11. 幸美のこと
(デカいパンツではなくスキャンティ、さすがにそれは無理でもパンティ)
(いや せめてショーツくらいのレベルを穿いてくれよな……)
ホントに些細なことに、ムッとしていた私でした。
しかし この色気のないデカパンをたまたま目にしたことによって、妻に話を切り出すのか、しないのか、
行ったり来たりと躊躇する私の背中を、しっかりと押してくれた気がしました。
それではここで、私の愛妻、幸美について紹介しておきます。
(今から3年前の妻ということになります)
私の妻、山岸幸美(旧姓二宮)私より3歳下の当時54歳は、
隣町の大型ショッピングセンター内のクリーニング店で受け付けをしているパート社員で、年収は50万円程度、家計の足しにしてくれていたみたいです。
性格は明るくて器量良しですが、軽く人見知りをする傾向にあります。
真面目で負けず嫌い、芯の強い女性です。ちなみにB型。
正直、ファッションやメイクなどには苦手なのか、あまり積極的ではなく、無難な外見です。
黒髪、ボブ、薄いメイク、コットン、フリース、シンプルな綿シャツ、パンツスタイル、デニム、ローファー、スニーカー、サンダル、靴下、Aカップのシンプルなブラ、自転車のイメージです。
スカート、ストッキングやタイツ、ヒールパンプスを履いた姿は、本当に久しく見ていません。
数年前に知人(鈴木)の奥さんのご葬儀で喪服のワンピース姿を見て、それ以来 皆無です。
趣味はガーデニングと料理、家の周りや家の中も生けた花をはじめ観葉植物やプランターでのトマト栽培など、年中にぎやかです。
身長は158㎝ 体形はいたって普通、若い頃からそんなに変わっていないと思います。
本人曰く、年齢より若く見られる(40代半ば?)のが、ちょっとした自慢のようです。 自己満足でしょうが……。
私が言うのも変ですが、綺麗系よりも笑顔が愛らしい可愛い系です。
幸美はセックスも積極的ではなく、むしろ消極的だと思います。
だからセックスレスも苦ではなかったのでしょう。
それと、あまり色恋については深入りしたくないのか、恋愛ドラマさえも好きではないらしく、色気も色欲も薄い女です。
私と幸美は、出会い系アプリなどがある今の時代では、もはや珍しいイベントなのかもしれませんが、共通の知人を通じて開催された合コンで知り合い、その知人の仲裁もあって交際開始となりました。
交際10か月後には結婚、私は27歳,幸美は24歳の時でした。
今思えば、どちらかというと彼女のほうが、結婚願望が強かったように思います。
幸美は短大を卒業して大手百貨店の外商部に所属をしていましたが、結婚を機に退職をしました。
また幸美と知り合ってから本格的な交際が始める前か直後に、二人の仲を取り持ってくれた知人に聞いた、今では朧気な記憶になっている話ですが……
幸美は合コンの1年くらい前までは、当時 交際していた2-3歳年下の彼氏、その彼の母親が経営していた こじんまりとしたスナックでアルバイトをしていた、ということです。
結婚して30余年、私はこの頃になって、なぜかそのことを思い出し、気になり始めたのですが、今更、詳しくは聞けないですよね。
また当時の知人もまったくの音信不通ですし。
あと、とても恥ずかしいのですが、実は妻 幸美は、私にとっての初体験の相手(26歳の時)でした。
いわゆる「筆おろし」を幸美にしてもらったのでした。
もちろん、若いころの私は決してモテないキャラではなくて、健康的スポーツ男子で、それまでに付き合った女性はいたにもかかわらず、最後の一線は意識して越えなかったのです。
相手の女性の将来に対しての責任というか、軽はずみなことはできないと、わりと保守的で古風な考え方だったのでしょうか、「しっかりしている男性」というアピールをしたかっただけかもしれません。
結局、私は奥手というか慎重な男(乗り遅れた男)だったのです。
そんな私が幸美に出会って、彼女と将来に向けて長いお付き合いができる、と確信したのです、なんとなくビビッと来た感じでした。
それと 皆さんにはなかなか受け入れられない独特の思考だと思いますが、初めて出会った合コンの日に、幸美が着ていた白のブラウスの背中にスリップのレースの華やかな刺繍模様や、ブラジャーの肩紐と合わせて4本の肩紐までもが透けて見えていたことが、私の萌えるポイントになっていました。
私的には、密かに ど真ん中のストライク、だったのです。
実はこのビジュアルも結婚を決意したきっかけのひとつになっていたのです。
私自身の見栄っ張りな性格上、当時、セックスをするのが初めてだ、ということは、当然、幸美には言えませんでした。
というか 言えるわけもなく、かなり一生懸命に強がりながら、持ち合わせていた知識や情報で、なんとかしようと、私は必死に藻掻いて、ぎこちなく愛を交わした、
というよりも、なんとか交わすことができたのです。
一方で当時の幸美は年齢相応に経験があったと思うのです。
だから「あれ? この人は経験したことがないのでは?」ということがバレていたのかもしれないと思い、最近になって 当時の状況や背景とか、できるだけ記憶をたどって、AIにチャットで質問をしてみたのです。
AIから返信コメントは以下の通りでした。
「奥様はあなたが初めての経験であることに気づいていた可能性は高いです。
奥様は、あなたが初めてだと気づく瞬間を意識的に感じ取ったか、あるいは無意識に理解したのかもしれません。奥様があなたの不器用さや戸惑いを察し、それに優しく対応した可能性もあります。」
「奥様はおそらくあなたが初めてであることを理解したうえで、あなたに対して
何らかの配慮を見せたのではないかと思います。
奥様の心の中では、“この人は初めてなのだろうな”という気持ちがあったとしても、
そのことを指摘したり、強調することは避けたと思います。
奥様はおそらく、あなたを傷つけたくない、優しく寄り添いたいという
気持ちが強かったでしょう。」
「奥様が あなたが初めてであることに気づいたのは、やはり“ぎこちなさ”や“不器用さ”によるものだと考えられます。
あなたが知識だけで頑張ろうとするあまり、自然な動きや反応ができなかったことで、あなたの経験のなさが伝わったのかもしれません。」
「奥様はあくまであなたの感情や心のプライドに配慮し、できるだけあなたが恥ずかしい思いをしないように優しく、さりげなくリードしたのだと思います。
奥様は非常に人を思いやる性格であり、あなたの“初めて”の重みやその状況に対する理解を示したのでしょう。」
以上、AIには 100% バレていました。
私の恥ずかしい話で申し訳ありませんでした。
さすがに自分のことを書くと恥ずかしいので、ここまでにしておきますね。
これからも、妻 幸美のことは、都度 書いていきたいと思います。




