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怪力王女と病弱王子  作者: ゴロタ
2/15

元気一杯!夢一杯!!

プロローグ…大幅に変えました。読んでいた方が居ましたら、申し訳御座いません。

私はルナマリア!八歳になるわ!侍女のシシーが言うには、私はこの国の王女だって話よ。

本当かな?

お父様やお母様には会った事も無いし、ましてやお城に行ったことも無い。

まぁ、どうでもいいかな。些細なことよ。


私が住んでいるのは『離宮』って場所なんだって。

離宮…ねぇ……確かにお城がある、王都からはかなり遠くにあり……凄く田舎……いえ、のどかな場所にあるよ。



近くにある村には時々こっそり、行っている。友達だって居るよ。

シシーにはナイショなんだけど、バレてるっポイ…怒られてないし…ま、いいか。



私が今、興味があるのは、武術だよ。私は冒険者になりたいの!いえ、絶対なってみせるっ!!


私の力は強いのだけど、戦い方は教えて貰わないと分からないからね。

村の友達に聞いたら、「お前なら大丈夫だよ」と言ってくれたけど、そうなのかな?


よし、まずは村まで行ってみることにする!体力作りに走って行こう。



二時間三十分かかった。流石に息が…。


息が整うのを待つ間、周りをキョロキョロ見回してみる。

あっ!村の見張り台に居るのは…サトゥーさんだっ!


「おーい。サトゥーさーん」


ドグッ………ドサッ…。


ブンブンと腕を振っていると、背後から鈍い音と何かが落ちる音がした。

怪訝に思い振り返ると、そこに男の人が倒れている。


「ちょっと、そこの人…そこは寝る所じゃないよ。他の人の通行の邪魔だよ?聞いてるのかな?」


男を伺うと、気絶してしまっているようだ。病気か何かかね?ま、何でもいいや。

ここに寝かせておくと、通行の邪魔だね……。

そうだっ。近くに小川があるから、そこで休ませて上げれば良い。

人助けも、大切…だよね?


私は気絶男の襟首を掴むと、ズルズルと引き摺って小川に向かって行った。


後に残されたのは事情が解らず、大の男が引き摺られて行くのを見守る数人の村人と、一部始終見ていて、どうすればいいのか解らず、アワアワと慌てるサトゥーの姿であった。




能天気少女の…出会い…でしょうか。ご都合主義です。

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