表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/55

先輩ちーす

相変わらず、自分の現状が分からないが、恐らくは出遅れてしまっているのだろう。

あの女は誰だったのか、疑問は残るが、今は何も考えず前へ進むのみだ。


【寂滅の瞳】


マナの流れが、「視える」

皆走る為に、自己強化をしているので、足にマナが纏わりついているのが見える。

自然現象とは違うそれは、各チームの現在地を示してくれる。

それに、魔獣の位置も大体であるが、見えるようになった。


先頭のチームは、魔獣に邪魔されて、あまり前へ出れていないようだ。


今だ。魔獣の位置は見えているので、あとはそれを利用して戦闘を避けながら前へ進むしかない。


こちらスネイク(大塚○夫風)


段ボールの代わりに、草のカモフラージュで、何とか魔獣の脅威を抜け出る。

上空を飛んで行った影よりは、当然遅いが、何とかゴールへとたどり着く。


リンヴァーラにむかってキメ顔でこう言い放つ。


「待たせたな!」(大塚○夫風)


「馬鹿じゃねーの?」


ごもっともな一言が帰ってきた。

少し悲しい気持ちになったのは、表に出さないでおこう。

現在、四位になってしまったと、少し経ってから知った。


そして、結果から目を反らして、小さな声でつぶやくのだ。


「後悔するよりも反省する事だ」(大塚○夫風)


リンヴァーラは、ああいう口調の割には、非常に真面目な性格で、【リインフォース】を全身に発現しつつ、一番になろうと必死に走っている。


二つの禁断の果実は、その上下運動で、揺れて非常に魅力てきである。

湿地帯を物凄い速さで駆け抜けていき、ついには三位まで、順位を挽回した。

二位の先輩と並走している途中、泥沼から、触手系の魔獣が現れ、先輩と共に捕縛されてしまう。泥で服が体に張り付き、そのプロポーションを、より鮮明にする。

触手の絡み方から、大きなそれは、更に艶めかしく協調される。

マニアックなプレイであるが……悪くない。


もっと、おなしゃす。

触手先輩。


しかし、触手とは、はかないモノ。

ダメージ抵抗力が、低く、リンヴァーラの鞭の一撃で、粉々になってしまった。

無駄に高い再生能力は、持っているが、リンヴァーラの留まる事のない鞭捌きにより、その儚い命を散らすのであった。(シミュレーション魔獣であり、生きてはいないのだが)


その妨害後は、自己強化を継続する実直な走りで、何とか一位との距離をつめるのであった。


最後の走者であるブリジットは、非常に静かな気持ちで、リンヴァーラを待っている。

既に、先頭の先輩は、タッチを済ませて走り始めているところだ。

ブリジットは目を閉じる。

勝つイメージを頭に叩き込む。


この世界の建造物は、必ず粘土状の土が使われており、ブリジットにとっては、ゴール地点まで一直線のように思えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