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under 500 Ⅱ

おもうままに

※ピアノという記号のように弱音で読んで



バレンタインデーだ



※アンダンテという記号のように歩くくらいの速さで読んで



陰で待ち伏せした



※クレッシェンドという記号のように次第に強く読んで



人が来たけど違う人か



※デクレッシェンドという記号のように次第に弱くして読んで



仕切り直すとするか



※ダカーポという記号のようにまた頭から読んで〈ただし、次回は戻らなくていい〉



また人がやって来た



※スタッカートという記号のように1音1音切るように読んで



今度は先輩だろう



先輩の前に飛び出した



小さい声で好きと放った



※フォルテという記号のように強音で読んで



チョコを腕に押し付けた



※スラーという記号のように音と音を滑らかに繋げて読んで



先輩は僕も好きだと言った



※カンタービレという記号のように歌うように読んで



告白されて付き合うことになった

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