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オファニム・サガ シリーズ 設定資料集  作者: Yuki
サタナエル・サガ 設定資料集
5/11

登場人物~サタナエル統括副将・副将・兵員・幹部・七長老【★挿絵有】

トム・ジオット:

 男性、33歳、身長185cm、体重73kg。黒髪、白い肌、黒い瞳。戦闘スタイルは両手持ち長剣。

 サタナエル“(ソード)”ギルド副将にして、達人の域をはるかに超えた超絶剣技の使い手。性格も冷静沈着であり、その2m近い長さの長剣を縱橫に振るい、あと一歩までレエテの命を追い詰める。しかし時間がかかり過ぎたゆえ、救援をきっかけに開眼、力を取り戻したレエテに手も足も出ず敗北、死亡した。

 同性愛者であり、将鬼ソガールを伴侶にもつことが後に判明した。


レーヴァテイン・エイブリエル:

挿絵(By みてみん)

“キャハハハハ!!! あんた弱っわ!!! 受けるーー! 話になんないーー!!!”

“あたしとあんたじゃ、天地の差だよ、ナユタ!!!”

“あたしは、サタナエルとヴェル様への忠義と自分の矜持を貫く。それだけだ”

 女性、16歳、身長149cm、体重45kg。金の長いストレート髪、白い肌、青い瞳。戦闘スタイルは刃物鎧による回転体当たり+魔導。

 サタナエル“短剣(ダガー)”ギルドの兵員だが、その索敵能力と森林戦闘に特化した能力を認められジオットに同行、彼女の力でレエテたちは発見された。性格は毒舌ながらも無邪気で天真爛漫に見えるが、その実サディズムを伴った異常性格の持ち主。ナユタを相手取り戦闘に突入し、その能力を存分に活かして勝利目前と見えたが、ナユタの策略と真の力の前に重傷を負い敗北、復讐を誓って逃走。その後組織へ戻り、ヴェルの「再教育」の餌食となるが、天性の戦闘センスと魔導力で奇跡的に生き残り、副将にして親衛隊長に上り詰めた。

 その後は魔導の師となったフレアの配下として、ビューネイを引き連れレエテらの往く先々で妨害をしかける。だがライバル、ナユタとの度重なる戦闘と敗北を経て精神的に成長。またその折の屈辱は、彼女に限定解除リミットブレイクをもたらしていた。

 美しさをも兼ね備えるにいたった彼女はエスカリオテの会戦において大活躍、ミナァンを敗走させる。そしてサタナエルを裏切った父ロブ=ハルス、フレアと決別し、ヴェルとサタナエルへの忠誠を貫いた。


 [使用武器、技]

  刃の重装鎧、回転斬撃:

   オリハルコン製。全てのパーツの先端とエッジ部が鋭利に研がれ、彼女が胎児のように身体を丸め高所から回転すると、殺戮の円盤状刃物と化す。後に爆炎魔導によって加速を得ることで飛躍的に威力をアップ、ヴェルに己の力を認めさせた。


  魔炎煌烈弾ルシャナヴルフ

   ナユタから盗み取った技。最初に回転斬撃の加速に利用した。


  円輪炸裂弾イクスプロクーゲル

   炎の円盤となって飛来し、敵に近づいて全方位に強力な爆炎魔導を放つ。当時のレエテ以外の一行を撃破したほどの威力。


  蒼炎回転殺リーラマパリーダ

   円輪炸裂弾イクスプロクーゲルの炎を強化し蒼色と化すまで高温化した技。エティエンヌを一蹴した。がナユタには、さらなる強化版蒼炎回転殺・増速リーラマパリーダ・ブーストも策略により通用しなかった。


  光束汎放射レーヨンディマス

   限定解除リミットブレイクによって進化した光魔導の一つ。丸めた全身から全周囲に強力な光線を放ち敵を虐殺する。非常に貫通力に長けた恐ろしい技。


  光束回転殺レーヨンパリーダ

   限定解除リミットブレイクによって進化した光魔導の一つ。蒼炎回転殺リーラマパリーダの光版。圧倒的な切れ味と貫通力が強み。


シェリーディア・ラウンデンフィル:

挿絵(By みてみん)

“アタシはテメエらを斃し、仲間の仇を討つ!!!”

