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One-eyed  作者: 龍門 
ランク上げ編 =Envy and deliberation=
28/60

堅忍不抜~それが出来れば誰も苦労しない~

もっと考えれば良かった。………………ミナの件。




 夕方。太陽は雲に隠れ、少し冷たい風が吹いている。


 そんな中、闘技場に人の姿があった。

 闘技場とは実技大会と呼ばれる学校イベントに使用される場所だ。

 普段生徒は立ち入り禁止。


 その闘技場の真ん中で、4人が立っている。


 1人が『幻想ファンタジー』『暴風魔女ストーム・ウィッチ』と呼ばれる『天才ジーニアス』、左右詩祁芽さゆうしぎめ


 1人が『曲弦師』『血塗れ姫ブラッディ・プリンセス』などと呼ばれる『バーディア』の『天才ジーニアス』、星野宮ほしのみやミナ。


 1人は『隻眼の番犬ワン・アイド・ケルベロス』の序列γガンマ影八目蜻蛉かげやつめかげろう


 1人は『隻眼の番犬』の序列φ(ファイ)であり、RANKⅡの空河天士そらかわてんし


 左右と影八目は笑みを浮かべ、星野宮は困惑しており、そして空河は怒りを露わにしていた。


「おい…………何始めようって言うんだよ?」

 空河が影八目を睨みながら尋ねる。


「怖いなぁ~そんなに睨まないで欲しいな。私は君の事を思って此所に連れてきたんだよ?」

 影八目は飄飄と空河の怒りを躱す。


「それが解らねぇんだよ。何だよ、俺の為ってよ?」


「え? 解らない? ………まぁ、良いや。兎に角、教えてあげないといけないからね」

 微笑みながら空河から目線を外し、星野宮を見る。


「………おい、お前何言う気だ?」

 空河は何となく勘づき、尋ねる。


 だが、影八目は笑みを浮かべたまま話し始める。

「………君は、エンゼルの事をどこまで知ってるのかな?」


 突然尋ねられ、星野宮は困惑する。

「えっ? ……知っているって……何がですか?」


「何が? 決まってるじゃん。彼の過去、現在だよ」


「おいッ! テメェいい加減にしろやッ!!」

 空河が我慢出来ず影八目の肩を掴もうとした瞬間、

「黙ってろ。天士」


「なっ!?」

 左右の声と共に、宙から黒い手が現れ空河の襟を掴み地面に叩き付ける。

「くッ!!!」


「天士!?」

 星野宮は驚き、空河の所に行こうとするが、

「おっと、私から目を離して良いのですか?」

「!?」

 影八目がそれを制止する。


「………アナタ何者ですか? 内部の人間じゃないですよね?」

 星野宮は空河から静かに影八目に視線を変える。


「フフ………私の自己紹介をしましょう。私は『隻眼の番犬』序列γ。影八目蜻蛉と申します。お見知りおきを」


「なっ!? 『隻眼の番犬』!? 何であの組織の………しかもγが!?」


「おや、私の事を知っている様ですね………感激ものです」

 態とらしく嬉しがる。


 その様子を見ながら星野宮は言う。

「『隻眼』のαアルファからεイプシロンは別格。別にアナタを知っているのではなく、飽く迄γを知っているだけよ」


「フフ……そうですか。ですが、その噂は少し間違えですね。別にαからεが別格な訳ではありませんよ? 実際σシグマが序列では格上のβベータに勝ったり、θシータなんて2人纏めて相手しますしね。この序列って言うのはあやふやなんですよ。それに、φもね」

 そう言い、笑みを浮かべる。


「φ?」

 星野宮は影八目が意味深ありげに言ったφに反応する。


「えぇ。φは若干10歳にして『隻眼の番犬』の一員となり、その残酷なまでの力を行使してきました。表だった作戦には参加しませんけど、秘密裏に能力者組織などの強襲は行って来た。………殺した数は数えるのが億劫に成る程です」

 笑みを浮かべたまま、φと言う人物がどんな人物か言っていく。


 そして、そのφである空河は表情を変えていく。


「以前ある組織との戦闘の時、戦ったのはα、λラムダ、そしてφだけでした。相手の数は能力者含め1000強。そんな中、φはその半分………500人を虐殺しました。いやぁ、話に聞いた時は鳥肌が立ちましたよ。原型すらも残らず……殺したのですから」

