君となら永遠を。
桜の木の下には、桜の花びらが落ちている。
桜の絨毯の上に、僕ら2人は座っている。
僕らの視線の先には、まんまるのお月様。
とても綺麗な月。でも、君の方が綺麗だ、なんて恥ずかしい事を思っている。
☆
私たちは、互いの顔を見ない。恥ずかしいから。
でもその代わりに、繋いでいる手の温もりが、君の存在を知らせてくれる。
幻想的な風景。こんな景色を君と見ることが出来て私は最高に幸せものだ。
☆
小さな手。柔らかい手。今日初めて握った手。勇気を出して握った手。離されたらどうしようって思ったけれど、君は離さなかった。
この手の繋がりは、君との繋がり。
君といつまでも手を繋いでいたい。
ずっと繋がっていたい。
☆
無言の時が続いてるけど、君が言いたい事は分かってるよ。
この手から、伝わってくるんだ。君の想いが。
私も、伝えられているかな?
君となら、永遠を誓える。
☆
ねえ、君は僕の事をずっと好きでいてくれる?
離れても、遠くに行っても、僕のことを忘れないでいてくれる?
いつかまたあった時に、いつもみたいな笑顔で微笑んでくれる?
☆
私は、君がどこに行ったって、どんなに時が経ったって、
ずっとずっと、君を好きでいるよ。
君のことを忘れないよ。君の顔も、声も、この手の温もりも。
今日見たこの綺麗な月も。
永遠に。