“ううう……もうイヤだ。誰か……誰かアタシを必要として……”

“レエテ。アンタとは別の形で逢いたかったと、結構真剣に思うぜ”

 物語の裏主人公、女性、23歳、身長172cm、体重59kg。金の三つ編み髪、白い肌、青い瞳。戦闘スタイルは複合クロスボウ+魔導を中心に、全戦闘方法に精通。

 サタナエル“投擲スローン”ギルド統括副将。ギルドNo.2。エストガレス王国の要衝都市、ドゥーマの総司令。

 大陸で最も扱いが難しいと云われる、多機能クロスボウ“魔熱風パズズ”を操り、そのままの異名で呼ばれることもある。またありとあらゆる戦闘スタイルに才能を発揮する天才で、全ギルドの技や知識を習得している、サタナエルでも10本の指に入る強者。

 エストガレス王国の寂れた農村ドムレミイ村出身。母ミア、妹タニーシェスとともに、父ディクスの暴虐におびえて暮らす。13歳のとき、父に陵辱されそうになり家を脱出。そして孤独の身となった親友フェビアンとともに村を出、1年の放浪の末サタナエル本拠に到達。サロメに見出されサタナエル入りし、メキメキと天才的才能を発揮する。

 ドゥーマではレエテ一行の掃討に奔走するが、ナユタの策の前にことごとく敗北、全ての部下を失う。残り一人となった中で圧倒的強さでレエテらを追い詰めるも、彼女の機転にかかり敗北する。

 敗走し戻った本拠で、母親と慕ったサロメに裏切られ利用されていたことが判明、怒りに任せて処刑の場からの脱出に成功。サタナエルに追われる身となる。

 生来の強い依存心から孤独に苛まれ、戻った故郷で本性を見せた母親と妹にも排除され、自殺を決意するほどだったが最後にダレン=ジョスパンに受け入れられる。愛人として利用され葛藤するも、いつしか彼に惹かれている自分を自覚し始める。“夜鴉(コル・ベルウ)”指令となり、レエテを狙うも、打倒サロメで共闘を重ねるうち熱い友情が芽生え、以降は助け助けられる奇妙な関係となる。


 [使用武器、技]

   “魔熱風パズズ”:

    サロメのオーダーで皇国アルケイディアにて製造された魔工の結晶。数十kgの重量、強烈な反動、圧倒的に複雑で器用さを要する操作性ゆえにサロメですら持て余したところ、シェリーディアが難なく使いこなし受け継いだ。各ギルドの弱点にあたる武器を全て備え、万能性で見れば大陸最強の兵器といえる。

    ・クロスボウ:

      基本兵装。トリガーにより一本ずつボルトを放つ。

    ・連射クロスボウ:

      後部のハンドルを回すと、ジャケット内部の無数のボルトを連続で放ち続ける。

    ・爆炎ボルト:

      ボルトに魔導の爆炎をまとわせる。着弾時に爆発し被害を与える。

    ・剣:

      ボタン操作により先端に突出する。鍛造オリハルコン製。血破点を突くのにも使用。

    ・ハンマー:

      先端部に装着。剣をしまった状態で使用可能。

    ・神経毒針:

      上部撃鉄を叩いて発動。ハンマー部に開いた無数の穴から放出する。

    ・榴弾:

      内部から火薬を詰めた榴弾を射出、爆発で殺傷させる。

    ・鋼線:

      グリップと本体を連結する強靭な極細のワイヤー。本体射出や、斬殺に活躍。


   鋼糸斬殺:

