不適切動画について
※小説ではないです。すいません。
相次ぐ不適切動画に対するぼくの意見です。
テレビのニュースを見ていると、
「くら寿司」の店員がゴミ箱に捨てた魚を
まな板にのせてさばいていた。不衛生だ。
「すき家」の店員が床に氷を投げつけて、
股間におたまを当てるバカな動画を投稿した。
「ビックエコー」の店員が床に鶏肉をこすりつけて、
フライヤーで揚げていた。食欲が失せた。
「セブンイレブン」の店員がおでんの白滝を
口に含んで吐き出していた。不愉快だった。
「バーミヤン」の店員が厨房でタバコを吸っていた。
とまあ、こんな感じのニュースが連日報道されています。
みなさんは、「なんでこんなことをするんだ?」
「面白いと思っているのか?」などと言いますが、
ワタクシの見解としては、
「面白い」「面白くない」ではなくて、
「有名になりたい」からやっているのではないかと思いました。
古代ギリシャの有名な放火犯である
若い羊飼い「ヘロストラトス」は、
歴史に名を残したくて、
アルテミス神殿に火をつけましたが、
それと今回の炎上動画も似てるなと思いました。
他にもたくさん、
不適切動画がメディアで取り上げられていますけど、
「やった。俺、テレビに出てるじゃん!」
っていう高揚感を得るために
SNSや動画投稿サイトにアップするんだと思いました。
バカはバカでも、
みんなが思ってるほどバカじゃなくて、
「これをやったら炎上するな」とは考えているはずです。
でも、逮捕されるとか、犯罪だとかは思ってないはずです。
このニュースの感想としては、
ぼくも不愉快に感じたんですけど、
それよりも許せないのが、
国民のみなさんを嫌な気持ちにさせたことです。
エンゲル係数の話になりますが、
これを見た視聴者の方々は、
「くら寿司に行くのやめようかな」
「外食するの不安だわ」と思いますよね。
そうすると、外食チェーン店の売り上げが下がります。
「くら寿司」も「すき家」も全国展開しているので、
その被害額ははかり知れません!
日本の経済も滞ってしまう。
たったひとりの人間の軽率な言動のせいで、
国民全体に迷惑がかかっているんですよね。
来年には東京オリンピックもあります!
そういう人のせいで、日本の信頼はなくなりますよ。
ぼくも人のことは言えませんが、
もうちょっと考えてほしいですね。
有名になりたい気持ちはわかりますけど、
それならば必死に努力して一芸に秀でるとか、
起業して社会に貢献するとか手段はあると思います。
今回の失敗を教訓として、
これからは日本のため、
社会のために尽くしてほしいものです。
結びになりますが、
これからさらに、
インターネット社会は加速していくと思います。
ボタンひとつで世界と簡単に繋がれる時代だからこそ、
言葉を軽く扱うことなく、
重く、そして丁寧に、発信していけたらなと思いました。
言語による障壁はあっても、
インターネットに国境はありません。
これからは国民の一人一人が見られる時代です。
日本という国を守るのも、汚すのも、自分たち次第です。