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白銀美桜10

 美羽と一夏がなんか運動を始める。

 美羽は棒を持って、一夏は空手の型とかをやっている。

 

「どうしたの?」


「だって、この世界、剣と魔法の世界だったりするじゃん」

 一夏は笑う。

 そう、街を歩いている人は武装してたり、杖をもってたりする。


「だから襲われたとき、自分たちで守らないといけないよね」

 美羽も答えてくれる。


「今のところ、武道とかやってたのこの2人だけじゃん。

 佐那は戦えそうだけど、ダンスだけしかやってないし。

 美桜と詩織は論外じゃん」

 一夏は突き刺さるようなことを言う。

 そう、この子は悪気とかないんだ。

 それに彼女たちの言う通り、一夏は空手チャンピオンだし、美羽は時代劇とか出るために剣道を習ってたらしい。

 

「なんか、身体が軽いよ」


「うん、ほんとうに」


 二人とも何か感じたみたい。

 まず、一夏はいろいろと動き始める。

 その動き、人間の動きじゃない。

 まるで瞬間移動しているような速さ。

 目ではおうことができない。


 それから、美羽が上段から棒を振り下ろしただけで、地面に直線状の跡が付く。

 なんか、すごい攻撃をしているみたいだ。


「なんか、わたしと一夏の能力ってこれみたいね」

「そう。これなら、多少危ないのきても大丈夫だ」

 一夏と美羽も能力に目覚めたみたい。


「それなら、わたしも。

 炎の舞い」

 佐那が踊り始める。

 その踊りの途中から、佐那の手足が炎をまとい始める。

 佐那が腕を振ると、そこから炎の球が撃ちだされる。


「なんか、さっきやってたらできた。

 これでわたしも戦えるよ」

 佐那も能力を覚醒させる。


 詩織はクリエイトの能力を覚醒させているし。

 残ったのはわたしだけ。


「まあ、美桜には歌があるし」

「うんうん、美羽の歌は異能レベルだよ」

 みんな慰めてくれる。

 わたしはまた集中して魔法をイメージする。

 でも、わたしの前にはなにも起こらないであった。

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