    鋼線を使って敵の肉体を切り刻む殺人技。凶人セリオスには直線状で身体を両断、カルカブリーナには首に巻きつける形で使用した。


   赤影流断刃術 遮撃の型:

    師事したソガールとアスモディウスのそれぞれの剣技をもとに編み出した、赤影流断刃術。遮撃の型は爆炎魔導を剣にまとわせ、燕返しの要領で矢や敵武器を落とす、迎撃・防御技。

 

   赤影流断刃術 紅蓮槍 螺突の撃:

    レエテの螺突をモチーフにした、爆炎魔導を剣にまとわせての回転刺突技。


フェビアン・エストラダ:

挿絵(By みてみん)

 女性、23歳、身長169cm、体重56kg。黒髪、白い肌、黒い瞳。

 サタナエル“投擲スローン”ギルド副将。エストガレス王国の要衝都市、ドゥーマの将の一人。

 シェリーディアとは同じドムレミイ村出身の幼馴染。病弱の母親が死に孤独になったのを機に、家を飛び出したシェリーディアとともに逃避行、サタナエル入りする。

 実は幼少よりシェリーディアに強いコンプレックスを抱いており、そこをサロメに付け込まれ洗脳、対立させられる。チームワークを拒絶し単独行動を取るが、ナユタの前に敗北。最後までシェリーディアに憎しみと矢を向け、彼女に涙ながらに射殺された。その後も、シェリーディアの幻覚となって時折現れるようになる。


 [使用技]

   神技の射撃:

    生来の才能を一筋に鍛えてきた、クロスボウによる射撃。何百という任務において、射撃を一度たりとも外したことがないという、神技の的中率を誇る。ドゥーマで標的を完璧に捉えるも、運に見放され標的を逃し、自身が撃たれる結果を迎えた。


ガリアン・オクタビア:

 男性、45歳、身長193cm、体重130kg。黒髪、白い肌、黒い瞳。

 サタナエル“斧槌(ハンマフェル)”ギルド副将にして、メイス二刀流の技の使い手。レエテも驚嘆する、剛毅な武人の心をもつ男。かつて訓練でマイエに死の淵に追い詰められて以来、崇敬の念を抱いていた。ドゥーマの将として、市外の森でレエテと対決。優勢に戦いを進めるも、あえて本気を出させたレエテの地力に対し力及ばず敗北、死亡した。


 [使用技]

   回転連打:

    両手のメイスの遠心力を利用した、身体を回転させつつ放つ強打。折れた左腕を激痛に耐えて振り回し、レエテの身体と左脳を破壊するも、一族の身体の彼女を止めきれず敗北した。


レイド・ドノヴァン:

 男性、34歳、身長184cm、体重92kg。黒髪、白い肌、ダークブルーの瞳。

 サタナエル“斧槌(ハンマフェル)”ギルド兵員にして、両手持ち戦鎚の使い手。11年前、“本拠”でサタナエル女児の教官を努め、レエテやアリア、ビューネイを教育し、その手でジャングルに“追放”した張本人。飄々としているが小心者。サタナエルにおいては比較的常識を持つ部類に入り、己を追い詰めたレエテに過去の恩義を持ち出して命乞いを図るが、その悪の本性を喝破した彼女によりあえなく殺され、復讐を果たされた。


ザリム・ベラスケス:

 男性、25歳、身長179cm、体重67kg。金髪、白い肌、淡緑の瞳。

 サタナエル“ソード”ギルド兵員。雪原の戦いを得意とし、鋭い踏み込みからの下段剣撃を使う。セルシェ山小屋でメイガン・フラウロスを殺害、レエテの代わりに相手となったシエイエスの変異魔導に出し抜かれ、首を刺されて死亡。


エイワス・ハーシュハウゼン:

