2人の我慢
この物語は女子中学生のお漏らし、トイレ我慢をテーマにした物語です。苦手な方はお控えください。
前回まで先輩方は無事にトイレに間に合いました!さすが先輩!今回は和香ちゃんと幸哉のおしがまです!2人は無事にトイレまで我慢できるのか!?今回で部活動紹介編は完結です!
部活動紹介虎のテニス部の紹介が始まった。和香も幸哉ももう我慢の限界だ。
(なんでなの!?今日はちゃんとトイレ行ったのに!)
和香は紫怨のせいで今尿意との戦いを強いられているが、幸哉は完全な自業自得だった。
(くっそ!トイレ行っときゃよかった!でもこんなに長いって知らんやったんやし、仕方なくね?!長いんやったら先に言っとけや!クソが!しかも隣山岡やし!前押さえれねーじゃん!どったいけよマジで!)
幸哉は自分のことなのに、心の中で他人のせいにして、言い訳を作っている。こういうところが自己中なのだ。
「これでソフトテニス部の紹介を終わります。」
テニス部の紹介はそんなに長くなく、すぐに終わった。不幸中の幸いだ。
(やった!やっとトイレ行ける!)
だがここで2人の予想していなかったアディショナルタイムがあったのだ。一年部の先生がこれからについて話し出したのだ。
(マジかよ!マジでしっこヤベェって!)
ーーーショロショローーー
ーーージョッ!ーーー
(やぁ……。出ちゃう……。)
「くっ!」
和香と幸哉が同時におちびりををしてしまった。和香は慣れているので声には出なかったが、幸哉はおしっこ我慢をすることがあまりないのでおちびりに声を出してしまった。
幸哉の声に和香は驚いた。
(松本君今声出したよね?なんかさっきから怒っちょるんかな?怖いよ。)
和香は幸哉がおしっこを我慢しているとは知ることもなく少しびびっていた。
先生の話も後半に差しかかってきた時だった。
ーーージュワジュワッ!ーーー
「うっ!」
幸哉は再びおちびりをしてしまったのだ。今度はさっきよりも多い。幸哉は息が荒くなってきていた。鼻息は荒く、口からは時折喘ぎ声が聞こえる。じっと下を向いて戦っている。
和香はそんな幸哉にびびっていた。
(なんで松本君こんなに怒っちょるん?自分なんかした?うぅ……。それよりトイレやばいよぉ〜。)
先生の話が終わり、解散となった。
今からは個人で教室に荷物を取りに行き、体験したい部活動があれば、部活動を行っているところに行くという流れだ。
1年生全員が一斉に教室へ向かう。和香と幸哉も早歩きで教室と同じ方向にある一年生用トイレを目指す。
しかし、みんな考える事は同じようで、トイレに寄ってから教室に戻る生徒が多かったのだ。和香も幸哉も順番待ちをしなければならなくなった。
幸哉が男子トイレに着いたときにはスリッパは一つも余っておらず、トイレの前には5、6人の人が並んでいた。仲のいいグループがワイワイ言いながら用を足しているのでなかなか進まない。
(くっそ!早くしろよ!!こっちは部活紹介の前からしっこ我慢したんだよ!テメェらがいるから前も押さえらんねぇし!!マジ死ね!)
心の中ではこんなことを言っているが、実際には切羽詰まった表情で、なるべく我慢の限界を周りに悟られないように足踏みをしている。
幸哉にとっておしっこを我慢する事はダサくて恥ずかしい事なのだ。自分が周りにダサいとどうしても思われたくなかったので動きを最小限にする。
だがついつい手が股間に伸びてしまう。幸哉まであと2人というところで幸哉はある行動を開始した。
(くっそあとちょっと!こうなったら!)
幸哉は片手を制服の丈の長めのズボンのポケットに右手を突っ込んで前押さえの体制になった。
(これなら押さえてるのバレてねーからセーフ。マジではよ!)
そしていよいよスリッパが幸哉の番に回ってきた。幸哉は前の人がスリッパを脱いだ瞬間にスリッパを前の人とぶつかりながらも履いた。
便器の前に行くとベルトを外す。幸哉は小学生の頃はベルトをつけていなかったので、この作業になかなか時間がかかる。
その頃和香は個室の前に並んでいた。和香は幸哉と違い。全力で乙女の蛇口を両手で押さえ、足踏みをしている。周りの人も心配してくれていた。
(早く早く早く早く!トイレーー!!)
「山岡さん。大丈夫?」
「え?大丈夫……。」
見ている方も大丈夫ではないのはわかる。かわいいショートカットと膝上5cm程度のスカートを激しく揺らしながら足踏みをする。
和香のおしっこ我慢がかなり限界に近いことが個室の中の人にも伝わり、中の人も急いでくれた。
そのおかげで個室は早く開き、和香が個室にはいる。まだハーフパンツの固結びを解くのは入学して4日たった今でもまだ時間がかかる。
(あとちょっと!あとちょっと!1日に2回もお漏らしなんて!ありえん!)
和香は昼休みに大きい方も失敗をしている。和香はなんとしてもお漏らしだけは避けたかった。
なんとか固結びを解き、ハーフパンツと白いパンツを下ろして放尿を開始した。それと同時に男子トイレでは幸哉も放尿を開始した。
ーーージョーーー!ーーー
和香は10秒程度で終わったが幸哉は1分も続いていた。
(うおーー!気持ちいいー!まじでやばかっまわー!和香まっ、俺がお漏らしするわけないけど。)
幸哉はそんなことを思いながらおちびりのシミを見ないフリをした。
和香は入念にパンツを拭き、トイレを後にした。
こうして幸哉、倫花の尿と紫怨の尿が和香と萌花の蛇口から無事に天野川中学校のトイレへと流されていったのだ。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
今回も結局間に合ってしまいました。そろそろお漏らし回も書きたいと思っております。お楽しみに!
そして次回からは部活動体験編が始まります。




