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#49 ハイリー 戦場に届く急報

 前線では馬、それも優秀な軍馬がいつも足りない。

 優秀だからこそもっとも危険な場所に送られ死ぬ。

 私の愛馬も彼で六代目。五歳となるダールトンはこれまでの愛馬の中で最も俊足で、最も気性が荒い。芦毛の牡馬だ。

 

 対する緑姫は、触手を振るって騎兵を横薙ぎにし、その軍馬もろとも騎手を押しつぶす、全身を緑の鱗に覆われた女性型の魔族だ。体躯は人の十八倍ほどの体積を持ち、肩から伸びる左右それぞれ七本ずつの触手は女の脚ほどの太さがある。触手は伸縮自在で、最長では十馬身ほど。それに打たれたら、いかな力自慢といえども四肢の骨を砕かれ再起不能になるのが必然である。巨躯の魔族は動くだけで脅威だ。質量そのものが武器といえる。


 それが残り三体。一枚目のメイズの結界をつきやぶり、二枚目の結界に迫っていた。


 私は兜の下から砂煙をにらむ。

 

 いつもは距離を取りつつ火矢や投石で押し切る相手だが、今回は、緑姫が率いてきた人面鳥の群れが、空からの攻撃を阻害してしまう。人面鳥の巨大な翼が矢を落とし、投石は緑姫の触手に叩き落とされ下手をするとこちらに降ってきた。


 それゆえ、ユーバシャール隊が先鋒を務め、緑姫の触手を削ぐ作戦である。

 ダールトンは私のいうことをよく聞き、時には勝手に判断して活路を開いた。

 

 人では対抗できない重い一撃をバカ正直に受けるわけもなく、揺れるダールトンの背中で手斧を振るい、緑姫の触手をいなす。いなす。いなす。

 

「今だ、引け!」


 私の号令で、数を減らしながらもついてきていた部下たちが、左右に散開する。およそ機動力に欠ける重種馬の班だ。ずんぐりした力自慢の馬に牽引させていたマルート鋼製の糸――といっても、私の中指ほどの太さはあり撚ってあるものだ――をぴんとさせ、たわんでいた輪が締まる。巻き込まれた触手が緑の鱗を撒き散らしながら切断された。


 背筋が粟立つ、老婆のそれにも似た絶叫が荒野にこだまする。

 半分ほどの腕を失い、動きが単調になった緑姫など、怖くはない。それどころか怒り狂ってか痛みに怯んでか、その緑色の魔族は身悶えして触手を振り回すあまり、空を飛ぶ仲間の人面鳥を数羽打ち落とし殺してしまった。

 

 もちろんそれをぼんやり見ているわけではない。敵が大味な動きになれば、間合いをつめるのにダールトンが本領を発揮する。

 地を払う横薙ぎの一閃を飛び越え、正面から打ち据える一撃を横に躱し、臆することなく緑色の魔族の巨体に接近する。

 時折身体の側面をぶつけ防具で緑の鱗を削り取りながら、彼は耳障りな声を上げ続ける魔族の横を走り抜けた。


 私はすり抜けざまに触手を二本切り落とし、その付け根――人間で言えば脇の下――を剣で刺し貫いている。そこは緑姫の急所だ。息の根を止めるまではいかなかったが、後続の配下たちが槍を複数本突き立てると、緑姫はぐらりその巨躯を傾がせ横倒しになった。隣の一体を巻き込みその動きを封じてくれたのでしめたもの。遠くから様子を窺っていたサイネル預けの部隊が間髪入れずに追い打ちをかけ、あっという間に二体目を屠った。


 重種馬班を率い、ダールトンと最後の一体にかかる。突出した私とダールトンめがけ、人面鳥が急降下してくる。それを剣で刺し貫き、あるいは払い落としながら、単騎で最後の一体に肉薄する。

 仲間の仇を打とうというのか、残された緑姫は全触手を私とダールトンの拘束に投じた。

 しなった触手が勢いに乗る前に、わざと体当りして勢いを殺し、あるいは踏み砕き、ダールトンがさらに前進する。


 顔めがけて振り抜かれた触手を避け体勢を崩した私の頬に、人面鳥の鋭い爪がぶつんと音を立て食い込む。自分の体に響く音は鈍く重い。右上顎の犬歯が折れたらしい。よかった、目玉まで持っていかれなくて。それでも一瞬、視界が衝撃で真っ赤に染まりぎゅっと狭まる。直前の触手の位置から動きを予測し追撃を避けた。遅れて喉が詰まるような激痛が走るが、数秒で収まる。折れた犬歯をはきだそうとして、自分の顎が外れていることに気づいた。思っていたより深手。それもまた、ダールトンがいななく合間に回復し、鈍痛だけが残る。


