EX+2-2:チビ猫、ツリータワーに雪をふらせる(2)
つぎにやるのは、雪がふらふら~っとゆれなから、まいおちてくるようにするとこです。
『生存期間の外力』という、ちょっとむずかしい名前のところにやってきて、これまたチェックボックスにチェック。ちょっと右をクリックしててんかいして、設定かいしです。
右はしにちょこんとある▼をおして、でてきたメニューから『二つの値間でランダム』をえらんだら……
▼の左側にあるふたくみの『XYZ』にそれぞれ、-1、0、-1と……
1、0、1を、いれてみます。
そうすると、なるほど、雪のおちかたがまっすぐからふらふら、ふわふわになりました。
でも、すぐにおかしなことに気がつきます。
「なんか、ころころしてるー!」
そう、なぜか地面につもるはずのゆきが、ころころところがってるのです。
なんなら、みずのうえでもころころしてます。
『ねこごころ』をくすぐるうごきに、チビはぱっ、とたちあがってしまいましたが……
いけないいけない。いまつくってるのは、ふわんふわんとふるゆきなのです。
すうはあ、としんこきゅうして、じっとサイトを見て、こえにだして確認。
「ええっと、『衝突』の『減衰率』に、1をい、れ、る……よし!」
さっきせっていした『衝突』のところに、ぽちぽちと入力をすませれば、雪はころころとしなくなりました。
でもそのかわり、あっというまにとけて、なくなってしまいます。
だいじょうぶ、おてほんどおりにすすめれば、それもすぐ、かいけつです。
雪のいろが、とうめいから白、白からとうめいと、うつりかわるようにすることで『雪が自然にあらわれて』『すうっとやさしくきえていく』を表現できるということです。
ここは『生存期間の色』というところでせっていです。
チェックボックスにチェック、からの、ちょっとみぎをクリック、とすすめると、『色』とかかれたもじの右に、白い色をしたまどがありました。
このまどをクリックして、ひらいたウィンドウには、おっきめな白いおび。
ここで、ちょっとさぎょうをします。
サイト上の動画を何度かみなおして、ようりょうをつかんだチビは、よしっとやってみました。
まず、おびの上がわ、左のはしから一センチくらいはなれたとこをぽちっとクリック。
すると、おびの左右のはじにある、五角形のマークとおなじものが、クリックしたところにふえました。
割合にして、全体の一割くらいのところ。これできっと、いいでしょう。
下の『色』とタイトルのついたスライドバーが一番右にいっていることを、たしかめてから……
こんどは、いちばん左はじの五角形をぽちっと押して、『色』スライドバーのつまみを、いちばん左までもっていきます。
右のはしでもおなじようにしました。
はじっこから一センチくらいはなれたとこをぽちっとクリック、また五角形マークをふやし……
『色』とタイトルのついたスライドバーが一番右にいっていることを、たしかめてから……
こんどは、いちばん右はじの五角形をぽちっと押して、『色』スライドバーのつまみを、一番左までもっていきます。
さあこれで、ふわっとあらわれふわっときえる、が実現できたようです。
雪のかたちはしろくてまるい、そのまんまがよかったので、さいごの設定、雪のつぶのおおきさをかえるとこまでとびました。
『パーティクルシステム』のところの、『開始時のサイズ』で、おてほんどおり、ちょっとちいさくしてみます。
「うーん……やっぱ、もとのおっきさがいいかな?」
でも、チビのおめがねにかなったのは、ちょっとおおきめサイズの1。
ここまでできたら、ゲームモードON。
わくわくしながら、島のそらを見あげます。
すると、あおいそらからまぼろしのように、ゆっくりと白いものがふってきます。
「ゆきだ……ゆきだー!!」
チビはかんせいをあげました。
ツリータワー島のそらからちらちらとふりおちて、ふわっととけていく雪たちは、なんてなんて、きれいなのでしょう!
でも、この雪はそのあと、もっともっときれいなかおをみせてくれることを、チビはまだ、しりません。
いまはただむじゃきに、そらからの白いおくりものを、じっとみつめるチビでした。
何とか一回にまとめたいな→やっぱむりだし何とか2回に→やっぱむりー!(←イマココ)
いいわけすると、設定するところが多いのです、雪は。
でもあとは、オンオフだけ。そしてオンオフといえば……!
とここまで言っておいて、次回は別の話題です。『日向、またしても軸に戸惑う(ちょっとだけ)』
長きにわたるヒンジジョイントとの宿命の決着が、いま……
感動の物語は1/15公開!!
この予告には明らかなウソが一つ含まれております。どうぞ、お楽しみに♪