 男性、24歳、身長176cm、体重75kg。金髪、白い肌、茶色の瞳。

 サタナエル“法力ヒリング”ギルド副将。将鬼ゼノンの命によりダレン=ジョスパンの監視役としてドミナトス=レガーリアに陰ながら同行した。一時ダレン=ジョスパンの配下のように振る舞うも、その実騙し合いを続けており、ソガール・ザークを巧みにレエテにけしかけ妨害した。のちダレン=ジョスパンにそれを詰問され、圧倒的な実力差を自覚し逃走するも失敗、斬殺される。

 実は“法力ヒリング”ギルドでもNo.3の実力者。


シャザー・ガーグリフィス:

 男性、29歳、身長186cm、体重81kg。金髪、白い肌、蒼の瞳。両手の鉤爪と、耐魔レジストを操る。

 サタナエル“短剣ダガー”ギルド副将。将鬼ロブ=ハルスの命によりナユタを付け狙っていた。

 レーヴァテインに歪んだ愛情を抱く。右手を奪われた報復に、ルーミスを拷問し右手を奪う。しかしその残虐な行為が仇となりナユタの怒りを買い“限定解除リミットブレイク”を誘発、それによって得た爆炎魔導で、消滅させられた。


セフィス・マクヴライド:

 女性、24歳、身長166cm、体重53kg。白髪、白い肌、緋色の瞳。刃付き両手持ちトンファーと、耐魔レジストを操る。

 サタナエル“短剣ダガー”ギルド副将。将鬼ロブ=ハルスの命によりナユタを付け狙っていた。

 ロブ=ハルスの愛人で、子を産んだこともある。冷徹で感情を表に出さない、心理戦の強者。ナユタを大苦戦させ逃亡に追い込む。が、後にシャザーを討ったナユタの成長と強さに怖気づき、自らが逃亡。結局シェリーディアに捕捉され、あまりの実力差に瞬殺された。


エルウィン・ブラウフェン:

 男性、19歳、身長185cm、体重77kg。茶髪、白い肌、蒼の瞳。

 サタナエル“ソード”ギルド副将。ギルドNo.2。同性愛者で、恋い焦がれるソガールの伴侶であるトム・ジオットの命を狙っていた。ルーミスに口を滑らせソガールの弱点を告げる。剣の実力は極めて高いが、戦闘者としての心の素質に欠け、レエテに手も足も出ずに無残に敗北。


ジークフリート・ドラシュガン:

 男性、40歳、身長192cm、体重107kg。金髪金色の髭、白い肌、蒼の瞳。

 サタナエル“ソード”ギルド副将。元ノスティラス皇国准将で、カールと元帥位を争ったエリート軍人。敗北の失意から出奔し、ソガールの軍門に下っていた。ホルストースの師として、男として戦闘者としてのあらゆることを伝授した。後にそのホルストースと一騎打ち、彼の成長を見届けた満足とともに敗北、死した。


ユリアヌス・オクタビア:

 男性、18歳、身長187cm、体重89kg。黒髪、白い肌、黒の瞳。

 サタナエル“斧槌ハンマフェル”ギルド兵員。副将ガリアンの息子で、父の仇レエテを付け狙う。ハッシュザフト廃城の刺客の一人。見逃され逃亡するが、次に相対したエルダーガルド平原では、ホルストースの容赦ない制裁を受け、無念のまま死亡する。


イアン・ヴァルケン:

 男性、27歳、身長173cm、体重58kg。

 サタナエル“魔導ソーサル”ギルド兵員。ハッシュザフト廃城の刺客の一人。右手の使えないルーミスに差し向けられた、最弱の刺客であり、四騎士エティエンヌの前にあえなく敗れた。


バルテュークス・ギルダス:

 男性、48歳、身長196cm、体重141kg。白い肌、黒の瞳。

 サタナエル“斧槌ハンマフェル”ギルド副将。ハッシュザフト廃城の刺客の一人。武人の鑑のような豪傑であり、ナユタも認めるほど。爆炎魔導を喰らいながらもナユタを追い詰めるが、キャティシアとの連携により奥義を喰らい死亡。