 楽しそうに語って行く。


「そのφって奴なんてどうでも良いわ。それに、そんな虐殺なんて言う事もどうでも良い。所詮人殺しだし。そんな人殺しの事など私には関係の無い事」

 星野宮は冷めた目で言い捨てる。


 だが、


「ほぅ? ………どうでも良いと?」

 影八目は待っていたと言う笑みを浮かべる。


「……そうよ? それがどうしたの?」

 星野宮は影八目の笑みの意味が解らず、眉を細める。


「……ですって、人殺しってズバリ言われてしまいましたよ?」


「? ………誰に言っているの?」

 いきなり大きな声で誰かに言う影八目に不信感を大きくする。


「誰? ……誰って……」

 心底面白そうに笑みを作る。


「お前の良く知っている人物だよ」

 左右は腕を組みながら答える。


「私の良く知っている人物?」


 そして、

「どうします? 言われ慣れていると言っても、こうも直接言われると心にきますよね? …………エンゼル?」


「…………………は?」

 星野宮は間の抜けた声を出す。


 空河は奥歯を噛み締め、影八目を睨む。

 だが、影八目は止まらない。

「人殺しですって。いやぁ、ダイレクトに言われましたね。まぁ、エンゼルは何度も言われ慣れていますもんね。何度も殺し、何度も殺されかけ、その分また殺した。人殺しなんて甘いですね。唯の殺戮者ですよ。私も………エンゼルも」

 影八目は笑みを一層深くする。


「ですが、後悔なんてしませんよ? ………エンゼルに取って、これが生きる術だったんですから。ね? エンゼル………いや、φ」


「黙れよ。γ」

 空河が低い声で言う。


「おや? 怒ってしまいましたか?」

 それでも尚、飄飄としている影八目。


 その時、黙っていた星野宮が口を開く。

「……天士? ………嘘、だよね?」


「………………」

 空河は黙っている。星野宮を見ずに、影八目を睨んでいる。


「嘘って言ってよ。何で、RANKⅡの天士が『隻眼』のメンバーなの? 冗談でしょ? 嘘でしょ? ………そうよ。こんな外部の人間の事なんて………嘘に決まってる」


「RANKなど、どうにでも出来るでしょ?」


「黙れッ!! アンタみたいな部外者の事なんてッ!!!」

 叫ぶ。


「何をそんなに認めたくないのですか? エンゼルが『隻眼の番犬』のメンバーである事ですか? エンゼルのRANKが嘘だって事ですか? ………それとも、貴女より強い事ですか?」

 笑みを深くする。


「なっ!? ………ラ、RANKⅡの天士が私より強い訳ないじゃない。それに、私が………天士を守るの。その為に私は頑張ってきたの………だから、天士が私より強い訳がないの………」


 闇が見え隠れする。

「………いい加減気付けよ」

 黙っていた左右が口を開く。


「………何がですか?」

 血走った目で左右を睨む。


「お前は結局強さに執着しているだけだろ? 戦いたい。強くなりたい。天士なんて所詮その本当の理由を隠す為の口実だろ?」


「……何言ってるの? 私は……天士の為に………」


「じゃぁ、何でRANKに拘る? 別にお前と同じRANKだろうとも、守れるだろ? お前、気付いてないのか? 自分が自分の強さ酔っている事に。『天才ジーニアス』だと言われ、凄まじい力を手に入れ。何時の間にか天士を守るって言う事が口実になっていき、自身の力を強める事だけに執着している。お前は今、天士が『隻眼』の人間だと知って、嫉妬してるんだろ?」


 左右が腕を組んだまま見透かした様に言う。


「天士は普通ならば無能力者だった筈だ。それが、お前と言う能力者が居た為に、『外的誘発能力発現』で能力が発現したと、お前は考えたのだろ? だが、それだと能力は上がらず、精々RANKⅡが限度だ。だが、実際の天士はRANKⅣ以上の能力者だ。その為、お前の考えは違う」


 一度切り、続ける。


「コイツは10年前の事故で左目を失い、両親が死ぬと言う精神的ショックを受けた。それによる『損傷能力発現』………それでコイツは能力を発現させたんだよ。つまりは、お前の言う天士を守るって言う事は………根本から変わって行く。別に天士が能力を発言させたのはお前のせいじゃない。良かったな。救われて。まぁ、何でお前がそれに責任を感じていたかは知らないがな。それに、お前此所に来るまで天士が能力者だと知らなかったのだろ? それならば、お前の天士を守るって言う理由の意味が解らないのだが?」

 左右は尋ねる。


「………『バーディア』に居た頃、ある人が私に教えてくれたのよ。「蓮見はすみ天士は能力を発現させた」ってね。でも、その後天士がテロに巻き込まれ、死んだって知った。………生きる意味を失った。だけれど、死体が見つからないって事で私は天士が生きていって信じる事にした。今度また会える時の為に、私は………天士を守る為に強くなろうとした。………だから、貴女の言った事は間違えよッ!!!」


