受験勉強
中3になった。
「同じ高校に行って、まだまだお世話してあげる。感謝しなさい。」
突然、美佐ちゃんが俺と一緒の高校に行きたいと言いだす。
幸い学費は父が出してくれると言っているので、学費の心配はない。
ただ、学校でも家でも俺の世話ばかりしてる美佐ちゃんの学力がちょっときびしい。
そこで美佐ちゃんといっしょに受験勉強を始めることにした。
俺については前世の記憶は役に立たないが、魔王の王子として英才教育を受けた俺の勉強方法は役に立つわけで問題はない。なので主に教える側だが、それはそれで勉強の復習になる。
「問題集1ページできたわよ!」
「どれどれ、採点してあげるから見せてごらん」
採点の間、美佐ちゃんが机の下にもぐってズボンからオレを取り出す。そしてポニーテールが揺れる。
「やばい、採点に集中できない。いやがんばれオレ!!よし全問正解だ!!」
「やった!!ご褒美に触って優しく揉んで!優しく弄って!亮太大好き♡」
「じゃぁ、次のページもやってみようか」
「1ページできたよ!」
採点の間、美佐ちゃんが机の下にもぐってズボンからオレを取り出す。そしてポニーテールが揺れる。
「やばい、採点に集中できない。いやがんばれオレ!!よし全問正解だ!!」
「やった!!ご褒美に触って優しく揉んで!優しく弄って!亮太大好き♡」
そんなこんなで1日に何ページ解き進めた。もちろんそんな勉強ばかりじゃないぜ。
美樹ちゃんがいる時は普通に勉強した。
「ねぇ、ミキにも勉強教えて。」
「えっとね、その問題は…」
美佐ちゃんは機嫌悪そうにしているが、俺の教えるスキルも上達した。(そんなスキルは持ってないが)
そして俺達の学力は飛躍的に伸びた。
そんな受験勉強の成果がでたのか、美佐ちゃんも受験の手ごたえは良かったみたいだ。
合格発表の日、美佐ちゃんと合格発表を見に行ったが、受験番号が近かったので、2人ともあっさりお互いの受験番号を見つけた。
もうちょっと青春ごっこしたかった(笑)。
母や美恵さんに2人ともに合格したことを電話で伝え、家に帰る帰り道の公園で初めてキスした。くちびるが触れるだけの優しいキスだ。
「わ、私のファーストキスなんだから、ありがたく思いなさいよ。」
「大好きだよ」
「し、知ってるわよ。…わ、私も好きよ。」
「ファーストキスと順番がおかしくなってごめんね。」
「ううん。大丈夫。最初から全部亮太にあげるって決めてるんだから♡」
そんな美佐ちゃんの可愛さにたまらなくなり、美佐ちゃんの口の中を舐めまわした。
「え、ファーストキスの直後にいきなり濃厚すぎ!!」
そして衝動が収まらなくなって公園のトイレの裏に連れ込んだ。
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