ベルザリオン・ジーラッハ:

 男性、31歳、身長230cm、体重210kg。黒い髪、白い肌、黒の瞳(隻眼)。

 サタナエル“斧槌ハンマフェル”ギルド統括副将。ギルドNo.2。ランダメリアの影に潜み、レヴィアタークの命を受けて皇国を支配下においていた。異形であることを受け入れたレヴィアタークに最も忠誠を誓い、多数の同胞を殺したナユタに挑む。圧倒的実力差で追い詰めるも、魔導義手を手にいれたルーミスの成長の前に敗北した。


エリゴール・ジャシュガン:

 男性、30歳、身長198cm、体重130kg。黒い髪、白い肌、黒の瞳。

 サタナエル“斧槌ハンマフェル”ギルド副将。ナックルダスターを両手に装備し闘う拳闘士。軽やかなフットワークと強力な拳撃でホルストースを追い詰めるが、彼のダフネスと地力の前に敗北、身体を貫かれ死亡した。


ザンダロス:

 サタナエル“ソード”ギルド副将。二刀流の剣士。フレアによるサロメ陵辱に加担したがために、サロメの地獄の復讐を受け、後悔しつつあまりにも無残な死を迎える。


オロバス:

 サタナエル“魔導ソーサル”ギルド副将。射撃魔導を得意とする。フレアによるサロメ陵辱に加担したがために、殺害される。


アリオン:

 サタナエル“短剣ダガー”ギルド副将。フレアによるサロメ陵辱に加担した。


ゾンダイク:

 サタナエル“斧槌ハンマフェル”ギルド副将。フレアによるサロメ陵辱に加担した。


ボルテス・グローリアス:

 男性、34歳、身長157cm、体重88kg。黒い髪、白い肌、黒の瞳。

 サタナエル“投擲スローン”ギルド兵員。多数のブーメランを同時に操る実力者。知能は低く、骨格の曲がった醜い容貌。性根が最もねじまがっている。ランスロットの酸素操作魔導の前に敗北。


ゼグルス・フェリシアー:

 男性、26歳、身長190cm、体重69kg。白い肌、蒼の瞳。

 サタナエル“投擲スローン”ギルド副将。剛弓を正確無比に操る実力者。卑劣な策略家で、シェリーディアとは彼女が組織在籍時より犬猿の仲だった。彼女を付け狙うも、作戦に失敗。最後は追い詰められ、シエイエスの変異魔導の前に敗北。遺跡の怪物に食い荒らされる無残な最期を遂げる。


セーレ・イルマ/セリオス・イルマ:

 女性、18歳、身長163cm、体重50kg。茶髪、白い肌、茶色の瞳。

 サタナエル“投擲スローン”ギルド副将。純戦闘種で二重人格者。主人格のセーレは臆病な性格で戦闘に向かないが、サロメによって作り出されたもう一つの人格、凶人セリオスを起こされると無類の凶悪な戦闘者と化す。連射式二丁クロスボウ“魔雨ブロケル”を操り、脅威の足技も駆使してレエテとシェリーディアを追い詰める。最後はシェリーディアと一騎打ちになり、主人格セーレの自死の意志を受けたシェリーディアの手で、真二つにされ壮絶な死を迎えた。


ヒューイ・マクヴライド:

 男性、28歳、身長180cm、体重67kg。金髪、白い肌、蒼の瞳。

 サタナエル“短剣ダガー”ギルド副将。ギルドNo.2の、ロブ=ハルスの右腕。ジャマダハル二刀流。

 副将セフィスの兄。本来は統括副将でも収まりきらないほどの超実力者。問題ある性格のため副将にとどまっていた。圧倒的な強さで一行を問題にせず追い詰めるが、“極武装化アームド”を果たしたランスロットの前に無残に敗北し死亡。