 涙を流し、叫ぶ。


「じゃぁ、何で、お前はそんな顔をしている?」


「えっ?」


「………何で唇を噛むほどに、悔しがっている?」


 そう言われ、星野宮は静かに自分の唇に触れる。

 そして、触れた指を見る。

「………何で、血が? ………どうして?」

 震える声で自問自答する。


 その姿を見ながら、左右がトドメを刺す。

「お前は悔しいんだよ。天士を守りたいって本当に思っていたのは認めてやるよ。だが、お前は既に違う目的を作ってしまった。それは、誰にも負けない事。自分が天才で在り続ける事。お前は天士の本当を知って悔しがってるんだよ。自分が守ろうとしていた奴が自分より上って事が一層な………既にお前は強さに溺れた唯の『血塗れ姫』だろ? そこには大義名分なんて存在しない。唯の強さを求める貪欲な女だよ」

 笑みを浮かべる。


「嘘………嘘だ………私は………嘘だッッ!!!!!!!」


 叫ぶ。見え隠れしていた本当が姿を現したからだ。

 信じたくない。全て嘘だ。そう思えば思う程、崩壊の泥濘に嵌る。

 今までそう思って、想って、来た事を此所に来て否定される。


 そして、自身の心境の変化にも気付いてしまう。

 その変化を否定できずに叫ぶ自分がいる事に、気付いてしまう。


「嘘………私は………」

 震える体を押さえ込む様に、自分の腕で自分を抱き、崩れ落ちる。


 その姿を見ながら、左右は眉を細め尋ねる。

「何をそんなに怯えている? 別に良いじゃないか。お前は今理解した。お前は結局自分の為に強くなった。だが、それの何処がダメなんだ? 誰だって自分の為に強くなろうとする。それの何処がダメなんだ?」


「……………………黙れ」


「んぁあ?」

 眉間に皺が寄る。

「お前誰に向かって―――」


「黙れッ!!! アンタに何が解る!? 知った様な事言うんじゃねぇよ!! 私がどんな思いで、どんな想いで『血塗れ姫』と呼ばれたか!! 何の為に力を求めたか!! 私の何も知らないくせにベラベラと私を語るなよッ!!!」

 逆ギレに近い。だが、これは本心だ。彼女の本当だ。


 星野宮自身も、月柏や左右とは違えど仮面ペルソナを被っていた。

 それは『天才ジーニアス』と言う名の仮面。


 先程左右が言った事は事実に近い。そう、飽く迄も近いのだ。

 左右は星野宮は天才で在り続ける為に力を求めたと言ったが、それは違う。

 実際は天才などに興味は無かった。


 だが、それが自身が強くなる足掛かりになるのならばと思い、彼女は仮面を被った。

 天才星野宮ミナと言う仮面を。


 それが彼女の本心を隠した。

 天才と呼ばれるまでは確かに彼女は天士の為に力を求めた。

 死んだと思いながらも、生きていると信じた。


 だけれども、天才と言う良い意味にも悪い意味にも取れるレッテルは、彼女を奥底に沈めた。

 時間が経つにつれ、彼女は天才を維持させる事に執着する。

 この世に天才と呼ばれた者達は幾万と居た筈だ。だが、その天才達は歴史に残る天才達に霞み、消えた。


 そうなりたくない。彼女はそう思ってしまった。

 だから強くなり、永遠の天才を求めた。


 それがこの結果だ。

 結局、力に溺れていた。

 力を、力を、力を―――………。


 だが、結局は仮面だ。

 素顔ではない。


「お前の全てを知っている筈がないだろ? 私が知っているのはお前に対する世論だ。上辺とも言えるこの評価。けれども、それ以外に必要か? 私は私が気に入った者の事しかその本当を知りたいと思わない。それは誰でも同じだ。私は聖者ではないのだから」

 左右は眉間に皺を寄せたまま言葉を発する。


「そう言っている割には………ズカズカと人の中にまで入って来ているでしょ? それが図々しいんだよッッ!!!!!」


 本気の時に関わってはいけない者の1人に喧嘩を売る。

 この学園の『魔女』は、短気で自己中心的で唯我独尊。

 『魔女』は、既にキレていた。


「………言いたい事はそれだけか? 『血塗れ姫』…………この世から消える準備は出来てんのかッッ!!?」

 抑えていた怒りが沸き上がる。


 左右の叫び声を聞き、星野宮は動き出そうとした。


 だが、

「………いい加減にしろや」

 この場の空気に似合わない冷静な声が静かに響く。

 声の主は空河。先程まで押さえつけられていたが、左右が冷静さを欠いた為、身動きが取れる様になった。


 ゆっくり立ち上がる。

「俺抜きにして何語ってるんだよ………そして、何俺の事話してるんだよ………左右詩祁芽」

 空河は静かに左右を睨む。


「何を怒っている? 自分の秘密が知られたのがそんなに嫌だったのか?」

 左右は怒りを宿した目で同じく左右を睨む。


「いい加減にしろや。今回は………勝手過ぎるぞ」

 そう空河が言った瞬間、


ドンッッッ!!!!


