秘策的中⁇
「まさかこんな天才的な発想を思いつくなんてな、、、足音を立てずに相手に近づける方法、あるじゃないか、、、それは匍匐前進だ!」
俺が自画自賛をしている時にはもう周りに誰もいなくなっていた。
「ふっ、どれだけ逃げようが無駄な事よ!ここからが俺のターンだぜ!よくよく考えてると匍匐前進ってむしろかくれんぼのために作られてんじゃねとか思ってきた」
「私はなるべく捕まえてこの勝負に勝たないと、今回は勝てるといいなぁ」
報告、報告ただいまシーラさんが4人捕まえる事ができました!この調子でどんどん頑張ってください。
「うわぁ、シーラさんすごいなぁ、どうやったんだろ?」
「おっ⁇シーラが一気に4人!まさかシーラも匍匐前進を、、、、」
自分で言っといて俺はそれはないと思ってしまった。
「ふっ、まあ僕にかかればこんなもんかな僕はまだ本気を出してなかっただけなんだよ!」
周りには黒いオーラが何箇所か出でいる、その辺りから「ちょ、あいつさっきから面白いんだけどお前も見てみろよあの超ナルシ君を」
「ちょっと話しかけないでくださいよ、さっきからどんだけ必死で笑いをこらえてると思ってるんですか!」
草むらからひそひそと会話が聞こえてくる。
「ちょっ!そこ聞こえてるかなら!次はお前たちだ」
「俺も探し始めないとなせっかくの俺の秘策が相手がいなきゃ使えないからな、あっ、そうかシーラは透明になれるんだった……反則だろ」
俺はとりあえずオーラが見えるところまで走って行った。
「よし、ここなら何人かいるなじゃあ早速やりますかぁ!、、、あ、あれ?」
匍匐前進をしようとしていた俺は体が止まってしまった、そして俺の目の前には
[スキル.匍匐前進 スキルポイント2]と書かれたスキル一覧が出てきていた、、、、
「おいっ!匍匐前進にスキルポイントがあるってどういう事だよ!こんなんスキルじゃないだろ!バカにしてんのか?……」
俺はスキルポイント2を振って匍匐前進を覚えた、、、
「なんか今とてつもなく複雑な気持ちだ、でもこれでいけるんだ!い、いけるんだよな……」
スキルポイントを使ったせいかとても不安になっていた。
だだいまの経過を報告します、冒険者の皆さんの頑張りにより最初100人から65人まで減りました!残り時間はあと20分です頑張ってください。
「私がもっと頑張らなくちゃ勝てない!」
「あと65人って全然捕まえられてないじゃないか!まあこのくらいのハンデがあったほうが匍匐前進が輝くんだがな……」
「僕にかかれば残り全員見つけるのも容易な事だな!」
「よし、見つけて見つけて見つけまくるぞ!」
俺はスキル匍匐前進を使った
「おぉ、自然と体が匍匐前進の型になるのか、まずは1人捕まえよう」
匍匐前進それは一見地味だがかくれんぼにはかなり使えた。
「は〜い!1人め捕まえた」
「えっ、お前いつの間に、、、全く気づかなかった逃げる隙もないとはお前なかなかやるな」
「まあな!俺に捕まるのはしょうがない事さ」
1人だけ異常にテンションが上がっていた俺は次々と捕まえに行った。
「捕まえた!捕まえた!捕まえたぁ!ふっははは無敵じゃないか我が匍匐前進は!」
報告、報告ただいま今まで全く活躍してなかった拓磨さんが4人捕まえました。残り時間は15分です、まだまだ何があるか分かりませんよ!
「なんか俺の報告が酷くないか全くの部分が強調されてた気がしたし、、、」
「わぁ〜拓磨さんすごい!私もせめてあと3人くらいは」
「あいつ、僕と同じ数を一気にどうやっって捕まえたんだ、、、まあいい僕はその上をいく!」
「冒険者の方々も本気になってきましたね、私も魔王幹部として見つからないようにしなければいけませんね、残りは10分といったところですかね」




