間奏~日向、神のごとき無料アセット・アドオンたちに感涙しつつ計画をだいたい定める
2013.10.04
RealtimeCSGは『アセット』……だよね……?
ということでサブタイ、文中の表現ともに修正いたしました!
※執筆時現在、ここに記載した『すべて』が無料です。
マジすごすぎる。
丸い塔に、アーチ型のくりぬき。
できなかったんです。
日向としたことが、当てにしまくっていたもので一瞬焦りました。
ProBuilder――かんたんな構造物ならサクサクつくれる、ユニティ公式モデリングお助けアドオン。
これで丸い塔のようなものを作るところまでは行けたのですが、その壁面をひとつぶちぬいて、アーチをくっつけて、あまった壁面をふさごうとしたらどーやってもうまくいかないんです。
こういうときの頼みのつな『型抜き機能 (ブーリアン)』も実験段階ということのためか、うまく動かず(有効化するとこから苦労したのはいつものこと^^;)。
ンなもん、しかくいドアわくくっつけてーその内側にぶあついアーチうめこめば解決じゃんよ。とは考え付いたのですが(※今)……
次の瞬間『いや、これドアどうしよう』となりました。
そのため、ユニティ・ブレンダーの双方の建築モデリングツールをあわててさがしまくりました。
その結果たどり着いたのが、Realtime CSG(※ユニティのアセット)。
そして、ArchimeshとBuilding Tools(※ブレンダーのアドオン)です。
ユニティ上で作業完結するならば、Realtime CSGが非常にいいかんじです。
機能紹介のGIFアニメーションにぶっ飛びました。壁面に窓枠をくっつけて設置すると、その形にドンッと壁をくりぬいて、窓枠をはめこんでくれるのです。
さらにそのとき、壁面の傾きにあわせて、窓枠の角度も自動調節までしてくれるとかもはや驚きです。
それだけじゃなく、直線を曲線に変えて、自由に変形もできたり、楽しくなる機能もりだくさん。公式ページの紹介を見てるともうワンダーランドです!
ただ、手動でモデルを作るのに難を抱えた不器用者には、まずオートである程度のカタチをつくってくれるものがありがたかったりしますので、こちらはユニティでタワーをくみ上げる段階で使わせていただくことにしましょう(ホクホク*^^*)。
そんなわけで、ブレンダーのアドオンたちを検討したのです。
Archimeshは間取りから壁を立ち上げ、部屋の中まで作りこめます。
窓やドアをつけたり移動させたりもらくらく。しかもちゃんとドアが開くのです^^
一方、Building Toolsは操作サックサクですが、もっぱら外観を作るためのもの。
……ということは、メインで使うのはArchimeshかなー、とおもっていたらどっこい。
一番のポイントである『うえがまるいドアや窓』はつくれないのでした。
さらにBuilding Toolsのうれしいところは、丸い床の建物も作れるのです。
そのため、まずはこちらでタワー本体を作ってみることにしました。
さらに土壇場で飛び込んできたのがPolyquilt(※ブレンダーのアドオン)。
まさしく直観操作を可能にするこのアドオンに、のちに非常に助けられることになったのです。
ともあれ、これで制作の道筋がハッキリしました。
まずユニティでの作業。
作業環境整備。
島、空、水、草木や花、飛び石など、アセットで周辺環境を作る。
ついでブレンダー上で作業。
Building Toolsでタワーの基本的な部分を作る。窓などのモデルも取得。
かたちがむずかしいデッキなどは、Polyquiltで作る。
Archimeshでテスト的に内装をいれてみて広さ感チェック(このとき作ったものはとっといて、ユニティアセットのサイズなどが合わなかった時などに使う)。
ここまでつくったモデルをファイルに書き出しておく。
ブレンダーで作ったモデルをユニティにとりこみ。
Realtime CSGで本体に窓や入口をドン。
ProBuilderで階段をつくり、設置。
内装をいれてみる。
枝となるように木をぶっさす (語彙力)。
枝に合わせてブランコやハンモックをつくる。
ぴょんスポットを設置。
これが、九月半ばまで(※byチビ)。
その後、動くギミックにチャレンジ。手ごたえで今回やるかを決める。
装飾系もあわせて、十月半ばまで。
その後。11月半ばまで、ブレンダーをもちいてのブラッシュアップ。
12月半ばまで、最終調整。
12/25に公開です。
……うん? 行けるのか、これ……?
というか、ユニティ上での現地作成段階に、ブレンダーでの作成作業がまざり込んだかんじです(っていうか既にガッツリ試作している)。
でもこれはしかたありません。タワー本体がすべての基準となるので、ないと橋やブランコ、ハンモックも架けられないし、内装だって入れようがないのです。
というか超たぶん、ハンモックはブレンダーでの作成作業になるので、それも加味して九月半ばまで、を十月まで、に後ろ倒しすることも視野にいれておきます。
大丈夫、そもそも遅れることを見込んでのスケジュール感です。
『順調に遅れてます』と『それは仕様です』はぼくらの必須ワードなのです。
ともあれ、ことしの12/25にベストのものを公開。
ここだけはしっかり決めていきましょう。ファイトなのです!!
予告させていただきました通り、次回より隔日投稿になります。
毎日投稿を楽しみにしてくださった皆様には申し訳ございませんが、どうか今後ともゆるゆると付き合ってやってくださいましm(__)m
(つぎは28……間違ってないよな←)。
というわけで次回『チビ猫、創世の神となる(仮)』。
新章突入、満を持してワールド作成を開始します。
どうぞ、お楽しみに!!




