お祝い
「ねぇ、亮太。お祝いしましょう!」
「それいいね、いいね。お姉ちゃん、ナイスアイディア!」
「え、でもまだ家に帰れた訳でもないし、遺産ももらえてないし。」
「まぁ、みんなバイト頑張ってくれているし~少しくらいなら余裕もあるわよ~。」
「じゃぁ、決定ね。準備は私と美樹でするから。」
「え、ミキもなの?」
で、当日、バイトを休みにし指定された場所に向かう。
途中、日勤を終えた美恵さんと鉢合わせし、2人で指定された場所に付くとなんとラブホテルだった。ラブホのパーティールームを朝まで貸し切ったみたいだ。ちょっと嫌な予感。
美恵さんと腕を組んで部屋に入ると、
パ―ン!クラッカーが盛大に鳴る。そこには何故かバニーガールの仮装をした姉妹がいる。
「亮太おめでとう!!」「お兄ちゃん、おめでとう!!」
「そしてお母さん、お誕生日おめでとう!!」「ママ、お誕生日おめでとう!!」
「え?誕生日?」
そう言えば、姉妹の誕生日は子供の頃から祝ってきたので知っているが、美恵さんの誕生日って知らない。
「あら、誕生日って、もうそんなお祝いしてもらうような歳じゃないのに。」
「さ、ケーキのロウソク消して。消して。数はごまかしてあるから(笑)」
ケーキのロウソクを吹き消す美恵さん。
「おめでとー!」「おめでとー!」「おめでとー!」
見るとそこには涙目になる美恵さん。
「そして、私達からのプレゼントがありま~す。」
2人はそう言うと、ケーキを指先でひとなめして、さっさと着替えて部屋を出ていこうとする。えっ、俺のバニーさんどこ行くの?
「お母さん、亮太と2人っきりってなかったでしょ。楽しんでね。」
「ちょっと待てよ、まだ深夜じゃないとはは言え、2人で帰るのは危険だろ?」
「大丈夫よ。普段バイト行く時間帯とたいして変わらないじゃない。あと片付けは明日の朝来てやるから、心配しないで。」「ケーキは残しといてね。」
言うや否や、さっそと出ていってしまった。
「あの子たちったら♡ご主人様のお祝いのはずなのに…こんなおばさんと2人だなんて、ごめんなさいね。」
「い、いいえ、美恵さん、初めて会ったときから全然年取らなくて、まるでエルフ…」
「また言ってる。うふふふふ。このご主人様への想いが若さの秘訣なのかもしれないわね。」
「美恵さん、好きです。」
「うれしいけど、あの2人はどうするの?母親としては心配になるの。」
「美佐も美樹ちゃんも大好きです。3人とも大好きなんです。愛してるんです!」
「あら、いけない子ね。うふふ。」
2人の間に沈黙が流れる。
思わず服の上から美恵さんの豊満でありながらずっと重力に逆らい続けているる胸に手を伸ばす。
「あん。ご主人様、おっぱい好きね。」
「粉ミルクで育ったもので、その反動かもしれません。でも美恵さんのこの桃尻も大好きです。」
:
結局、俺と美恵さんは、朝まで飽きることも疲れることもなく休みなく何度も繰り返した。
「ママ、お兄ちゃん、あと片付けに来たよ!」
「げ、なにこの匂い、亮太、何回したのよ?」
「回数は解らないけど、さっきまでしてた。」
「お母さん、大丈夫。」
「は、は、は。」そこには裸で横になっている美恵さんが肩で息をしていた。
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