リーデル/ゴディファス/アズラハム:

 サタナエル“短剣ダガー”ギルド副将。ヒューイとともにナユタらを追い詰め、“極武装化アームド”を果たしたランスロットに虐殺される。


シオン・ファルファレッロ:

 男性、30歳、身長191cm、体重64kg。緑の髪、白い肌、緑の瞳。

 サタナエル“法力ヒリング”ギルド副将。ギルドNo.3。シエイエスの過去の因縁、ラペディア村の惨劇の首謀者。


ロフォカレ・バロウズ:

 男性、22歳、身長182cm、体重71kg。黒の髪、白い肌、黒の瞳。

 サタナエル“法力ヒリング”ギルド副将。ギルドNo.4。聖騎士ドナテルロ・バロウズの弟。袂をわかた兄を侮辱したことに激怒したルーミスの手で、あっけなく敗北した。


アーシェム・ルービン:

 女性、12歳、身長144cm、体重34kg。金髪、白い肌、蒼の瞳。

 サタナエル“法力ヒリング”ギルド副将。双子の妹アシュラとともに、将鬼ゼノンの側に仕える。

 大人同然に知能が高く狡猾。オファニミスの王都脱出に協力。王都決戦で気配を消し、ルーミスに死の法力技を叩き込む。が、それに激怒したナユタとホルストースに敗北。命乞いの演技でホルストースを襲うが、逆襲にあい死亡。


アシュラ・ルービン:

 女性、12歳、身長144cm、体重34kg。金髪、白い肌、蒼の瞳。

 サタナエル“法力ヒリング”ギルド副将。双子の姉アーシェムとともに、将鬼ゼノンの側に仕える。

 姉アーシェムと異なり、天真爛漫な性格。オファニミスの王都脱出に協力。王都決戦では姉アーシェムの死に怖気づき逃亡。ゼノンのもとに逃げ帰り次第を報告するが、姉と彼女の対の美しさに価値をもっていたゼノンに見放され、生贄として無残に殺された。


メイガン・フラウロス:

 男性、60歳、身長184cm、体重105kg。白の髪と髭、白い肌、蒼の瞳。

 サタナエル“法力ヒリング”ギルド統括副将。ギルドNo.2。セルシェ村山小屋のガイドに身をやつし、キャティシアを始めとした血縁者を暗殺者として洗脳教育していた。身分を隠し殺害された振りをしてレエテ一行を騙しキャティシアを同行させ、エストガレスにたどり着いたレエテを襲わせる。が、レエテに愛情を持ってしまったキャティシアは失敗しメイガンに反逆。彼女を殺すが、激怒し限定解除リミットブレイクしたルーミスによて惨殺された。


 [使用技]

  槍撃天使アンジュデュヴァン

   ゼノンに同じ。

 

  仮死冥凍法ヴーゲトゥイ

   ゼノンに同じ。

 

ロイス・ヘルゲンマイヤー:

 女性、享年20歳?

 “法力ヒリング”ギルド兵員。20年前、サロメと同時期に生母として本拠の施設に入っていた女性。“屍鬼”の誰かの子を身ごもっていた。

 サロメの出産の助産を行うが、生まれてきた双子の女児、レエテを殺そうとしたサロメから強奪。自分の子供の双子の姉として申請することで、その生命を救った。

 しかしその報復として、施設を出る瞬間を狙っていたサロメに襲撃され、命を落とした。



<サタナエル(幹部)>


カルカブリーナ・サタナエル:

“ああ~~キミのような可愛くてやらしい女の子に会えるなんて、ボクは幸せ者だなああ~~♫”

“ふざけんじゃねええ!!! このクソアマが!!! もう少しで死ぬとこだったろうがああ!!!”

