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午後もゆっくりしておこう

昼食後、二回戦目の相手が決まった。

『勇者倶楽部チーム』が今回の相手らしい。

明日は少し歯ごたえがありそうだ。


しかし、このチームは、特にメンバーで練習とかはしていないが大丈夫なんだろうか?

まあ、お互いが何だかんだフォローできるので、問題は無いんだけど。

そんな事を考えながら、午前中に引き続き魔導具の作成にいそしんだ。


ポットを用意して、その底の部分に紋章を刻む。

コアを《炎焼》、範囲を《ポット内部》、形状を《纏い》、時間《発動まで五秒、マナの放出をやめた時消滅》、速度《展開まで五秒》そのなし


ポット内部の金属部分に熱が伝わる仕組みになっており、周りのポットは陶器で作られている。保温性は無いが、水を入れたら直ぐにいい感じの温度のにあるようにした。


通常の日常生活で、疲労を感じない程度のマナで発現可能になってはいるが、

魔石をはめ込む構造になっており、一回沸騰するまで約二十秒ほどで、五十回使えるようになっている。


中々良い構造だ。

これは、世の奥様方に人気が出そうだ。


えっ!明日の対戦の為の魔導具を作るんじゃないのかって?

まあ、俺の最終目的はこっちだから。

いいじゃん遊び心があったってさ。


ちなみに、さっきはこんな魔導具を作成したんだぜ。


コアを《幻覚》、範囲を《自分自身》、形状を《自分中心に球体半径二十メートル》、時間《発動まで五秒、マナの放出をやめた時消滅》、速度《展開まで五秒》その他《視覚に対する》


これで、透明人間になれる魔導具だ。

今後悪戯グッズとして、特に男子生徒へ売り込むつもりだ。


ここで最大の問題にぶつかっている事もお伝えしよう。

そう、魔導具の有効期限を設けようと思う。

要するに商品の回転率を上げるためだ。


もとの素材が、紙製のものは、一度の発動で、そのマナの超自然的な流れによって、破損してしまうが、木材や金属製品はかなり耐久度があり、壊れる事は少ない。

当然、紋章の一部破損や、魔術発現の為の対象物の破損により発現しなくはなるが、それをこちらの任意で行えるようにしなければならない。


一つは、回転率を上げて儲ける為ではある。

しかし、もう一つは、有効期限を決める事で、悪用されるリスクを極力抑える事ができると考えたからだ。


当然自壊するための紋章というのは作成できるが、コアに埋め込むようにしなければ、消滅の紋章だけ破損させて有効期限をのばす輩もでてくるだろう。


悪戯グッズは特に有効期限を短くしようと思う。

起業するには、まだ課題が山積みだ。

ふふふ、俺の商才が怖いぜ。

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