人族の町
さて、これからどうしようかと手を繋いで相談していると、商人が僕たちに問いかけてきた。
「私達はあそこに見えるレバーシュの町に行くのですが、皆さんはどうされますか?」
商人が指さす方向を見ると、たしかに町らしきものが見える。あぁ、あんなところに町があったんだ。
「あ、俺達もあの町に行こうかと。」
「そうですか!そうですか!では、よろしければご一緒しましょう。町についたらお礼させてください。」
町はもう見えてるしもう襲われる心配はないかもしれないけど、護衛の冒険者たちに怪我して人もいるし一緒に行ってあげよう。
俺たちは商人と一緒に町の門をくぐった。
あれ?普通の門番さんに軍人さんもいたんだけど、俺達の身分証明チェックはいいの?ドキドキして、なんて言い訳しようか考えてたんだけど。
商人さんの身分証明書だけで通れちゃったけど、国境の町というわけでもなさそうだし、大都市というわけでもなさそうだから、そこまで厳しくないのかも。
「よろしければ、お礼に宴でも開かせてください。今宵などいかがでしょうか。めいいっぱいお礼させていただきます。」
正直、なんかめんどくさいな。
前に親父の人脈に助けられたばかりだし、この世界の人脈とか重要なんだろうけど。
けど、宴ってお酒もでるよね。
元の世界では未成年だし、どう考えてもこの人たちかなり飲むよね。酔っ払いの相手をさせられるのも、ちょっとね。
俺達は手を繋ぎお互いの意思を確認する。
「いやいや、お礼なんて結構ですよ。あ、そうだ。よければ女の子が泊っても安心な宿屋があれば教えてください。
あとこの町に冒険者ギルドとかありすか?」
俺達はおすすめの宿と冒険者ギルドの場所を教えてもらい、それじゃせめてでもと少しだけお金貰った。
「ねぇ、ねぇ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、なんか中世のヨーロッパっぽい街並みだね。」
「そうね。でも、中世のヨーロッパってことは、窓から排泄物とか降ってくるんじゃないの?」
「やだ~」
「は、は、は。大丈夫だよ。この世界では小さな村でも汚水処理施設があって、みんなそこに持っていくんだ。たぶんこの規模の町なら専門の業者が回収してるんじゃないかな。」
「昔は日本でもそういうのあったらしいわね。」
「へ~。江戸時代の話?」
「いや、田舎の方では昭和の終わり近くまで残ってたみたいだよ。」
「今でも場所によってはあるんじゃないの?」
俺達は貰ったお金で軽く食事をしてから紹介してもらった宿に部屋をとった。3人1部屋だ。お金もなんとか足りた。若い男女が3人一緒でも特に怪しまれることもなかった。まぁ、この世界は久しぶりなので感覚がまだ戻ってないのだが、ここではそんなものだ。
「2人とも初めての戦闘で疲れただろ。今日は早く寝よう。」
「えー、お姉ちゃんの避妊魔法で避妊も出来るんだよ。もう妊娠も心配することないんだし、おもいっきりしようよ!」
「そうね」
えー、美佐まで…
美樹ちゃんの責めを受けながら、美佐を責め、美佐の責めを受けながら美樹ちゃんを責め、
姉妹の絡みも美しい。
そして彼女らの息の合ったコンビネーションを味わいながら、多才なフォーメーションで応戦する。
やばい押されている。
左舷弾幕薄いよなにやってんの!
このままでは包囲されるぞ!
いや、大丈夫だ。わが軍の士気は高い。
いくぞ!!一点突破だ!放てぇ~!
美佐、美樹、美佐、美樹、美佐がダウンしてるので続けて美樹ちゃんを責め、
復活した美佐の攻めを受けとめ、さらに美佐、美樹…
(亮太)(美佐)(お兄ちゃん)(美樹ちゃん)「大好き♡」
結局朝まで何回したんだろう?
気が付いたら、2人を抱きしめながら眠っていた。気絶していたといった方が正確かもしれない。
(あ、亮太起きたみたい。)
(お兄ちゃん、朝から元気だね。)
(いや、その、それは生理現象でして…)
(でも、興奮しるんでしょ?)
(そりゃ、大好きな二人がすぐ隣で裸でいるんだよ。)
「えいっ!」
嫌いじゃし、スキルのおかげでまだまだ出来るんだけど、太陽が黄色い。
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