表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/40

付き合うの?

喚かないのが良い女じゃない 二頁目。

分割しました。


後半に従って縛りが大きくなるので、序盤の方がこういう傾向は多いですね。

泣くだけ泣いた後、漸く気持ちが落ち着いて来た。そうして冷静になると非常に不味い状態である事に気が付く。

幾ら幼馴染とはいえ、付き合っているか曖昧なこの状態で縋り付いて泣きじゃくるのは、どうなんだろう……。とりあえず早く離れなくては。

「ごめんね。もう大丈夫だから」

「で、返事を聞いてないんだけど」

彼の真摯な仏頂面がジッと私を見詰めてくる。そうされると決して勢いに任せて行われた行動では無い気がして、非常に困惑した。

「え……付き合うの……?」

今の今まで失恋で泣きじゃくり、未練タラタラな状態である。だからこのまま付き合っても今までの事を引き摺り、片思いの相手と彼を重ねるだけだと思う。其れは流石に……。

「言っとくけど『未練タラタラだからケジメ着くまで待って』っていう言葉は聞かないから」

全て見透かした様な言葉に息が詰まる。この状態でどう断れば良いのだろう。一人言い訳を考えていると、追い打ちを掛ける様に畳が駈ける。

「で、返事は? 三秒以内。それ以上は待たないし、待てない。このままズルズル行くのが分かっているから」

彼はとても優しい。気遣いを忘れない様な人だ。けれども時折滅茶苦茶強引なところがある。取り分け今のように此方が優柔不断な真似をしていると、さっさと結果を求めるぐらいには……。

「あ……あの……待って!!」

「はい。三秒経過。という訳で今日から俺はお前の彼氏になった訳だ」

そう得意気な顔をして彼は手首を握った。其れから私の顔を覗き込み、ただ静かな声で話す。

「未練タラタラなら俺が忘れさせれば良い。だからお前は何一つ気にしたり、焦ったりする事はない」

其れは……私を慰める為に『気遣いで付き合っている』という事に他ならないのでは無いか。自分を殺して、私を救う為に。そんなのは……。

「じゃあ、手始めに一緒に帰るか」

私の否定の言葉は丸め込まれ、全てを有耶無耶にしたまま、その場を去ることになった。その後も困惑と焦りと罪悪感が混ざった私の表情を見て、ただ慰める様に声を掛ける。

「あんまり暗い顔するなよ。付き合ったんだから。お前、休日空いてる? 近所のファミレス一緒に行こう」

「い……行く……」

この空気を突破する方法があるならば教えて欲しい。

最初の二人が滅茶苦茶口悪かったので、そこを修正。

後半に行くに従って、大分マイルドになったので。


ちなみに今回、名前決まってません( '-' )

三人称で何とかなってしまったので( '-' )


どうしようね。本当に( '-' )

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