【エウレカ】微分の傾き
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
第一に、
数学殆ど覚えてねぇ、教育の現場にいねぇ。
そんな人間が解説しているから、多めに見て。
特に数学科!! あと物理系統の人達!!
多めに見て!!
「はい。と言う訳で楽しい楽しい数学のお時間です」
先生に質問と言う名の猛攻を受け、返答を吃っていたら、物理室へ連行された。初めて来る場所でキョロキョロしていると、『その辺の椅子持って前来て来んない?』と言われた。
そうして謎に大量に置かれたコピー用紙を私の近くに置くと、黒板に何やら数式を書き始めた。
「あ。俺は数学の先生じゃないから俺の、俺による、俺の為の概念的な話をするから。で、どっから知りたい? 微分、積分? それとも指数関数?」
「何も知らないんですけど」
そもそも高一なんですけど。なんかよく分からない聞いた事ない言葉の定義をぶつけられても意味分からないんですけど。と言うかそれ、『本質ガン無視で教えっから』ですよね?
「ガチで詰めるなら指数関数から。雑把に行くなら積分。うーん」
先生は暫く此方を見ながら、指を弄り始めた。爪と爪の間を擦り合わせながら、どうしようか考えている様であった。
自分で私を連れてくる事を決めたんですから、教える事を放棄しないで下さいよ。そう口を開きかけた時であった。徐に黒板に曲線を書き始めた。U時型の曲線である。
「この世界には微分、積分と言う概念があります。で、このU字のグラフをまず見て欲しいのね。はい。これは何というグラフでしょ?」
「……二次関数のグラフ……」
「そうそう。公式覚えてる?」
「Y=aX²+bX+C」
「そうそう。で、微分ってのは、このグラフの一点、まぁ何処でも良い。心底何処でも良いんだけど、適当にこの辺に丸つけるか。はい。ここ見て」
そう言うと先生はU字を描くグラフの線の一部にくるりと丸を付けた。そうして其れを引っ張って、また何やら書き始めた。曲線の様であった。
「はい。分かりやすく拡大しました。何が見える」
「線が見えます」
「どんな線? 傾いてる? それとも垂直? それとも水平?」
「傾いてる……線……」
「そうそう。傾いてるんだよ。これね、微分の超大事なところ。
グラフがあります。その一部を拡大します。十倍でも百倍でも千倍でも万倍でも、兎に角俺達の目には見えないぐらいの物を、超ド級に拡大します。さぁ、どうなりますか?」
「点になります」
そういうとまたニヤッと笑った。そうして自分が書いた拡大図をコンコンとチョークで叩きながら笑った。
「そうはならないんだよ。数学の概念ではどれだけ拡大しても、ある一点を除いては傾いているのね。必ず動こうとしていると言うか。だから俺はこの曲線のグラフになると思っているんだけど。これがまず『微分』と言う概念。忘れても良いけど、高二の後半戦君にベッタリと張り付いて止まない数学の絶対王者ね。他にも高校数学の絶対王者はいるけど。
で、まぁ最初に言った通り、ある『一点を除いては』傾いてる、のね? じゃあ逆に言えば傾いてないところはこのグラフで何処でしょ?」
先生はずいっと身を乗り出した。まるで私の事を試す様に、過度な期待を向ける様に、此方を見る。
二次関数のグラフを見たら何処を見ても傾いている。斜めの放物線を描いている。けれども。
「……下の方。あのーカーブを描いているところ」
「其処を数学で何という? 中学時代習わなかった?」
「頂点」
「素晴らしい!! やはり君は最高だ!! あ、ちなみに数学の先生と物理の先生は総じてこの微分による『頂点』を意識して話す事があるから。それだけ特例って事ね」
そう言って、また爛爛と目を輝かせた。夜に輝く猫の目の様に私を見て目を輝かせた。そうして先生はまたあるひとつの数式を立て始めた。
「ここまでする気は全然なかったけど、微分の式を教えてあげよう。
Y=aX²+bX+C 此奴を微分すると、Y´=2aX+b一つの一次関数になる。俺が話した素直な傾きのグラフだよ? どう? 美しいでしょ? 素晴らしいと思わないかい!!」
「と言うか、そのY´=2aX+bってどっから出て来ました?」
「微分の公式。解説欲しいなら数学の先生に証明して貰って」
私の、私による、私のための数学講座。
……だから数学科と物理学科系統の人は、
多めに見て!! 絶対どっか適当言ってるから。
でまぁ、
物理の加速度、速度、位置の話をする時に、もし仮に微積を使いたいよ。
その上相手が微積知らないよ。
ってなった時はこっから解説始めます。
二次関数を選んだのは、個人的に微分した時分かり易いかなー。と思ったから。
微分すると一次関数のグラフになって、斜方直線が生まれるから。
ほれ、傾いてるでしょ? と言う誘導に繋がる。
一次関数にすると、『先生ー、傾いてないです。並行直線です』とか言われそうだから。
そうなる理由とか知らんし。
なんか小説ってか、参考書みたいなこと話してんな。
取り敢えず、数学の先生って『傾き』って言葉よく言ってたなー。と思ってた人。
『頂点と言う事は、傾き0!!』これね。