 頬当てが邪魔になって、上顎ごと頭をもがれずにすんだらしい。さすがはマルート鋼製、高価なだけある。


 マルート鋼の兜は魔族に触れても錆びて朽ちることもなく、鉄の防具より断然耐久力が高い。その分加工が難しいのだ、変形したと備品を管理している部門にため息をつかれそうである。これは、手柄を持ち帰って相殺するほかない。


 上から叩き潰すような一撃。すべての触手を揃えた渾身のそれを、私たちは待っていた。


「やれ! 全力で引け!」


 私が指示するまでもなく、よく仕込まれた配下たちは、重種馬を全速力で走らせ、ピンと張ったマルート鋼製の糸を緑姫の無防備な胴体に食い込ませた。あまりの重さに、力自慢の重種馬たちの蹄が何度も地面を掻く。しかし、勢いが乗っている分で競り勝って、そして外皮自体はさほど強靭ではない緑姫の脆さが手伝った。ぶちぶちという嫌な音をたて青臭い体液を振りまきながら、緑色の魔族は身体を半分に折られた。身体の中心を走る太い骨のような部位はさすがに切断できず、そこだけで繋がった上半身と下半身が地面に土埃をあげて転がる。

 

 私は、絶命のその瞬間まで暴れ続ける触手の動きを止めるため、地面の上でのたうちまわる緑姫の脇目掛けて剣を繰り出した。

 ずん、と重い音を立て、触手がすべて地面に伏せる。その振動で、ようやく戦いの終わりを悟った。


 空を黒く染めるほどだった人面鳥は、ぐるぐる旋回をし、けたたましい声で鳴きあって、ねぐらへ戻っていく。


 乾かすと燃料になる緑姫の鱗を集めだした戦利品回収担当たちを横目に見ながら、私はサイネルともう二人の小隊長に撤退の指示をだした。そして三人から損害報告を受け取った。

 負傷者はかなり多かったものの、戦闘不能や死亡は数十名で、緑姫相手では軽微といえる。まずまずの戦果だ。


 ダールトンの横に自分の馬を並べたサイネルが、咳払いをする。


「久々ですね、こんな最前線に隊長が出るのも」

「そうだな。勘が鈍っていたらどうしようかと思ったよ」


 兜を外し、血がまだ凝固しきってない頬を手の甲で拭う。血が乾いていないのに傷口はもうない。折れた犬歯も生えてきている。かすかに鈍痛があるが、これもいずれ癒える。


「このところ、魔族の攻め手が緩んでますからね。誰でも勘が鈍りますよ。それなのに、さすがです。先に功を焦って突出した二隊も、はじめから隊長に譲っておけばよかったんでしょう、あたら命を散らせることもなかったのに」

「サイネル……どうした? 休暇がほしいのか? それとも昇進?」

「たまには褒めておかないと、あなたどんどん後方支援の人になってしまうからですよ。そうなると私まで手柄を立てる舞台にありつけなくなる」

「ああ、それはすまないな」


 肩をすくめる灰色の髪の副隊長は、いつもの調子、ひょうひょうとした笑顔だ。


 この一年で急速に魔族の襲撃は回数もその激しさもなくなり、我がプーリッサ軍は困惑しているところだった。もしかして、次元の裂け目が閉じかけているのではないかという説がでてくるほど。おかげで、魔族のねぐら近くに群生する星霊花の採集作業がはかどるが、別の問題も持ち上がっていた。


 魔族を恐れてキューネル山脈の向こうから攻めてこなかったイスマウルの、斥候らしき小隊の姿の目撃情報がちらほらあがっているところである。


 このまま魔族がいなくなると、イスマウル側が攻めてくる可能性は十分あった。彼の国との国交はないのだが、それは魔族の噴出地点が邪魔をしていたという以外にも、下手に彼の国と接近すると、国交の均衡を崩し、チュリカに背後を突かれる可能性がでてくるという理由があるのだ。


 チュリカもイスマウルも、大陸一の大国を目指して領土拡大に余念がない。こんな貧相なプーリッサがその中間地点で併呑されずなんとかやってこられたのも、魔族の存在あってこそ。手下にもならない倒しても領土も拡大できない魔族相手の戦を続ける意味を、両国は見いだせずにいるようだった。その点ではある意味、プーリッサと魔族は共存関係にあるのかもしれない。


