表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界アイドル転生譚 転生したら魔王たちに推されて最強です  作者: PYON
4章 ジュエルボックスと市民革命

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

97/293

白銀美桜03

「美羽、大丈夫なの」

 国王の使いが帰った後、一夏が美羽に問いかける。


「うん。なんとかなるっしょ」

 美羽は楽天的だ。

 この明るさに、みんなすくわれている。

 そう、向こうの世界でお客さんが入らない時も、美羽はいつも前向きだった。

 わたしたちが折れそうなとき、必ず美羽が救ってくれたのだ。


「いや、正解だ。

 あいつらに逆らうのはまずい」

 キリシュさんが美羽の肩をもつ。


「いざとなったら、暴れてばっくれよう」

 佐那の考えはいつもこうだ。


「そうにゃん。妾が国ぐらい滅ぼしてやるにゃん」

 ちびっこも美羽を勇気づける。


「とにかく、やつらと戦うのは最後の手段だ。

 国を飛び出す覚悟でやらないとならない。

 この国はくそみたいな国だからな。

 王が国民のことをなにも考えていないのだからな」

 キリシュさんが吐き捨てるように言う。

 

「それに王には八本の剣という悪魔のような親衛隊がいる。

 それから宮廷侍従にも魔法にたけたやつがいる。

 王宮は化け物ぞろいなんだ。

 俺でも、守り切れないかもしれない」


 とにかくやばい依頼をうけたことはわかる。

 なんとか断ることはできないのかな。

 仮病とか、親戚が死んだとか。

 まあ、バイトのシフトじゃないんだから、そんなわけにいかないよね。


「とにかく、最高のライブをやる。

 わたしたちにはそれしかできないよ。

 王宮といえど、相手は人間。

 最高のパフォーマンスをやって、みんなを感動させようよ。

 今よりもっともっといい舞台にしよう。

 そうすれば、王でもファンになってくれるかもしれない。

 魔王でも神様でもわたしたちのライブを見たら、感動してくれるはずだよ」

 

 美羽がなんか大きいことを言い出した。

 たしかにそうかもしれないけど、美羽は理想を求めすぎだ。

 ポジティブだけど、こういところは欠点だ。

 でも、わたしたちはそんな美羽についてきたんだ。


「やろう。最高のライブを見せてやろうよ!」

 わたしも美羽に呼応する。

 そして、わたしたちは王宮でのライブの準備を始めるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