表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界アイドル転生譚 転生したら魔王たちに推されて最強です  作者: PYON
3章 ジュエルボックスとS級冒険者

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

84/293

フィリップ組キリシュ18

 それにしても、闘気が以前と違う。

 相当の修練を積んだんだろう。

 たぶん、俺には勝てない。

 相打ちが精一杯ってところだ。


「悪いな。俺はもう冒険者じゃないんだ。

 ただのアイドルグループのマネージャーだ。

 そんな俺を倒したところで、なんの意味もないだろう」


「いや。あの続きができるのなら、それでもいい。

 あの試合はわたしが唯一の負けだ。

 それも、完敗。

 キリシュさんを倒さないと次に進めない」


「いや、今の俺にはお前に勝てない。

 それに次ってなんだ。

 誰を倒すつもりなんだ」

 そう、こいつのやっていることはまったく意味がない。

 それを俺はドラゴンとの戦いで嫌というほどに思い知らされた。

 いくら強くなったとしてもあいつには指一本でひねりつぶされるのだ。

 蟻は巨象にかなわない。

 ただ、いらいらさせるくらいのことしかできないのだ。

 そして、ひねりつぶされるだけ。

 最強なんて意味がないのだ。


「次は魔王にでも挑もうか。

 それにはあなたを倒さないとならない」


「負けを認める。

 だから引いてくれ」


「戦いもせずにか」


「ああ、戦う意味はない。

 俺はジュエルボックスさえ守れればいい」


「それなら、そのジュエルボックスとやらをカシウスたちに渡そう。

 その邪魔をしないというのなら、あなたには手をださない。

 それでいいのかな」


「それはダメだ。

 彼女たちを守るのが俺の仕事だ。

 そのためなら、お前と戦わないとならない」

 俺は戦闘態勢になる。


「そうだ、それですよ。

 やっと本気で戦ってくれるんですね。

 これを待っていたんですよ」

 ムサシは満面の笑顔になる。

 この剣変態が。

 まあいい。この仕事のためなら、俺の命、くれてやる。

 俺は、ムサシの前で剣を構えるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