「もし魔族共が出てこなくなったら今度はイスマウル兵相手に剣を振るうよ」

「滅多なことをいうんじゃないですよ」


 ぴしゃんと叱られ、今度は私が肩をすくめる番だった。


「そも、あなたのギフトは、人向けではないんですよ」

「そうかな。対人戦だったらそんじょそこらの連中に負ける気がしないが」

「どこまで自信過剰なんですか。それより、顔、拭いてください。士気に関わります」

「そのくらいで堕ちる士気なんてただの場の盛り上がりじゃないか。

 それにもうこの戦は終わったよ。ほかの部隊の担当も、そろそろ落ち着いてくる頃だろう、士気なんて気にしてどうする」

「はいはい」

 

 投げよこされた布で、私は頬を拭った。



 基地まで戻ると、見知った顔が門前に待っていて、私と目が合うなりばたばた駆け寄ってきた。最近、事務方仕事の補佐に入ってきたモーリスだ。同い年なのだが、どうにも挙動が幼いのが気になる。頬のそばかすがそれを助長するのかもしれない。中肉中背の目立たない容貌で仕事の具合も可もなく不可もなし。


「隊長、ユーバシャール隊長。急報が届いておりますよ!」

「ありがとう、あとで読む」

「いえ、……今のほうがよろしいかと」


 モーリスはそっと封筒を裏返す。差出人はクラウシフ・シェンケル。

 マルート鋼に関する一連の手柄を褒められ、宰相補佐に抜擢された男の名前を、モーリスも知っているはずだ。


 クラウシフから急報だと?


 刹那、心臓がぎゅっと冷えて縮んだ。彼からの手紙は、一年と少し前、イェシュカの訃報を受け取ったとき以来だ。嫌な予感は、ほぼ確信と同意だ。

 下馬し、封筒を受け取る。篭手が邪魔だ。雑な扱いで脱ぐと、モーリスがそれを受け取ってくれる。

 背後を、部下たちがぞろぞろ列を成し過ぎていくのだが、彼らの何人かは不思議そうに視線を送ってきた。


「隊長、ダールトンを預かりますよ」


 それとなく気を利かせ、サイネルが手綱を預かってくれた。


 道の端に避け、さっそく封筒を開ける。読みたくないというのが正直な気持ちだった。

 出だしの一文を読み、天を仰ぎたくなる。あまりに図々しい腐れ縁の男の顔をその数文字だけでまざまざと思い出させるから。




 ――我が戦友にして悪友のハイリー

 

 こうしてお前に手紙をしたためるのは、イェシュカが死んだ時以来か。お前が死んだという話は聞かぬから、きっと元気に魔族共と戯れているのだと思う。麗しの騎士姫云々という夢見がちでこっ恥ずかしい噂だけは耳にしているぞ。そいつらの目は節穴だな。

 

 ところで急な話だが、俺は死ぬ。間抜けなことに死の呪いを受けあと一月の命だ。笑え。

 弱気になったわけではないが、死ぬ前に顔を見たい相手に連絡を、と言われて思い付くのがもうお前しかいなかった。ビットは死んだし、ドニーは国外から戻ってきてない。イェシュカも墓の中だ。残念ながら俺は友達が少ない。

 できれば一度我が家へ来てくれ。アンデルや子供たちにも会ってほしい。お前に、子供たちの後見人を頼みたい。

 返事と来訪を期待している。

 

 クラウシフ・シェンケル――




 やはり無視して握りつぶして捨てるべきだったな。

 深いため息が、勝手に口から漏れ出る。


「隊長? どうなさいましたか」

「モーリス。プレザに戻る。実戦の指揮はサイネルに任せ、内務はお前に一任する。できるな」

「えっ、そんな急な」


 顔色を変えたモーリスだが、すでに具体的に決めておかねばならない項目の目処がついているようであれこれ確認を始めた。可もなく不可もなしとした彼の評価を上方修正すべきか。


 それにしても。

 どうしてこうもいつもいつも、あの男は面倒を引き連れてくるんだ?


 宛てがわれている部屋に引っ込み、兜を外し外套を脱ぎ、着替える。ドアの前で別れたモーリスには、サイネルを呼ぶように伝えてある。サイネルに引き継ぎが完了し次第、出発しなければ。


 金をかけて急報を出しても、プレザからの手紙が到着するのに数日かかる。となると、クラウシフが死ぬまで猶予は一月もない。


 馬鹿者、宰相補佐がこんな極秘扱いでもない手紙で自らの死期を語るな、情報が漏れたらどうする。そう忌々しく思いながらも、たとえ情報が漏れたとしても、その猶予の短さからおいおい知られるだろうから、気遣ったとて大した意味はないだろうとすぐに答えを見つける。


 そもそも、あんな人を小馬鹿にするようなことをしておいて、よくもおめおめと。自分の子の後見人なんて、ケートリーか弟のアンデルに任せればいいものを。……しかしながら、断りの手紙を出してやりとりしている間に彼は死ぬだろう。


