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#25 夜中のドMな弟とドSな姉 ♡

わたしたちは今、温泉から上がって自分の寝るスペースでゆっくりしている。

ゆきあくんは今スマホをいじっている。

実はここ最近、ゆきあくんのことをあまりイジメていない。

なので、そんなゆきあくんを見てると、わたしのドS心がくすぐられてしまう。

わたしは、こっそりとゆきあくんの隣に来て、ゆきあくんのほっぺをペロッとなめた。


「ひゃー!」

ゆきあくんは突然のことでびっくりして悲鳴をあげた。


「か、香織姉…!?」

「うふふ、ごめんなさい。わたし、どうしてもゆきあくんのことイジメたくなっちゃったの…」

ペロッ。


「…!」

わたしは、ゆきあくんのことをペロペロとなめ続けた。


「うふふ、ゆきあくん、今夜はたっぷりとイジメてあげるね。ゆきあくんもわたしにイジメられたいでしょ?」

「…うん。正直、少しイジメてほしいかも…」

「ありがとうゆきあくん♪ じゃあ次はビンタしちゃうよー」

わたしは立ち上がってゆきあくんのことをビンタし始めた。


「えいっ。えいっ。今日はたくさんビンタしてあげるよ」

わたしはいつもより優しめにビンタをパシンパシンと続けた。

普段は右手でビンタしてるけど、今回はいっぱいやるので、左手でもビンタをした。


「ゆきあくん、本当にわたしのビンタ好きだよね~♪」

「えっ!? い、いや別にそう言うわけじゃないけど…。香織姉のビンタは本当に痛いから…」

「うふふ、ゆきあくんずっと痛そうにこすってるもんね。でも、今は優しくしてあげてるよ」

「うん、でもちょっと本気のをしてほしいかも…」

「そう? じゃあ本気でいくね」

「えっ? う、うそ! 今のなし!」

「えーい!」

パシィン!

「ひゃー!」

わたしはゆきあくんを思いっきりフルスイングでビンタした。

ゆきあくんはその場で倒れ、わたしはそのままゆきあくんのほっぺを踏んだ。


「えい」

「はわぁー!?」

「うふふ、わたしのビンタはどうだった?」

「うん、気持ち良かったよ…。ちょっと痛いけど…」

「うふふ、ゆきあくん本当にかわいい♡ ますますイジメたくなっちゃう…」

わたしはそのまま素足でゆきあくんのほっぺをグリグリした。


「か、香織姉!?」

「ゆきあくん、わたしに踏まれる気分はどう? わたしはとっても気持ちいいです♪」

「香織姉ってばドSすぎるよ…」

「ゆきあくんもドMのくせに~」

わたしはそのままゆきあくんの上に乗っかった。


「か、香織姉、もうそろそろやめない?」

「ゆきあくん。わたし、もう少しイジメたいの…。後ちょっとだから、お願い…」

わたしは目をうるうるさせながら、ゆきあくんにお願いした。


「しょうがないなぁ、後少しだよ…」

「ありがとう。ゆきあくん優しいしかわいいね」

そして、最後にゆきあくんを起こしてわたしのおっぱいに押し当てた。


「むぐっ!?」

「うふふ、ゆきあくんの好きなわたしのおっぱいだよ~」

わたしは思う存分ゆきあくんをイジメました。




「は~い、おしまい」

「ふぅ~」

わたしもゆきあくんもなんだか疲れちゃったみたい。


「ゆきあくん、わたしちょっとやり過ぎちゃったね。ごめんなさい」

「大丈夫だよ、香織姉」

「そっか。うふふ、ゆきあくんは本当に優しいね…。よしよし」

そう言って、わたしはゆきあくんの頭を優しく撫でる。


「ねえ、香織姉…」

「な~に?」

「今日も一緒に寝る?」

「もちろんだよ♪ ゆきあくんから誘うなんて珍しいね~」

「今日は香織姉と一緒がいい…」

甘えん坊のゆきあくんもかわいい♪


「じゃあ、今日はゆっくり寝ようね。」

「うん」

わたしたちは今日もゆきあくんの布団で一緒に寝ることにしました。




「そういえば、最初、ゆきあくんからわたしにビンタして欲しいってお願いされちゃったんだよね」

「あ~そういえばそうだったね」

わたしたちは布団の中で昔の出来事に語っていた。


「あの時は本当にびっくりしたよ。まさかゆきあくんにそうお願いされちゃうなんて…。わたしもお願いされてゆきあくんをビンタしていくうちにだんだんドS心がくすぐられて、わたしの方からビンタしたくなっちゃったんだよね」

「そういえば、それがきっかけだったか~」

「つまり、わたしがドSになったのは、ゆきあくんのせいだね♪」

わたしはいたずらっぽくそう言った。


「うっ! た、確かにそうかも…」

「ふふっ、ゆきあくんってば…」

「それじゃあ、そろそろ寝ようか」

「うん」

「おやすみ、香織姉」

「おやすみ、ゆきあくん」

わたしたちはすやすやと眠り始めました。




読んでいただきありがとうございます。


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