#67 雪香姉と2人っきり ☆
香織姉が出かけて、ぼくは雪香姉と2人でいる。
「ふふっ、ゆきあくんと2人っきりなんて久しぶりだね」
「そうだね。いつも香織姉と2人でいたからね」
雪香姉の言う通り、ぼくは雪香姉と2人でいることがあまりなかったので、こうして一緒にいるのは新鮮だった。
「ゆきあくん、何して遊ぼうか?」
「雪香姉は何かあるの?」
「そうね~、うふふ」
雪香姉は何か考えた後、不敵な笑みを浮かべた。
「雪香姉?」
「ゆきあくん、わたしにいじめさせてくれませんか?」
「えっ、ど、どうして?」
「いつも香織にいじめられてるんでしょ? わたしもゆきあくんをいじめたいんですよ~」
雪香姉は笑顔でそう言った。
「おねが~い♪」
「う、うん分かったよ…」
「やった~♪ じゃあさっそく…」
そう言って、雪香姉はぼくを床に倒して、ぼくの上にまたがった。
「かわいい…。わたしもゆきあくんかわいいから好きだよ…」
「ゆ、雪香姉?」
「…ゆきあくん。この前、香織とキスしたよね?」
「は、はひぃ!?」
それってまさか…!?
「わたしともしてくれますよね?」
雪香姉は小悪魔な笑顔で顔を近づけてそう言った。
「うふふ、ゆきあくんにキス~」
雪香姉に問答無用でキスされることになった。
ぼくは雪香姉と身長差があるので、動けず、逃げることも出来ない。
雪香姉にキスを受け入れるしかないと思い、目をつぶったけど、
「…?」
いつまでたっても雪香姉はキスしてこなかった。
目を開けると、それどころか雪香姉は顔を遠ざけていた。
雪香姉は、ぼくを興味深そうに眺めていた。
「あら? ゆきあくんったら。本当にキスすると思ったの?」
「ふぇ?」
「冗談に決まってるじゃん~。うふふ、かわいい~ゆきあくん♪」
「冗談だったの!?」
完全に雪香姉に手玉に取られたみたいだ。
ペロッ。
「ひゃっ!?」
すると、突然雪香姉がぼくのほっぺをなめた。
「うふふ、ゆきあくん、これがわたしのキスですよ♡」
雪香姉は舌をペロっと出してそう言った。
「香織姉ほどじゃないけど、雪香姉も天然でドSなんだよね…」
ぼくがそう呟いていると、雪香姉がこう言った。
「ふ~ん、ゆきあくんってわたしのことそんな風に思ってるんですね~」
「えっ、いやそれは…!」
「ゆきあくん、かわいいのに生意気ですね! 踏み潰しますよ!」
そう言って、雪香姉は立ち上がって、ぼくの顔を踏んづけた。
「えい!」
「ゆ、雪香姉!?」
「ゆきあくん踏み潰すの気持ちいい~。うりうり~♪」
雪香姉は足を開放して、ぼくを立ち上がらせた。
立ち上がった後、ぼくの視線に雪香姉のおっぱいが入った。
身長差があるので、ぼくは自然とおっぱいを見てしまう。
「こら、どこを見てるの?」
「いや、これは…」
「香織の言った通り、ゆきあくんはいつもわたしたちのおっぱいをじろじろ見てますよね♪」
「じ、じろじろは見てないよ…」
「そんなエッチで生意気な弟はわたしのビンタでお仕置きしちゃいま~す」
「ゆ、雪香姉!?」
「お願いだから…1回だけ、ね?」
雪香姉は目をうるうるさせながらそうお願いした。
「わ、分かったよ…」
「ありがとうゆきあくん♪ じゃあいくよ~」
そう言って、雪香姉はぼくのほっぺにビンタした。
「えーい♪」
パシィン!
「うふふ、わたしのビンタはどうでしたか?」
「うん、ちょっと痛いけど、気持ちいいよ…」
「ふふっ、ゆきあくん、生意気とか言っちゃってごめんなさい♪」
「別に良いよ」
「ゆきあくん、本当に優しいな~。わたし大きいから、小さいゆきあくん見るとキュンキュンしちゃうよ…」
雪香姉はそう言って、おっぱいをぼくの頭にのせた。
「ちょっと雪香姉!?」
「うふふ~、わたしのおっぱいがゆきあくんの頭にのせれちゃいますね」
「そういえば雪香姉っていろいろ大きくなったよね」
「うん、身長も170超えたし、おっぱいも元々大きかったのが、さらに成長しちゃったよ。お陰でゆきあくんはじろじろ見るけどね♪」
「ふぇ!? だから、じろじろは…」
「見たいならいくらでも見せてあげるよ。ゆきあくんは、わたしのかわいい弟だもん♪」
「う、うん…」
雪香姉はそう言って、ぼくも頷いた。
「ゆきあくん、この後はどうする?」
「えっ?」
「わたしがやりたいことやったから、今度はゆきあくんがやりたいことやろうよ~」
そう雪香姉が提案した。
「じゃあ一緒にゲームしよう」
「ゲームだね。良いよ~。ゆきあくんとやるの久しぶりだよ~」
「はい、雪香姉、今日は負けないからね」
「ふふっ、わたしも負けないよ、ゆきあくん!」
ぼくと雪香姉は気の向くままにゲームをしたのだった。
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