間奏~日向、ネタばらしという名の言い訳とかフォローとかを試みる
ハコデッキ改修から大階段の流れ、そして前回の力業っぷりで何となく察した方もいらっしゃると思うのですが……
実は、らせん階段のほうを先に作っていました。
その後まもなく正面大階段の試作にとりかかったところ、そこでデッキの形状が間違っていることに気が付いたのです。
ええ、今振り返ればあれは、あとで調整する気まんまんでしたね。
しかしそこは日向クオリティ、んなことはかぽっと忘れておりましたので、ばけねこさんといっしょに「やっちまったニャアアア?!」となりました。
ここはそのまんまさきに進め、あとでまとめて直すのもひとつの選択肢ではありました。
しかし日向と日向と日向による緊急対策会議の結果、読者様よりの印象ならびに現場のメンタル、さらには日向のどうしようもない忘れっぽさ (爆)を考慮し……
『予定を変えてここで先に直してしまおう、で、流れでそのまま大階段を作ってしまおう』ということになりました。
もちろん迷いました。計画変更です。それも前倒しです。まだできてないとこなのに(←重要)。
けれど、これをそのままにらせん階段に着手することが得策とは、どうしたって考えられなかったのです。
なぜって……粗忽があきらかな粗忽発動をそのままに進めている状況に、良い印象が持たれるものでしょうか?
最悪『こいつの頭マジヤバい……』と切られてしまうことが強く懸念されたのです。
人間どーやったってミスはするもの。だからこそ、リカバリーはできる限り早く。これ超超大事です。
そこからは必死でした。
だってぜんぜんうまくいかないんだもん。
あちらこちらのサイトをめぐり、参考にさせていただいたものはみな、正面から見て左から右に上る階段を作っていました。
しかし、なぜそうなのか、理由を記しているところを見つけることは、できませんでした。
するってぇと勝手に迷走はじめるわけなのです、日向のような人種は。
まず、なんとか作れるようになるまで。
その道筋を整理し、記述できるようになるまで。
まるまる三日かかりました。
仮説を立てては実験。仮説を立てては実験。
その結果が、三回に分けて記述した『曲線階段の作り方』です。
だれかの役に立つ日は来るのでしょうか。
まあ、未来の日向の役には立つでしょう、たぶん。
ええ、これを書いたことそのものを忘れずにいたいものです。マジに。
それでも現状において、さきのらせん階段制作に物申すとすれば、この二点です。
1.階段の原点を『階段のねっこ』にもってくるさいの操作は、もっと精確にできたのでは?
『面選択で、階段の根っこの底を選択』からの『3Dカーソルを選択物へ』からの『原点を3Dカーソルに』と進めて、原点を正確に『階段の根っこ』に設置でできたはず
2.『なんのはずみか床にめりこむ』という事態は避けられたのではないか?
階段の圧縮が済んだのち、1.で設定した原点を、トランスフォームからZの数値をうちこんでしっかり二階床に設置、しかるのち二階床を『親』としてペアレントをつけておけばよかった
ただそもそも、らせん階段が何度旋回しているかをしっかり定められていれば、この作業は不要でした。
そこまできちんと作図ができず、図の上でしっかりツメておけなかった未熟さが招いた事態です。
今後があるなら、CADソフトにも手を染めるべきかもしれません。
やべえなんかおもしろそうです。
つくるのはやはり、どうにも楽しいものなのです。
現状予定は予想通りに遅れていますが、この先の過程でおこなうはずのこと……
ハンモックについて(作業モデル作成と設置(※要調整)、組み込むギミックとそのつけかたを調べること、ねころびモーションをさがしてお借りすること)など、先行している部分もあります。
あせらずしっかり、やっていきたいです
次の章では、ついに主たる作業の場がユニティに移ります。
ここまで地味だった絵面にふたたび彩りが戻ってきます。
物語面では、なぞの化け猫『ばけねこさん』の過去も、部分的に明らかになる予定です。
どうぞひきつづき、よろしくお付き合いくださいませ!
次回、新章突入!
第五章『第五章 チビ猫、仕組みを組み込む』は、ユニティでの作業が主になる予定ですが……
いきなり難関にぶちあたったり?!
次回9/27は『21日目:チビ猫、タワーを島においてみる』『間奏~ばけねこさんのにゃんジャックふたたび! お題:さっきのエラーメッセージについて』の二部分を投稿いたします。
どうぞ、お楽しみに!