礼李の妄想
この物語は女子中学生のお漏らし、トイレ我慢をテーマにした物語です。苦手な方はお控えください。
秋も終わりに差し掛かっているようだ。気温が一気に下がり、学校指定の制服が短パンの男子小学生、中学生、高校生に比べ、あまりうるさく言われない膝よりも上の丈の学校指定のスカートをはいている女子小学生にはかなりつらい時期になろうとしている。
今日の天気は曇りで、小学校の運動場では風が強く吹き付けている。
この小学校では昼休みが終わると掃除時間が始まる。そのため児童たちは昼休みになると男子は学ランを脱ぎ、その代わりにジャージ。女子は上着を脱ぎ、ジャージ、そして下はスカートを脱ぎ、ハーフパンツ姿になる。長ズボンは用意されておらず、児童は全員半ズボン、ハーフパンツ姿になり、昼休みを過ごすことになる。
音暖香と礼李も青いハーフパンツに青い長袖ジャージを着て二年生のトイレの掃除をしている。
音暖香は尿意と必死に戦っていた。今まで礼李にトイレを我慢していることはばれていない。しかし音暖香は今礼李にデッキブラシを股に挟んでおしっこを我慢しているところを一瞬ではあるが見られてしまった。
音暖香と礼李はお互いにびっくりしているようだ。
(おしっこしたいのばれちゃったかな。恥ずかしいよ。)
音暖香はすぐにデッキブラシを股から外し誤魔化している。礼李がまさかこんなに早く水汲みから帰ってくるなんて思ってもいなかったのだ。
だが礼李は音暖香の情けない姿を違う意味でとらえてしまっていた。
(音暖香ちゃん、もしかして……してたのかなぁ。でもまだ四年生だよ。私だって最近知ったばかりなのに……。)
数秒沈黙の時間が流れた。
「えっと……水まくね。」
礼李はさっきの音暖香を見なかったことにした。だが頭の中ではさっきの光景が離れない。
(音暖香ちゃんオナニーしてたのかな?四年生でオナニーって早くない?私が四年生の時は何にも知らな
かったけど。音暖香ちゃん普段は静かで恥ずかしがりやナノに、実はすごいエロいとか!?)
礼李の頭の中で妄想が繰り広げられる。礼李は妄想に集中しすぎて周りが見えていない。
音暖香には礼李が何を考えているかなんて、そんなことを考えている余裕はなかった。とにかく今すぐにでも小さなタンクにたまったおしっこを蛇口を全開にして出してしまいた。
(目の前にいっぱいトイレあるのに~。そろそろダメかも……。)
音暖香は何とかデッキブラシを握って、トイレの中を歩きまわり掃除をしている風に見せていた。歩いているおかげでじっとしているよりも我慢が楽になった。だが、まったく掃除に集中できていなかった。
するとおしっこのことを考えていた音暖香の足に何かイヤな感触が襲い掛かってきた。
「イャ……!」
いきなりのこと過ぎてあまり声も出なかった。音暖香が嫌な感触のした足を見てみると履いている黒の靴下がいきなりみずびたしになっていた。
「あっ!ごめん音暖香ちゃん!水かかっちゃった!大丈夫!?」
礼李が妄想で頭が働かなくなり、音暖香の足に水をかけてしまったみたいだ。
音暖香が歩くたびに靴下からぐちゅぐちゅと音が鳴る。かなり濡れてしまっているみたいだ。音暖香は足元からだんだんひえてきた。足元の不快感が音暖香の尿意を加速させていく。
(うぅ……。気持ち悪いよぉ……。寒くなってきておしっこが……。)
音暖香のかよわいタンクにためられたおしっこが徐々に尿道に降りてくる。
(落ち着け私!足でブラシ挟んでたからってまだオナニーと決まったわけじゃないし!でもオナニーじゃないとしたら何なの?)
礼李の頭の中はエッチなことでいっぱいになってきた。
音暖香はそんなこと知るはずもなくただひたすらに尿意と戦っている。
(大丈夫。。集中すれば掃除なんてすぐに……。)
(何考えてんだろう、私ったら。健全な音暖香ちゃんの前で。そんなことより今が掃除でしょ!)
二人はお互いに変に意識してしまっている。礼李のそぶりも先ほどから同様により、少し挙動がおかしい。だが礼李にはまだ理性がかろうじて働いており、掃除を真面目に頑張らないといけないという頭に切り替わる。
「音暖香ちゃん。そろそろブラシ直して便器磨こうか。」
「うん。」
音暖香と礼李はデッキブラシを掃除用具入れに直し、便器を磨くスポンジを取り出し分担して和式便器を磨いていく。互いに違う個室の便器を掃除しており、互いが視界に入らないので音暖香のおしっこ我慢は先ほどよりも大胆になり、また礼李の妄想も先ほどよりも激しくなっている。
「うっ、くうう。」
音暖香の尿意もだいぶ我慢の限界のようで苦痛の声がたびたびトイレにかすかに響き渡る。しかし妄想に気を取られている礼李の耳には入っていないようだ。
便器を磨くためにはどうしてもしゃがまなければならない。しゃがむとおしっこを我慢ることが難しいので音暖香はなかなか掃除に身が入らない。しゃがんで少し磨いては尿意が強くなり立って気を紛らわす。強い尿意に襲われている音暖香にとって目の前にトイレがあるにも関わらず、我慢して便器を磨き続けなければならないこの状況は拷問にも感じられる。
そのころ礼李は妄想に浸っていた。
(音暖香ちゃん。いつもは清楚な感じで静かでいい子なのに実はすごくエロいとか!?純粋なふりしてるけ
ど頭の中ではいろんなこと妄想していつもイッてるのかな?もしかしたら私がまだしたことないような
ことまでしたことあったりして……。)
礼李の体はついに妄想だけでは物足りなくなってきた。
(なんか音暖香ちゃんのこと考えてたら私もオナニーしたくなってきちゃった。でも今は掃除時間だよ?
班長の私がそんなことしたらだめだよね?今は我慢しないと。私の知らないところでそんなことしてる
なんて音暖香ってかわいすぎ。なんかいじめたくなってきちゃったかも。)
礼李にそんな風に思われているとも知らずに音暖香は頑張って掃除をしている。そんな音暖香の左手はいよいよ我慢できなくなりおしっこの出口を押さえている。
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