人が人間として他人と生きる上で
この話は、自分が実際に思った事を綴った物です。タイトル通りのややこしい話ですので、
「ん?何これどゆこと?」となるかと思います。なので、是非とも最後まで読んで頂けると幸いです。
あなたは、嘘をついた事がありますか?
家族や友人など、何かしら関わりがある人だけでなく、近年ではSNSなどの掲示板やそこで知り合った人、実際には会った事が無い人など、自分に関わりがある人は思ったより沢山いるかも知れません。
その全ての人に対して、一度でも嘘をついた事はありませんと言えますか?
どこかの宗教か何かで、「今までに罪を犯した事が無い人は罪人に石を投げろ」みたいな話があったと思います。結局誰も石を投げず、最終的には罪人を取り囲んでいた全ての人が去っていった感じだったはずです。
何が言いたいのかというと、自分は、嘘をついた事が無い人は絶対にいないと思います。
では、それとは逆の話をしてみましょう。
あなたは、今までに嘘をつかれた事がありますか?
恐らく、全ての人が嘘をついた事があれば、全ての人が嘘をつかれた事があると思います。
それでは、あなたはいつ嘘をつかれたか分かりますか?それを確かめる手段は一つしかありません。
相手に聞いてみましょう。「今、嘘ついた?」
それに対する相手の返答は、嘘では無いですか?
それを確かめる手段は一つしかありません。
相手に聞いてみましょう。「今、嘘ついた?」
それに対する相手の返答は、嘘では無いですか?
それを確かめる手段は一つしかありません。
とまあ、こうなる訳です。
結局自分は、何が言いたいのか?
『人は、相手が嘘をついているかどうか分からない』
という事です。
人には何かしらクセがあって、嘘をつく時にそのクセが出る。マジシャンとかメンタリストとかがそんな事を言っていた気がします。
それは本当にクセですか?意図的にやっている訳では無いと言い切れますか?
簡単な嘘をつく時にそうやって、重大な時はしない。そんな可能性もある訳です。
もしかすると、あなたに見せているのは本当の自分では無い。という人がもしかするといるかも知れません。
それを確かめる手段は?
あなたも話す相手によって会話の内容を変えたりとかしませんか?
では、もう一つ面白い話をしましょう。
あなたは、自分の事を全て、完璧に、何一つ抜け目無く、知っていますか?
恐らく全ての人が「はい」と答える事が出来ないと思います。
身長、体重、血液型、アレルギー。それは調べればすぐにでも分かる事です。
では内面はどうですか?
トラウマ、性格、夢、考え方。自分の事は自分が一番よく知っていると言いますが、それは本当ですか?
確かに、自分の事は自分が一番よく知っているかも知れません。それが思い込みだったとしてもです。
性格や考え方なんかは、その人が生まれ育った環境によって容易に変化するものです。
「自分はこんな性格だから」と言う人も、実際はそんな性格では無いかも知れません。
今度は何を言いたいのか?
『人は、自分が嘘をついているかどうか分からない』
という事です。
となると、自分の事は自分が一番よく知っている。と言うより、自分は自分の思い込みでしか動けない。みたいな酷い話になる訳です。
さて、そろそろメインディッシュに向かうとしましょう。
単純な人は、言われた事をすぐに鵜呑みにする。
考え深い人は、言われた事に対して自分なりに考えた後、自分が納得する結論を導き出す。
疑い深い人は、言われた事を疑い、他人に聞いたり自分で調べたりして考える。
さて、この三人のなかで損をする人と、得をする人は一体誰でしょうか?少し考えてみてください。
ちゃんと考えてからスクロールしましたか?
何言ってんのこいつアホやろとか草生やしながら特に何も考えなかった人もいると思います。
確かに偏差値低い高校の現代社会のテストで、赤点ギリギリって事もあったし、小二の頃から漢字テストで目標点を取れず、夏休みの間補習に行ったりもしたけど。
今の事、信じませんでしたか?
これが事実かどうかなんて、きっと自分の知り合いでもない限り分からないはずです。
人はその分野に対して、一切の知識が無ければそれをすぐに信じてしまうものです。
「いや、俺はそんなの信じなかったし」と見栄を張る人もいると思います。
いい加減に他人の意見を受け入れられるぐらいには成長しろよガキが。
もしかすると、あなたの周りの人はそんな事を思っているかも知れません。
話がズレましたが、三人の話の続きです。
単純な人は、騙されて損をする分、難しく考えずに生きるので、気分的にはとても楽だと思います。何かしたい事があって、それに向かって失敗や挫折を繰り返す。
考え深い人は、騙される事が少ない分、出した結論が間違っているかも知れません。そして他人の意見や考え方なんかを知り、対立し、周りとの関係を悪くする。
なので疑い深い人の一人勝ちです。
だと言えるといいのですが、疑い深い人は、きっと色んな事を疑い始めます。
この先の話は、自分でもかなり疑い過ぎた話で、人によればかなりイタい話のように思えると分かってはいます。
ですが、実際にこんな事を長い間考えた事がある人がいると知った上で見て頂けると良いかなと思います。
「もしかすると自分以外の全ての人はロボットや宇宙人かも知れない」
「もしかすると自分以外の全ての人は相手の考えている事が分かる能力みたいな物があるかも知れない」
「もしかすると自分以外の全ての人は人工知能みたいになっていて、自分がどんな風に成長するのか誰かが監視しているのかも知れない」
「もしかすると自分が人工知能でどんな風に成長するのか監視されているのかも知れない」
「もしかすると自分以外の誰かがそうなのかも知れない」
「もしかするとこの世界はとても緻密なジオラマで、誰かが外側から見ているのかも知れない」
「それとも最近ラノベで見たあんな世界やこんな世界みたいに、誰かのモルモットとして扱われているのかも知れない」
そしてどうなるか?答えは至ってシンプルです。
『人は、何かを疑い続けると何も信じられなくなる』
人は様々な事を経験する度に、より多くの事を考える様になると自分は思います。そして最終的に、全ての人が疑い深くなるのは、必然のような物では無いかと思います。
さて、こんなどうでもいい話に付き合って頂き、ありがとうございます。
『人は、相手が嘘をついているかどうか分からない』
『人は、自分が嘘をついているかどうか分からない』
『人は、何かを疑い続けると何も信じられなくなる』
自分は、最終的には何が言いたいのかという所ですが、特に何か言いたい事がある訳ではありません。
大袈裟に言うなら、
『人は、全てにおいて確実だと信じられる物が無い世界で、少なからず何かを信じて生きていかなければならない』
という事を思い付いたという報告みたいな感じでしょうか。
厨二病の考えそうな事だとか、そんな妄想をしている人は恥ずかしいという人もいると思います。
自分は、自分が特別な人間だとは思っていません。何か特別な役割がある主人公や、主人公の支えになる人や、その宿敵になるとも思っていません。
全てを疑っていると、人は他人と生きていくのは不可能に近いと思います。どこかで諦めや区切りを付けなければならない。というのが今の自分の考えです。
まあ、少なからずこんな考えを持っている人間もいるという事を知って頂けると幸いです。
「それって本当?」
と思えたならあなたも自分と同じかも知れませんね。
もしもこれが、新たな考え方を与えられた人間がどんな風になるのか。という実験の一部で、あなたがその被検体かも知れません。
かく言う自分も、何かそういった物として生かされているのかも知れません。
まあ、それを確かめる手段は一つもありません。