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市立天野川中学校のお漏らしさんたち  作者: あゆてる
家庭訪問編
24/25

我慢してトイレ掃除

この物語は女子中学生のお漏らし、トイレ我慢をテーマにした物語です。苦手な方はお控えください。

 小学二年生のトイレ。音暖香が通っていた小学校は一年生と二年生は学年で一つのトイレだが、三年生からは二学年で共通のトイレを使うようになっている。四年生の音暖香にはこの空間は懐かしく感じられた。

 音暖香は小学生に戻っていることに初めは戸惑っていたが、今は何の違和感もなく自分が小学生であることを受け入れている。まるで本当に小学四年生に戻ってしまったみたいに。

 音暖香は下腹部に違和感を感じながらもトイレ掃除を始めた。まずは床のタイルの上に敷いてあるマットをのける作業だ。年上の礼李が率先してマットを移動してくれるが、音暖香も手伝わないと怒られてしまう。

(おしっこ、結構したいな。)

 マットを二人係で邪魔にならないところに移動させていく。まだ体が小さい音暖香には大変な力仕事だ。体に力がはいり、おしっこ我慢がしずらくなってしまう。

(掃除が終わったらすぐにトイレに。)

 二人はマットを移動し、トイレ内にある掃除用具入れへ移動した。

「それじゃぁほうきで床掃いていこうか。」

「…うん…。」

 人見知りの音暖香は首を振ったり頷いたり口数は少ない。でも本当は人とたくさん話したいと思っているのでたくさん話しかけてくれる礼李のことが音暖香は好きだった。

 トイレにはあまり先生が見回りに来ないので礼李は音暖香に話しかけてくれる。

「音暖香ちゃん、昼休み何してたの?」

「えっと……。」

 音暖香は昼休みが終わるころにこの状況になったので何をしていたのかわからずに困ってしまった。まだ尿意に余裕があったので礼李と話そうと思っていた音暖香だったが、うまく答えられない質問がきてしまった。

「運動場にいたってことは外で遊んでたんだね。」

 音暖香は何か反応しないといけないと思い頷いた。

「私は鬼ごっこしてたんだよ。でも今日すごく寒いよね~。風強いし。ハーフパンツってさむいよね。音 

 暖香ちゃんも長ズボンほしいと思うでしょ?」

「うん……そうだね。」

「だよね。この季節にトイレ掃除って大変だよね。でもちゃんとやらないとね。ほら音暖香ちゃん手止ま

 ってるよ。ちゃんとほうきして。頑張ろう!」

 礼李はとてもまじめなので少しでも掃除をしていないと注意されてしまう。



五分ほどたち、掃除時間の三分の一ほどの時間が過ぎた。

(ちょっと余裕なくなってきたかも、でもまだ少ししか時間たってないのに何でこんな急に!?)

 音暖香は忘れているが今音暖香は小学四年生になっている。音暖香の膀胱もいつもより小さくなっているのだ。当然トイレに行きたくなる頻度も高くなる。小学四年生の時の音暖香はまだ余裕だと思っていても五分もすれば限界が近づいてきてしまうからだだったのだ。

 いくら頻尿とはいえ音暖香は中学生になるまでに成長していたようだ。

(結構行きたいけど、まだ大丈夫そうかな。)

「音暖香ちゃん。私は塵取りでごみ取るから音暖香ちゃんはバケツに水用意してて。」

 音暖香は礼李に言われた通り、バケツに水を張りに行った。

(水の音が~。)

 トイレのタイル、便器、水をためる音、トイレにあるすべてのものが音暖香におしっこを連想させ、尿意を確実にためていく。



「水まくいていくから、音暖香ちゃんはブラシでこすっていってね。」

 音暖香は言われた通りに床を磨いていく。

(おしっこしたいよ~。それにしても今日寒すぎ!)

 外は風が吹いていて寒かったが、トイレの中もかなり冷えていた。その寒さもあり音暖香の尿意は高まっていく。

(でも掃除はあと少しで終わるはず。そしたらすぐにトイレに行って……。)

 音暖香の意識がだんだんおしっこ中心になっていく。

 礼李がバケツ3杯分の水をトイレにまき、タイル全体が水でみたされた。

「もう一杯だけまくね。」

 礼李は音暖香にそういうとトイレに入ってすぐの手洗い場に水をくみに行った。トイレと手洗い場の間には壁があり音暖香と礼李はお互いを目で確認できない。

(見えて……ないよね……?)

 礼李との間に壁があるのをいいことに音暖香は必死で前押さえをした。

(ううぅ……。まさかこんなに限界になっちゃうなんて……。)

 ブラシをこする音が聞こえなくなると礼李に叱られると思った音暖香はブラシを足に挟んで両手で小さな蛇口を抑えながらブラシを動かした。

 ブラシはタイルにこすれる音を放つだけで全く掃除にはなっていなかった。音暖香は礼李のいる方向を背に前を抑えながら体をゆすり続けた。

(はぁこの体制なら少し楽かも。河邊さんが戻ってくるまでこのまま………。)

「音暖香ちゃん!?どうしたの?そんな格好して。」

「……っ!え!えっと……!」

 音暖香は完全に不意を突かれた。またにブラシを挟み、体をくの字に曲げている姿を後ろからとらえられてしまった。礼李がバケツに水を注いでいる音をちゃんと聞いていれば蛇口を閉める音などから礼李が戻ってくるタイミングがわかっただろう。だが尿意に夢中になっていた音暖香の耳には何の情報も入ってきていなかった。

 礼李も予想外の音暖香の姿に少し驚いているようだ。

 音暖香は必死に誤魔化そうとすぐに両手を離し、ブラシを持って何もなかったかのように掃除を続けた。

(音暖香ちゃん……もしかして……。でもまだ四年生だし、まさかね。)

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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