊に所属するシモツキと名乗るキツネの同僚だ。


「過日、訳あって霜月は遠行し、この私、冬月が後任となりました故、ご挨拶に参りました」


 聞けばシモツキは任務中に少々無茶をしたらしく、殉職の憂き目にあった様だ。

 その関係で後任となった冬月がカリオンの元へ挨拶に来たのだという。


 ――――本物か?


 ふとそんな事を思ったジョニーだが、その時ふとリリスの言葉を思い出した。

 魔力を込めた玉を渡されていて、カリオンの為に使えと聞いていた。


「……………………」


 どう使うのか?を考えたジョニーは、ふと懐からその水晶の玉を出した。

 驚くほど真球に近い形状故に、水晶玉を通した向こうが上下逆さまに見える。


 ――――ん?


 ジョニーはその玉を目線の高さまで持ってきた。そして、その玉越しにフユツキなるキツネを見た。上下逆さまに見えるその姿には、ほんのりと青みを帯びた光が纏わり付いていた。


 ――――あお?


 それが何を意味しているのかは解らない。

 だが、カリオンを含め周囲の者もまた同じように見えるのだ。


 ――――問題無し……と考えて良いのかもな


 そんな事を熟々と考えている時、フユツキはカリオンに報告をあげていた。

 九尾を束ねる葛葉御前よりの言付けで、助勢の為にひとり派遣するとの事だ。


「帝も大変に心を痛めて居られます。太陽王陛下の御安寧をお祈りすると」


 基本的にキツネは信用に足るのかも知れない。

 そんな事を思ったカリオンは『承知した。帝にもよろしく伝えられたい』と返答している。


 ――――まぁ……

 ――――問題ねぇな……


 相変わらずな調子でいるジョニーは、ネコの戦力が早く来ないか……などと思っていた。あれこれ面倒を考えずに斬り結んだ方が早い。その上で結果を出して問題を解決した方が良い。


 方法論の違いだとか戦略的知見だとか、そう言った大局的な視点ではない。はっきり言えば面倒を嫌う緋耀種そのものの思考回路だった。そして、面倒な過程などすっ飛ばし、最短経路で結果を出す軍人的思考の極地だった。






   ――――――それから数日後



「思ったより早かったですな」

「あぁ。トラの国までは船で行けましたからな」


 真冬だというのに流れを止めぬ大河フーラに船を浮かべ、オオカミの主力およそ7万騎がやって来た。トラの国までは船に揺られて川を下り、トラの国からは整備された街道を一気に進んで来たらしい。


「寒いなか大変だったろうに」


 その努力をねぎらうカリオンだが、オクルカはニンマリと笑っていた。


「いやいや。街道整備の恩恵を存分に味わえたので楽だった。出来る物なら、あのヒトが使っている軌道なるものを試してみたかったが……さすがに馬までは運べないようだ」


 そう。先の獅子の国との戦で大活躍した軌匡による鉄道輸送路は、現在では茅街からトラの国を経由してトゥリングラードまで延びている。


 西方のホットスポットへ必要物資を一気に運び込める体勢になっているのだが、ヒトの説明によれば機関車なる存在が不調で走れないのだとか。


「いずれまた何か新しい仕組みを考える事だろう。ヒトはその辺りについては勤勉だからな」


 ふたりしてハハハと笑いながら本部の中へと入ったカリオンとオクルカ。

 トラの戦力は回復途上という事で今回は参加していない。


「今回は我々オオカミとイヌによる迎撃ですな」


 何とも楽しそうな表情でそう漏らしたオクルカ。

 カリオンも愉悦を隠しきれぬ笑みで返答した。


「然様。今回こそネコを根絶やしにしてくれよう。公平な商人では無く狡っ辛い小チンピラその物な連中だ。もはや不憫だとすら思わぬ」


 街道整備の威力が発揮され、ル・ガルからは続々と様々な物資や戦力が届き始めていた。事に野砲の砲弾は恐ろしい数で集積され始めていた。


「鎧袖一触に蹴散らしましょう」

「そうですな」


 ふたりして並んで眺めているのは、フィエン郊外に建設された迎撃用の馬防柵配置を示す模型だった。おいそれと乗り越えられないようにされているそれは、3重に重ねられた騎兵の吶喊を遮る壁だ。


 その内側より散々と銃で撃ちかけ、算を乱して後退する段になったら騎兵で追撃し追い立てる。そして、途中で追撃の足を止め、今度は野砲を撃ち込んで蹴散らす算段だった。


「エデュの話を聞けなかったのは残念だがやむを得得ない。もはや交渉の余地もないのだからな」


 吐き捨てる様にそんな言葉を漏らしたカリオン。

 オクルカは首肯しつつ『味方には出来ませんな』と応えた。


 両軍の激突まで、あと僅かだった。

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