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雪の哲学

作者:唯野眠子
「雪は天から送られた手紙である」
かつてそう語った科学者がいた。だが、もしその手紙に綴られているのが、私たちの「記憶」を消し去る非情な宣告だとしたら?

世界を美しく塗り潰す白い雪。それが、人類にとっての「死神」へと変わった。 降る雪の結晶構造が人間の脳内のタンパク質と共鳴し、人々の記憶を物理的に上書き・消去していく原因不明の現象。昨日まで愛していた人の顔を忘れ、自分の名前さえも失っていく人々。社会は、存在しながら誰からも認識されない「消失者」たちで溢れかえっていく。
大学の研究室で雪を追う科学者・浩と、鋭い感性を持つパートナー・洋子。 二人は、この「白い侵略」の正体を突き止めるために奔走する
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