 アンデルに任せないのはなぜだろう、という疑問も湧いた。彼は成人し、婚約もしているからいずれ結婚するだろうし、後見人として十分だろうに。それとも、アンデルが引き受けられない理由があるのか? たとえば、体調とか――。


 かぶりを振る。胸に疼痛が走ったからだ。

 アンデルは、元気だろうか。それが心配だ。病気などしてなければいいが、状況がわからない。熱で倒れた彼の見舞いのあと、私は……アンデルからの手紙にほとんど返事を書かなくなったから。


 それよりも問題は、クラウシフがどうして死の呪いを受けたのかだ。死の呪いは何種もあるが、どれも魔族によってかけられるものだ。市街地から出るはずがない彼が、どうして? まさか市街地に魔族が出没したのか? そんなことがあれば、軍で話題にならないはずがないのだが。


「隊長、休暇を取られるとか? 指揮は私にお任せください」

「……何度も言うが、ノックして返答があってからドアは開けろ」

「もう見慣れてますよ、隊長の裸なんて」

「廊下を通る人にも見えるだろう」


 シャツの前を閉じながら、サイネルを睨む。彼は興味なさげに肩をすくめた。そして書類をくれた。ここを離れるのに必要な手続きの書類だ。


「それにしても、どうしたんです、急に。誰か死にましたか?」

「そうだ」


 一瞬、サイネルが黙り込む。しまったと思っているらしい。それでも表情を崩さないのがこの男だ。


「正確には死にかけている。

 お前は信頼できるから話すが、宰相補佐のクラウシフ・シェンケルが死の呪いで余命一月ほどだそうだ。本人から手紙がきた。私に用事があるらしいので会ってくる。

 まだ誰にも話すなよ、いずれしかるべきところから公表されるまでは」

「それは……わかっていますが……」

「このところ、魔族の攻め手も温いし、今日の出陣の慰労でしばらくは先陣を切ることもあるまい。もしあってもお前の采配なら間違いないだろう。頼んだぞ」

「ええ」


 口数が少なくなったサイネルをそのままに、私は手早く荷物をまとめはじめた。

 早馬で向かっても数日かかる路程なので、準備は欠かせない。


「その……、アンデル殿は、シェンケル家の次男ですよね。今回の……」


 サイネルが小さな声で問う。

 なぜアンデル? お前はあの子と知り合いか? そう思わないでもないが、うなずく。


 軍の司令部に提出していく書類の最終チェックをしながら、着替えや身分証をカバンにつめていく。書類の記載に瑕疵があると、また戻ってこなければならないかもしれないので、そちらに意識を多く傾けた。


「ああ。クラウシフ・シェンケルの弟だ。動揺してないといいのだが。あんまり似てないからなあ、あの兄弟は。

 クラウシフは食えない男だが、アンデルは繊細で優しくて、植物の栽培とか、読書とかが好きで、……まあとにかく優しいんだよ。だからこそ、心配だ。シェンケルの――次期当主となるのであれば、不安も大きかろう」

「英雄御三家の当主ですか。平民出の私には想像もつきませんね、その心労は。なにより肉親との別れは辛いものです、いくつになっても、相手が誰でも」

「そう、……だな」


 書類にしたサインが、歪んだ。唇をきゅっと噛みかぶりを振る。

 

「隊長もどうか、気を落とさずに」

「……大丈夫か、サイネル。さっきの緑姫に頭を殴られた?」


 いつもの軽口の応酬になるかと思いきや、サイネルは硬い表情のままだ。

 

「学舎で、三学年上の私ですら、聞き及んでいましたよ。あなた方がいつも、剣技の大会で優勝争いをしていたことも。馬術で競っていたことも。新月祭で少女たちからダンスを申し込まれる数を競っていたことも」

「最後のは心当たりがないぞ。

 だがそうだな、たしかに、二十年も続いた腐れ縁が切れるとは、信じがたいな。あのしぶとそうな男が死ぬなんて、現実感がまったくない」


 書類を掴んで立ち上がった私に向かって、サイネルは珍しく敬礼をした。


「あとはお任せください。なんなら、帰省ついでに適当な男を見繕って結婚・引退して、この隊を私に譲ってくださっても結構ですよ」

「お前が私の婿になるなら、すぐに譲ってやってもいいね。お互いに地獄を見るだろうけど」

「それは最後の手段にとっておきたく」


 言って、サイネルは含み笑いをする。頬に緊張の色を宿したまま。


「では、行ってくる」


 荷を担いで、部屋を出る。サイネルが見送ってくれている視線を背中に感じていた。



 繋いでいた移動用の馬の背に飛び乗った。馬を換えての強行軍で行けば三日のうちに首都プレザに到着できる。なんとか友人の死に目には間に合うだろう。

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