間奏~日向、名前しかしらなかったソフトをダウンロードする
Unity。
その存在は知っていました。
かつて脱出ゲームにハマりまくっていたころ、オープニングでよく目にしていたのです――Powered by Unity。
まさかそれに自分が触れるなんて、ほんとうに夢にも思っていませんでした。
石や木や、壁、アイテム、キャラクター。
ときにはうごく生き物や、触れるとはじまるイベント。
それらを舞台に配して、ゲームの場面を作り出す、多機能高度な『ゲームエンジン』ソフトです。
現実世界ですら、建物のドアを出ようとしてはたびたび挟まってしまうような、とろくさい粗忽キトゥンの手にはきっと余ることでしょう。
それでも、これを使うと『島をまるごと』作ることができるのです。
つまり『ワールドクラフト』機能ではできないことや、つくれないものも、これならば実現できるのです。
あこがれの景色をつくるには、踏み出すほかはありません。
心強いことに、Cluster専用の作成アシスト環境が用意されています!
『Cluster Creaters Kit』。
公式サイトには初心者のための動画解説や記事、サンプルデータだっていっぱいです。
それらについての記事を見ているだけで、もう楽しい。
やっぱりそもそも、クラフトがすきなんだ。
そんな風に実感しつつ、作業環境を整えていきました。
このあたりは、サイトの記事や、YouTube上で見ることもできる公式ワークショップ動画を見た方が早くてわかりやすくて正確なのですが、それだけというのもなんですので、ざっくりと様相を記載しておきます。
まず入れるのは、Unityのバージョンやデータを管理する『Unity Hub』。
これを入れると、Unity(Unity Editor)もスムーズに導入できるのですが……
もっとも注意すべきなのは、『Unityは最新版じゃダメ』ということです。
『Unityは最新版じゃダメ』。
大事なことなので二回言いました。
2023.07現在ですと、バージョン3.4でなればなりません。他ではだめです。
これを間違うと、つくったワールドを公開できなくなるので超注意です!
だからまず、お使いのOSに応じた『Unity Hub』をダウンロード(DL)・インストール入れたら『インストールをスキップ』で最新版を入れられることを回避。
ついでに日本語じゃなくっちゃ無理なら、左上の歯車マーク→appearanceからlanguageをJapaneseに設定。
しかるのちに、インストールという青いボタンから指定のバージョンを探しにいきます。
必要となる『サポート』三種(ウィンドウズかマックかで違う)にチェックを入れてDL。
五度見くらいしつつおっかなびっくり進めました。
その後すぐ『Cluster Creaters Kit』を導入しました。
所定の場所からZIPファイルをDL。
ZIPファイル解凍(Cドライブ直下など、浅い階層にしてほしいそうです……日向はさらに下のドキュメントに入れてしまった^^;)。
Unity Hubを閉じていたら起動。上部の『開く』>『ディスクから加える』で解凍したブツをフォルダごと選択してとりこみ。
プロジェクト一覧というところに追加されれれば成功です。
イメージにあう道具立てが見つからず、自作が必要になる局面もあることでしょう。
細部の作り込みだって、きっとしたくなるはずです。
それを見越して3Dモデリングソフト『Blender』も導入です。
こちらはふつうにダウンロードページからインストーラーをDL、セットアップウィザードに従って手順を進めてインストール。
これには特段、難しいことはなかったです。
『Blender』はプロも使っている、これまた多機能高度なモデリングソフトです。
これでの製作は、工夫と知識がものをいいます(=最初にこれ知ってりゃうあああってのがわりかしありましたorz)。
ですので、『したいことがあったら、とにかくまずは調べてみること。』
これを座右の銘として、チビといっしょに、できるところからこつこつとはじめていきます!