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君となら永遠を。

桜の木の下には、桜の花びらが落ちている。

桜の絨毯の上に、僕ら2人は座っている。

僕らの視線の先には、まんまるのお月様。

とても綺麗な月。でも、君の方が綺麗だ、なんて恥ずかしい事を思っている。



私たちは、互いの顔を見ない。恥ずかしいから。

でもその代わりに、繋いでいる手の温もりが、君の存在を知らせてくれる。

幻想的な風景。こんな景色を君と見ることが出来て私は最高に幸せものだ。



小さな手。柔らかい手。今日初めて握った手。勇気を出して握った手。離されたらどうしようって思ったけれど、君は離さなかった。

この手の繋がりは、君との繋がり。

君といつまでも手を繋いでいたい。

ずっと繋がっていたい。



無言の時が続いてるけど、君が言いたい事は分かってるよ。

この手から、伝わってくるんだ。君の想いが。

私も、伝えられているかな?

君となら、永遠を誓える。



ねえ、君は僕の事をずっと好きでいてくれる?

離れても、遠くに行っても、僕のことを忘れないでいてくれる?

いつかまたあった時に、いつもみたいな笑顔で微笑んでくれる?



私は、君がどこに行ったって、どんなに時が経ったって、

ずっとずっと、君を好きでいるよ。

君のことを忘れないよ。君の顔も、声も、この手の温もりも。

今日見たこの綺麗な月も。

永遠に。








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