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白と黒の望む大空

作者:雷桜 李桜惡
 ━━━はいつも湖畔に来ていた。理由は夢だ。夢といっていいのかは分からないが、この場所に来るといつもある場所の映像が頭に浮かび、鮮明に再生されるのだ、まるでその場にいるかのように。


 そんなある日、いつも通り湖畔に来た━━━だったが、湖に落下し、沈んでしまう。しかし、湖へ沈んだはずの━━━が目を覚ますと、病院でも家でも見知った土地でもなく、何処か見知らぬ草原にいた。
 見知らぬ場所に謎の敵、同じ境遇の仲間たちとともに、元の世界に帰るため、━━━達の闘いが始まる。
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