表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/29

21. スリルとリスクとクスリ

私は長年の親友歴からか、電話を通じながらの鈴木のトーンには「お断り」を含んでいそうな雰囲気を察しました。


「そのこと? あー、幸美はOKって、言ってたで、よかったやん ハードル超えたな(笑) 」


あえてあっさりと、そして私はまず、結論から先に述べました。


続けて私は、昨夜、鈴木のために、帰宅後にすぐに 例の提案を幸美に丁寧に説明したこと、その説明した内容まで細かく、少し盛って鈴木に伝えました。


鈴木の置かれた切ない寂しい不憫な状況

・その状況から鈴木は病む手前まで来ている

・そんな親友を放っておけない

・気分転換や気休め、気晴らしが必要

・たとえば女性と気軽にひと時を過ごすのも一案

・それなら、よく知っている幸美が適役、なにより安全で安心

・鈴木のため、俺の親友のためのイベントを幸美にも手伝ってほしい


その結果、幸美は今朝、「快諾」したこと。(ここは盛りました)


「マジか?」を繰り返す鈴木でした。


ここで鈴木は、実はよく考えて、断ろうとしたこと、

「さすがにありえんやろ」との言葉を添えて、再び「マジか……」と。


「でも温泉は、さすがに、いきなりはヤバいやろ? そこはオレと行こうや」と私。


「そうよな、オレもそう思ったで」と鈴木。


続けて鈴木は申し訳なさそうなトーンで、幸美がかなりの無理をしているのではないかということ、そんなことをして私が気を悪くしないのか、ということを心配していました。


幸美はこの話、一晩、熟考して今朝返事をもらった、また鈴木も状況もよくわかっている(これは事実)、

私は、ひたすら、親友に元気になってほしい、そして信頼できる鈴木だからこそ、この提案をしたこと(これも本音)、

よって、提案をした私が気を悪くするはずがないと返しました。


もちろん、私自身のスリルとリスクによる刺激からのED回復策クスリ、そしてデートによる幸美の変身期待、これらはさすがに言いませんでした。(言えませんよね?)


「まぁ、気軽に行けばええよ、行くところはまかせるし」と私。


「うーん……」 鈴木はまだ悩んでいる感じでした。


私は とりあえず、デート中身をもう少し詰めていくことで、鈴木にもその気になってもらうようにしました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