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相棒。

あの日倒れてしまったあとの記憶はない。

しかし、両親は殺されてしまったことを聞いた。


誰が、なぜそんなことをしたのかはわからなかったが、あの薔薇の痕跡によって犯人は推測されたそうだ。


とある人の情報では、ロシア人の女の殺し屋だと。

とある人の情報では、アメリカ人の大男だと。

とある人の情報では、フランス人のシリアルキラーだとも。


たくさんの情報があり、自分でも混乱していたが、マスコミ、警察もまた、大混乱していた。


警察の捜査能力って意外と低いんだな。


と思いつつ、自身で探すことを決め、様々な情報を求めてあらゆる場所に足を運んだ。 


どこに行っても、裏社会の人間 殺し屋だろうと。

皆、直接的な表現はさけていたものの、そういった内容の発言をしていた。


あまり、首を突っ込まないほうがいい。

とほとんどの人から言われたが、気にせず探し続けた。


しかし、探し初めてどれほどたった頃だろう。

一本の不在着信がスマホの画面にあった。


もしかしたら、犯人のことで、進展があったのか?

どんな些細なことでもいいから、情報がほしいと思いながら、音声を聞いた。


よお、相棒。

お前、両親を殺した犯人を探してんだろ?

俺が知ってるよ。ちょっとまってろ。


そこで音声は切れた。


は?何が相棒だよ。

とゆーか、教えろよ。

と呟いたその時


プルルルと着信が入った

「もしもし」

「よぉ、相棒。」

「誰が、相棒だ!」

「そー、怒んなよ。お前の両親殺したんはよ、モスキーってゆーやつだよ。」

モスキー??きいたことがない。

「誰だそれは?」

「落ち着けよぉ。俺と組まねぇか?相棒。」

「怪しいやつだよ。なんで、お前となんか。」

「え、いいの?組まなくても?多分、俺しかアイツのこと知らねーぞ?それに…」


それになんだよ。。と思っていたら

「お前の検索履歴とかも知ってるんだぞ?ははは。マニアックだよなー。趣味悪いぜ。」

「組んでやるよ、お前いまどこにいる?」

「今から、スマホに送るよ。」

こうして、謎の男と組むことになった。

この男のハッキング能力は僕が一番わかっている。

なぜなら、この家のインターネットのセキュリティは、日本でも有数の強度なのに。

あの男何者なのか。




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