404 "NF"
夜は短く、明けるは易し。
されど、我はその天明を見ず。
夜が明ければ日が昇る。
それは私には眩しすぎるもの。
暗い昏い過去を照らすもの。
それでも、あなたはその星を見る。
私には眩しすぎる星を見る。
その眼には、どんな景色が広がっていますか?
私は、その光の下にいるでしょうか。
私は、その場所に立っていたでしょうか。
いつまで経っても「それ」が[NOT FOUND]ゆえに、
私は[Not Found]であり続ける。
いつかそれが完全に見つかって、私も存在するようになるのでしょうか。