「「「なっ!?」」」


 左右、星野宮、影八目がいきなり地面にへばり付く。

 空河の能力“力”。そしてこれは『重力』。


「ツッ!! ………天士!」

 左右が叫ぶ。


「黙れ」

 空河は空を仰ぐ。

「………………今回は収まる気はねぇよ。全部ぶっ壊して終いだ」


 自身を抑える………天才が牙を剥いた。


 本気で関わってはいけないと言われる者の1人、皆の記憶から消えた1人。

 だが、彼を知っている者は皆同じ事を言う。


 一番に関わってはいけないのは空河天士。


 『隻眼ワン・エイド


 生気を失った左目。事故で失った左目。


 その左目が静かに揺らぐ。


 そして、始まる。


「大行進の時間だ―――糧にしてやるよ」


「天士ッッ!!?」

 左右が叫ぶ。


 知っているからだ。何が起きるか、何を起こすか。


「チッ! ……キレる事も配慮に入れておけば良かったですかね」

 影八目は此所に来て初めて焦った表情を露わにする。


「………天士?」

 星野宮は何か解らず、重力に苦しみながら天士を見つめる。


 空河は空を仰ぐ、そして産まれる。


ドドドドドドドドドドドドドドッッッッッッッ!!!!!!!!!!!


 地響きが轟く。

 そして、地面が盛り上がりそこから手や頭が出てくる。

 その全てが白骨化している。骸骨と言った方が良いだろうか。


 地面から出てくる骸骨達は200以上。

 今現在でも地面から骸骨達が這い出ている。


 その骸骨達はゆらり、ゆらり歩き出す。


 その骸骨達の真ん中に立つ空河が、小さく呟く。

「『死の行列行進デス・パレード


「「「「「「「「「「グガァァアアアァァァァァアアアアアア!!!!!!」」」」」」」」」」


 骸骨達が叫び、唸る。


「チッ!」

 影八目は舌打ちをし、立ち上がる。

「貴女達も早く立ち上がって下さい」


「解ってるッ!!」

 左右も立ち上がり叫ぶ。


「あれ………何で動けるの?」

 星野宮は未だに現状を理解出来ず、場違いな事を尋ねる。


「エンゼルは2つの能力を同時に使う事は出来ません。ですが、“力”の方がマシですよ。………少し遊びが過ぎましたか」

 影八目は額から流れる汗を拭う。


「………お前の事は後回しだ。今は天士を抑える。………最悪の場合は臓器の1つや2つ奪わないとダメだかもな」

 左右は笑ってはいるが、それは楽しくてではない。現状の不利さに笑っているのだ。


「奪うって!? ………一体これは何なの!?」


「これは、エンゼルのもう1つの能力、『死の行列行進』。この骸骨達は………彼が今まで無意味に殺して来た者達ですよ」


「む、無意味って!? どう言う意味!? 『隻眼』では無意味な人も殺させるの!?」

 星野宮は顔を蒼くし叫ぶ。


「えぇ。否定はしません。我々は慈善団体ではないんですよ。大義名分が罷り通らない殺しなど、日常茶飯事ですよ」

 影八目の影が揺らぐ、そして、生きているかの様に動き出し骸骨達の足を砕いて行く。

「足です! この骸骨達に再生能力はありません! この骸骨は身動きを止めるだけで良いです! 問題はエンゼルをどう抑えるかです!!」


「解ってるッ! 命令………するなッ!!!」

 左右が叫ぶ。その瞬間、骸骨達の足下に複数の黒い手が現れる。

 その黒い手は骸骨達の足を掴み、捻り潰す。


「………『鎮魂曲レクイエム』」

 星野宮が言葉を発するのと同時に数体の骸骨の足が吹き飛ぶ。

「『幻想曲ファンタジア』………『聖譚曲オラトリオ』」


キイィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッッッ―――………。


 弦が姿を消し、甲高い音が鳴り響き骸骨達を粉砕していく。


 始まる。想定外の戦闘が…………。












あれ?ミナVS天士じゃなくね?と、思った方。

実は作者がすっかりわ………ゴホンッ!嘘ですよ?

次か次にちゃんと戦います。


今回は天士の能力披露です。

『隻眼』での話は後々書きます。てか、書きたい。

メンツを出したい。天士の師匠さんを出したい。一度出てるけど、もっと出したい。

他にも色々一杯出したい。でも、まだ書けない。書くには主要メンバーの話を書いた後………面倒。

多分『隻眼』での話の前に話に出てくる1年前の話を書くと思います。

天士達が出会った時の話です。全然考えてませんけどね。


てか、影八目が嫌な奴に。まぁ~想定内。

左右が今回ヒール役に………想定外。


そんなこんなで次回。それでは………。

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