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異世界アイドル転生譚 転生したら魔王たちに推されて最強です  作者: PYON
4章 ジュエルボックスと市民革命
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マネージャーキリシュ13

 あの後、少ししてリムが戻ってきた。

 その時には門には誰もいなかった。

 城で異変が起きたらしく、みんな城に向かったのだ。

 何が起きたかわからないが、助かった。


 俺たちは門を抜け、町に向かった、

 その間もなんか王宮に向かう人たちとすれ違う。

 誰も俺たちに構うものはない。

 ついてる。

 劇場まで戻ったところで、ニュースを聞くこととなる。


「王が倒された!」

「革命だ、自由な国になるんだ!」

「革命家マルクスが王を倒したぞ!」


 なんか凄いことが起きたみたいだ。

 偶然とはいえ、本当に助かった。

 しかし、王が倒されたのなら、すぐに逃げる必要はないのかもしれない。

 それにしても8本剣と王宮魔導士たちはどうなったんだ。

 あいつらを倒す力なんて、民衆にはないはずだが。

 もしかして、やつらが寝返ったとか。

 まあ、真偽を確かめてからだな。

 わたしは作戦変更をみんなに伝える。


 とにかく寮に帰って休もう。

 それから、今後のことを話し合おう。

 たぶん、この王都をでなくてもいいような感じがする。


 しばらくするとフィリップさんから情報が届けられる。

 革命が起き王が倒されたとのことだ。

 八本剣と王宮魔導士は全員死んでいたとのことだ。

 革命家マルクスが先導して行ったという。

 うちのお客さんにもマルクスさんっているけど、あの人じゃないよな。


 そのうち、リヴァイアさんやフェリクスさんも戻ってくる。

 労ってから王宮でのことを聞いたが、みんな何もしらないという。

 でも、なんか目を合わせてくれないというか、なんか隠している感じもある。

 この人たちがやらかしたんだったら、少し納得はできる。

 ただ、深く詮索するのはやめておく。

 そのほうがお互いのためだ。


 しばらく休んで様子をみたが、すぐに町は落ち着きを取り戻す。

 思ったより民衆というのは強いものなんだ。

 体制が変わってもすぐに変化に対応できる。

 俺たちもライブの準備を始める。

 美羽がみんなを元気にするようなライブがいいと言う。

 それを核にしてみんなでライブを組み立て始める。

 もう、こうなるとこの子たちは止められない。

 最高のパフォーマンスのためにみんなが力を合わせる。


 そしてライブの日。

 もちろん満員御礼、チケットは即日完売だった。


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