 男性、29歳、身長220cm、体重159kg。銀髪、褐色の肌、黄金色の瞳。戦闘スタイルは、結晶手+格闘術。

 サタナエル“幽鬼”最強の、総長。異常な長身と長すぎる手足、化粧で白く塗った貌、原色をけばけばしく使った道化師のような衣装が不気味な男。おどけた言動とは裏腹に残虐極まりない異常性格者。だがその強さは突出しており、将鬼に匹敵するほどである。

 異常な性欲をもつ女好きで、レエテやシェリーディアに執着するが、カンヌドーリア国境戦線において追い詰められ本性を現す。しかし因縁を持つシエイエスに復讐され、あえなく最期を迎えた。


レ=サーク・サタナエル:

 男性、24歳、身長185cm、体重82kg。銀髪、褐色の肌、黄金色の瞳。戦闘スタイルは、結晶手+格闘術。

 サタナエル“幽鬼”副長。ハッシュザフト廃城の刺客の一人。レエテとホルストースを追い詰めるがホルストースの知恵と機転により瀕死の重傷を置い逃亡。

 実は皇国に蔓延したメフィストフェレスは彼の血から造られており、蔓延の首謀者だった。

 サタナエルの方針転換後、皇国に現れカルカブリーナとともにヘンリ=ドルマンらを挑発する。

 カンヌドーリア国境線線に出陣、活躍するも、格下のはずのダフネ・アラウネアに敗北。

 逃げ帰った王都で不運にもダレン=ジョスパンに遭遇し、捕獲されてしまう。その後の生死は不明。



<サタナエル(七長老)>


第一席次(ディエグ・ウヌ)”:

 性別不明、その他全ての情報が不明。

 サタナエル七長老の頂点に立つ人物。ほぼ本拠でも人前に姿を現さず、大陸全土を大局的に見据えた思索を各地で巡らせていると云われる。“参謀”ドミノを実質配下に持ち、他の長老とも別格の存在。


第ニ席次(ディエグ・ドゥ)”:

 男性、102歳、身長141cm、体重28kg。戦闘スタイルは、魔導。

 元“魔導ソーサル”ギルド将鬼。七長老最年長。かつては大陸最強を誇る伝説的魔導士であったが、大導師アリストルにその座を明け渡した。爆炎魔導の使い手。


 [使用技]

  灼溶岩流フリュージョデラロカ

   業火の域を超えた溶岩流を敵に浴びせる災害級の大技。しかしヘンリ=ドルマンの奥義の前に、自身もろとも吹き飛ばされた。


第三席次(ディエグ・トリ)”:

 女性、60歳、身長177cm、体重55kg。白髪、白い肌、緑の瞳。

 元“ソード”ギルド将鬼。七長老で唯一の女性であり、フレアも一目おく知恵者であり曲者。

 “第一席次(ディエグ・ウヌ)”と唯一連絡・面会が可能な存在といわれる。


第四席次(ディエグ・クヴァル)”:

 性別不明、その他全ての情報が不明。


第五席次(ディエグ・クヴィン)”:

 性別不明、その他全ての情報が不明。七長老と“参謀”の橋渡し役を担うといわれている。


第六席次(ディエグ・セス)”:

 男性、62歳、身長192cm、体重57kg。戦闘スタイルは、弓。

 元“投擲スローン”ギルド将鬼。“幽鬼”の管轄役。皇国でのメフィストフェレス蔓延の失敗と、“幽鬼”壊滅の責任をとり、エスカリオテの会戦に駆り出される。無数の皇国将兵を暗殺するが、同じく暗殺任務を帯びたサッド・エンゲルスと対峙し敗北、細切れに刻まれ絶命した。


第七席次(ディエグ・セプ)”:

 男性、61歳、身長172cm、体重95kg。戦闘スタイルは、ダガー。

 元“短剣ダガー”ギルド将鬼。威勢はいいが常識人的側面があり、フレアやヴェルの強引な意見にたびたび論破されてしまう。

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