表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

52/301

#51 香織姉のペロペロ ♡

翌朝、わたしはいつものように朝食の準備をしている。

準備が終わったので、ゆきあくんを起こしに行った。


その前にいつものようにゆきあくんの寝顔を見ないとね~。

ゆきあくんの寝顔を見ると、昨日のキスを思い出して、自然と笑顔になっちゃう~。

本当はもっと眺めていたいけど、遅刻してしまうので、起こし始めた。


「ゆきあくん、朝だよ~」

「んっ、ん~っ…」

ゆきあくんはうっすらと目を開けた。


「はい、ゆきあくん。おはようのペロッだよっ!」

わたしはゆきあくんのほっぺをペロッとなめた。


「ふわぁ!? な、何するの!?」

「ゆきあくんが起きないのが悪いんだよ。もう、いっぱいなめてあげたから」

ゆきあくんが寝ているのをいい事に、わたしはゆきあくんのほっぺをツンツンしたりなめまくったりと、いたずら心いっぱいでした♪

そして、ゆきあくんが起き上がると、大変驚いた目をして、「ふぇ!?」と叫んだ。

わたしは今、裸だからです。


「な、何で何も着てないの!?」

「うふふ、ゆきあくんに見せたいからに決まってるじゃ~ん」

「早く着てよ!?」

「え~、せっかくゆきあくんを起こしに来てあげたのに~。お姉さんのわたしにそんなこと言っちゃうんだ~。そんな悪い弟は踏み潰してあげる!」

わたしはお仕置きとばかりにゆきあくんを踏み潰した。


「えい!」

「ひゃっ!?」

「うふふ、ゆきあくん反省した?」

「ううっ…。許して…」

「うふふ、わたしも鬼じゃないから許してあげる♡ ほら、朝食の時間だから早く起きて」

わたしはゆきあくんの手を引っ張って立たせた。




わたしたちが1階に降りると、雪香姉がおかずを並べてくれている。

「おはよう~、雪香姉…」

「おはよう、ゆきあくん。また、香織に何かされたのかな~?」

「へっ、い、いや別に…」

「ふ~ん、そっか~」

それから、わたしたちは朝食を食べ始めた。


「あれ、そういえば、ドレッシング忘れてたね。ちょっと待ってね」

雪香姉は、そう言ってキッチンへと向かった。


「ねえ、ゆきあくん」

「うん、何?」

その合間にわたしは、ゆきあくんに凄いスピードで顔を近づけペロッとなめた。


「ひゃっ!? な、何やってんの香織姉!?」

「うふふ、ごめんなさい♪」

わたしは、舌を出しながら謝った。


「は~い、香織はごまだれとシーザーどっちがいい?」

「シーザーでお願い」

「オッケー! ゆきあくんは?」

「ごまだれで…」

「オッケー! ってどうしたのゆきあくん? また何かされたんだね~」

「な、何でもないよ…」

「隠さなくても大丈夫。香織になめられたんでしょ~?」

「ごほっ!」

雪香姉がそう言って、わたしは飲んでいたミルクを吹きそうになった。


「み、見てたの!?」

「うふふ、ちらっとだけどね。香織がゆきあくんにやってることは全部お見通しだから」

「もう、雪香姉には敵わないな~」

わたしは、笑いながらそう言った。




「それじゃあわたしは、一足先に学校に行くね。いってきま~す」

「うん、いってらっしゃい雪香姉」

「いってらっしゃい雪香姉」

わたしたちは雪香姉を見送った。

その後、わたしは我慢できなくてもう1回ゆきあくんのほっぺをなめた。


「ゆきあくん…ペロッ」

「ふわぁ!? も、もうやめてよ…」

「ごめんなさい。ゆきあくんがかわいすぎるからなめたくなっちゃうの…」

「もう、香織姉ってば…」

ゆきあくんは、そう言いつつもわたしのわがままを受け入れてくれる。


「ゆきあくん、そろそろ学校行くよ」

「そうだね」

わたしたちは支度をして学校に行く為に玄関へと向かった。


「あっ、香織姉待って」

「どうしたのゆきあくん?」

「出る前にもう1回だけなめてほしい…」

「えっ? ゆきあくんってばさっきやめてほしいって言ってたのに~」

「…そ、そうだけど。もう1回だけお願い…」

「もう、しょうがないな~」

そう言われてわたしは再びゆきあくんのほっぺをなめた。

ペロッ。

「ひゃん…!」

「わたしになめてほしいなんて…。ゆきあくんのエッチ♡」

なめられて顔真っ赤になるゆきあくんの耳にそうささやいた。

それを言われてゆきあくんは恥ずかしさのあまりうつむいた。


「うふふ、ゆきあくんも男の子だね~。ちゃんとしないとダメだよ~」

「う、うん…」

「じゃあ行こっか、ゆきあくん」

わたしたちは仲良く登校した。

普段は強がるけど、本当はわたしにいろいろして欲しいことは知ってるんだからね、ゆきあくん~。




読んでいただきありがとうございます。


面白いと思った方、ブックマークやご感想、いいね、SNSのシェア、よろしくお願いします!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