チャンスを掴む女子中学生紅葉
この物語は女子中学生のお漏らし、トイレ我慢をテーマにした物語です。苦手な方はお控えください。
前回部活動体験中に尿意を催してしまったもみちゃんと和香ちゃん。果たしてトイレに行くまで我慢できるのか!?
3人がマウスピースの練習を始めてから20分がたち今は4時15分だ。和香ともみちゃんが尿意と戦いながら練習をしている中沙希ちゃんは尿意を感じることなく練習していた。
沙希ちゃんももみちゃんとトイレに行ってない時間は同じなのに全く尿意を感じていない。沙希ちゃんは普通の人よりも膀胱に多くおしっこをためられるようだ。
沙希ちゃんは2人と違い集中して練習できているので上達も早かった。2人はマウスピースから息の音だけが鳴っていたが沙希ちゃんはちゃんとしたブウウゥゥゥという音が鳴るようになってきていた。
「勇谷さんすごいね!楽器吹いてみよっか!」
亜澄先輩に言われるがままに沙希ちゃんはトロンボーンを構えてみた。マウスピースだけでできていても実際に楽器につけて吹いてみると楽器の重さなどが重なり思ったように吹けない。
その間も2人は尿意と戦いながらマウスピースの練習をしていた。
「コツさえ掴んじゃえば簡単だから音が出るまで頑張ってみて!」
先輩達はそんな2人の尿意がわかるはずもなく、優しく教えてくれる。
(トイレ行きたいなぁ。部活中にトイレはやっぱりだめかなぁ。言ってみようかなぁ。部活中にトイレはダメって怒られちゃうのかなぁ?)
和香はまだ少し余裕があるようだが、もみちゃんはかなり限界のようで頭の中はトイレのことばかりで先輩のアドバイスなんて全然頭に入ってこない。
もみちゃんはついにマウスピースを持っていない手でさりげなくスカートをギュッと抑えるようになっていた。
(ちょっと恥ずかしいけど、誰も見てない時ならばれなければ平気。)
子供っぽいもみちゃんでも中学生になり、おしっこを我慢していることがバレるのに少し羞恥心を持つようになった。
周りの人に気づかれそうになるとなんとなく、スカートを整えてますよという感じでごまかしている。
和香はマウスピースを吹けるようになり、実際にユーフォニアムを構えてみる。倫花先輩にサポートしてもらいながら構えるが、和香は体も小さいので、重たいし、どうもてば良いのかもわからない。そして、ユーフォニアムを構えるときは足を開かなければならない体勢で固定されるのでますますおしっこを我慢するのが辛くなったのだ。
「私離すよ!」
先輩が手の支えを離す。支えがなくなったことでまだ少し重くなったが、なんとか一人で持てている。
「そうそう!できたやん!それでマウスピースを口のところに持ってかれる?」
和香はなんとか頑張って先輩の言うことに従おうとするが、動くとおしっこが出てしまいそうでなかなか動けない。
(どうしよう、ちゃんとやらないと……。でも出ちゃいそうだよぉ…。)
和香は意を決してマウスピースを口に持ってくる。
ーーーじゅわぁーーー
(ヤダァ!)
マウスピースを口に持ってきたことで変な力が入り、おしっこをちびってしまう。和香は思わず足を閉じた。するとバランスが崩れて楽器が落ちそうになる。和香は乙女の蛇口と腕に全力で力を入れる。おしっこはなんとか止まってくれたが、楽器が落ちそうになる。
「わあぁ!」
倫花先輩がなんとか支えてくれたので落とさずには済んだようだ。
「山岡さん?!急に足閉じちゃだめだよ!?危ないから!大丈夫?!」
「は、はいぃ…。すいません。大丈夫です…。」
(はあぁぁ。いろいろあぶなかったぁぁ。)
もみあもおしっこを我慢しながら実際にマウスピースをトランペットにつけて練習している。立って練習しているので、じっとしていられず足がソワソワと動いてしまう。そのため、音が安定しない。
「杉本さん。私、トイレ行ってくるね。」
(え?部活中にトイレ行ってもいいの?!)
もみちゃんの様子を見て珠里先輩も少し尿意を感じたのか部活を少しサボりたかったのかはわからないが、2人にとって大チャンスがやってきた。
「え?今トイレ行ってもいいんですか?」
「うん。部活中は自由に行っていいからね。」
「じゃあ私も行っていいんですか?」
「いいよ。一緒に行こうか。」
もみちゃんは長い我慢の末にチャンスを手にした。
しかしその様子を見ていた和香はなかなか勇気が出さずに我慢を続けていた。
「山岡さん?足開ける?」
倫花先輩がなんとか構えられるように教えてくれる。だが和香はおしっこが出てきてしまいそうで、なかなか足を開くことができない。
「無理そう?ちょっと重たいかなぁ?」
(どうしよう。ちゃんと構えんと。でも漏れちゃいそうだよぉ。)
倫花先輩も2年生で今まで後輩に教えたことがないのでどうしていいのか困っている。
「どうしようか?ちょっと休憩する?」
和香は一旦もう無理だと思い、うなずいた。倫花先輩がユーフォニアムをおろしてくれる。
和香のではスカートの上に添えられ、足はピッチリと閉じられている。
和香の様子に倫花先輩は心配になる。どうしてあげていいのかわからないのでとりあえず何か話す倫花。
「山岡さんって何組なん?」
「1組です。」
「へぇー。」
保健室前のトイレではもみちゃんの気持ちよさそうな放尿音が響いていた。もみちゃんは音消ししないので隣の個室に入っている珠里先輩に丸聞こえだ。限界まで我慢して、おちびりもしていないのですごい量のおしっこが出てくる。
ーーーシャァァァァァァァーーー
(杉本さん、すごいなぁ。我慢してたんだろうなぁ。)
隣の個室で珠里はもみちゃんの放尿音を聞いていた。実は珠里はトイレに行きたかったのではなく、ただトイレで部活をさぼりたかっただけだった。
もみちゃんは膀胱を空にして個室から出てきた。もみちゃんが個室から出たのを確認して珠里はもみちゃんに言った。
「杉本さん!まだ先輩終わりそうにないけぇ、先に戻って練習しよって!!」
「はい!わかりました。」
珠里はたださぼりたいだけだ。もみちゃんは疑うこともなくLL教室に戻って行った。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
もみちゃんはなんとかトイレに間に合いました!よかったねー。次回は和香ちゃんです!!和香ちゃんはトイレまで我慢できるのか!?




